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【ガンプラ】HGSEED R16 M1アストレイ レビュー

量産機なのに見た目はガンダム?!2024年の新作映画に合わせてSEED系ガンプラが再販ラッシュだ!!

というわけで…今回はHGCE…ではなく、SEED系としては旧シリーズにあたるHGSEEDよりM1アストレイのガンプラを見ていきますよ!

アイズ

おお、これは確かオーブ軍の量産機だったよね?当初ガンプラのサブとして組み始めたはずが今ではメインとなっている30M系でよく量産機に触れていたこともあって、久々のガンプラだけど親近感があって触りやすいね!

マカセ

ですね。しかし量産機でありながら見た目はガンダムそのものという量産機としてはかなり異例なマシンになっているのがM1アストレイの大きな特徴。そんな量産機なのにめちゃくちゃカッコイイ機体…細部までじっくりと見ていきましょう!

目次

HG MBF-M1 M1アストレイ

説明書・ランナー紹介

説明書はこんな感じ。この表示にはパッケージアートをデカデカと、裏面に大きく機体や武装、パイロットの解説をそれぞれ掲載しているのは10年ちょい前とくらいまでは見かけましたが最近だとあまり見かけない構成なので、僕がガンプラにハマりだした小中学生ごろを思い出してちょっと懐かしくなりましたねぇ…

アイズ

そういえばこのHGSEEDシリーズは20年くらい前?の放送当時にに出た初期型と、10年くらい前のリマスター版放送当時に一部パーツやシールデカールの仕様変更をしたプラモのリマスターもあったんだっけ?

マカセ

ですね。放送当時幼すぎて買うことも組むこともままならなかったものに改めて挑戦する機会が来たというのは嬉しい話…なのですが、実はこのM1アストレイのプラモ…これはプラモのリマスター版が出たタイミングの最新フォーマットに合わせて作られたらしい完全新規のアイテムだったりする地味にスゴイやつなのですよね…!!

アイズ

そうなんだ?!放送当時出なかったのに後になって発売されたというのはアツい展開だね!しかもこの当時の最新というと… 00ガンダムの2期くらいだっけ?となれば少しずつ肩の接続が水星の魔女系ガンプラや30MMなどいまのスタンダードとなる構造の始まりの時期か!

そのあたりはこれからチェックしていくとしましょう!

シール類。M1アストレイは上述のとおりリマスター時に当時した完全新規なので厳密には違いますが、初期版にも色分けを補うためのホイルシールに加え、リマスター時に追加されたマーキングシールもしっかり付属しています。

各種ランナーはこんな感じ。基本的な本体カラーはこれだけでほとんど再現できていそうな感じですね。

アイズ

軟質パーツとしてはこんな感じで、ビームサーベルに使うクリアピンクのパーツに加え、関節部分などに使うPCパーツが付属しているよ。今でこそ2番のようなボール状のパーツくらいしか見ないけど(30MMではこのタイプしか見ないこともあるかも?)、技術的なご先祖ともいえる昔のガンプラはこんなにもたくさんの種類のPCパーツがあったんだなぁ…

ヘッド&胸部パーツ

ヘッドパーツはこんな感じ!このころのほかのガンダムタイプの機体と同じく、目とアゴが一体化したパーツにフェイスマスクを装着、そこに2パーツ構成の外装を装着し、最後にVアンテナをセット…という構造になっています。

アイズ

量産機なのにガンダムヘッドってすごいな…!連合軍はストライクガンダム量産の際にストライクダガーや105ダガーなどでゴーグル型等簡易タイプっぽい感じにされてたけど、こっちはプロトタイプに当たるガンダムアストレイ(レッドフレームなど)からほぼそのままのデザインで量産化されているみたい?

マカセ

ヘッドを組む際にはデュアルアイ、額のセンサー部分にシールを貼ることで色分けできるようになっています…が、正直このころのシールはちょっとやぼったい感じの見た目になってしまう気もするので、せっかくモールドもあることですしガンダムマーカーなどで部分塗装をするとより見栄えが良くなるかもしれませんね。

続いてボディはこんな感じ。左右のエアインテークに腹部のハッチなど、頭部と同じくガンダムタイプっぽい特徴がみられるのがポイントですね。

アイズ

一つ残念なポイントを挙げるとすれば…M1アストレイのガンプラはバックパックとボディが一体成型になっているんだよね。設定的にはストライクガンダムのエールストライカーをもとに開発されてるらしいんだけど…ここを交換するのが基本無理そうなのはちょっと残念だね。

マカセ

一応バックパックに拡張用の3ミリ穴はありますが、これは空中戦をよりやりやすくするためのフライトユニット「シュライク」を装備するための物なのでしょうね。(しかしシュライク装備はまだキット化されていない…)

アイズ

という気になるポイントはあるものの、カッコイイことには変わりなし!このままほかの部分もチェックしていこう!

アームパーツ

ということで続いてアームを見ていきましょう!

マカセ

まずチェックするのは肩パーツ。こちらは現在の30MMにも受け継がれている肩ボール式の接続規格が採用されている…とはいえ、構造自体はボールジョイントがフレーム式ではなく装甲と一体成型となっているため、装甲を跳ね上げたりする可動はできなさそうですね。

アイズ

見た目的には…シンプルな装甲に後部のスラスターと、シンプルながらカッコよく、そして機能性もあっていいね!

マカセ

肩から下部分を一気に組み立てていきましょう!この時は挟み込み式、PCパーツによるピン接続式など今となっては古くなってしまったともいえる規格が使われていますね。(昔のキットなので当然といえば当然)なんだか懐かしいですね…

アイズ

ここで組んだパーツに装甲をプラスしつつ組み合わせていくことでアームが完成!赤い部分はフレームなのか装甲なのかいまいちわかんないけど(ハンドパーツが黒成形なため)、ガンダムアストレイと同じように赤い部分がフレームなのだとすれば、この機体も防御力を削って回避力を高めているっぽい?

レッグパーツ

アイズ

続いて組むのはレッグパーツ!説明書通りに組むとまず見るのはスリッパだけど…構造そのものは結構シンプルだね。

マカセ

色分けが足りないようにも見えますが、設定的にはこれでOKらしいですね。とはいえこれなら足の甲部分にあるディテールに塗装を入れるのもアリかも?

続いてメイン部分をチェック。最近のガンプラや30MM等の関連プラモでは膝上、膝、ひざ下などブロックごとに組んでそれをつなぐ組み方をしますが…M1アストレイの場合はまず各種内装パーツを組んだうえで…

それを装甲パーツにセットし挟み込む形で膝&膝下を組み立て…

さらに膝をベースに膝上パーツを挟み込む形で組み立てることでレッグが出来上がる!という作り方になっている模様。挟み込み形式ふんだんに使われているようですね。

腰回り

続いて腰回りをチェック!カスタム用に余らないかなぁと思ってたPCパーツはこの辺りから一気に使うようになってきたね…!

赤いフレーム部分をベースにPCパーツやフレームを使い、サイドや股下のスタンド接続用穴を実装しています。またレッグの接続形式は現在よく使われているピンタイプなので、さらっと最近のプラモとの互換性もあるのはいいですね!

アイズ

SEED系プラモだとこのタイプのレッグ接続規格を持ってるのほとんどないみたいだからなぁ…互換性あるのはうれしいよね。

それに加え…サイドアーマーや正面から見える赤い三角のパーツをセットすれば腰が完成!サイドに装甲をセットすることで拡張性が下がるのかと思いきや、後述の理由もあって3ミリ穴が開いているので、拡張性そのものはそのまま保たれているのがポイント。いろいろ好きな装備を盛ることもできそうです!!

中間組み立て

マカセ

では…本体の構成パーツの組み立てが終わったので、いったん本体を組んでいくとしましょう!

アイズ

まずはレッグ周り。まぁここは簡単で、またの3ミリピンにレッグのPCパーツを組み合わせることで下半身の組み立ては完了となるよ!

マカセ

そして腰のピンに腹部装甲、PCパーツ、ボディという感じでセットすることで…

本体完成!!

マカセ

ひとまず本体が出来上がりました!これはもう見た目は完全にガンダム…ほんとに量産機とは思えないカッコよさですね…!

アイズ

SEED世界はガンダムいっぱいいるから見た目のインパクトはないかもしれないけど、大量に量産されたM1アストレイが初代ガンダムの世界とかにジムなどの代わりとしていたとしたら…白い悪魔なんて呼ばれ恐れられてたガンダムそっくりの機体が大群で襲い掛かってくるともいえるから、ものすごい恐怖の軍勢になっただろうなぁ…なんて思ったりしちゃうね。

可動域のチェックもやっておきましょう。まずヘッドですが…こちらはPCパーツではありますがほかのほとんどのガンプラや30MMなどと同じ規格となっていることもあってか、上下左右とかなり自由に動かせるようになっていますね。

アイズ

アームの可動域はこんな感じ。最近のプラモのようなフレーム式になっていないこともあって肩は思ったより上がらないのは残念だけど、肘の可動域は結構すごいね!!

マカセ

腰回りの可動域はこんな感じ。サイドアーマーは少しだけ上に跳ね上げることができるほか、180度…とまではいきませんが開脚も結構いい感じにできるのがポイントですね。

アイズ

ただ後方への開脚はリアアーマーが干渉しちゃってあんまり動かないみたいだね。

アイズ

膝の可動域はこんな感じ。正座ができるほどではないけどここも結構いい感じ!ポージングを取らせる分には困らなさそうだね。

ハンドパーツはここまでの画像で使っていた武器持ち手のほか、握りこぶしに加え右手のみ銃持ち手が付属していますので、右手にビームライフルを持たせる際はこちらを使うとよりいい感じの見た目になるかもですね。

付属品

武装:フライトユニット(固定装備)

マカセ

続いて武装パーツをチェックしていきましょう!まず初めに見ていくのはバックパックのフライトユニットです。

まずは赤いカバーとスラスターパーツを取り付け上部を組み立て

エールストライカーの物に似た可動式スラスターブロックを左右分併せて2個組み、バックパック下部のボールジョイントにセット

最後に上部のピンにビームサーベルグリップをセットすることで…

M1アストレイのフライトユニットが完成です!

アイズ

ふむ…ボディとの一体成型品だからどちらかといえば本体パーツといった方がよさそうだけど、それでももとになったらしいエールストライカーによく似たスラスター各部位はすごくかっこいいし、ビームサーベルビーもしっかり装備されてるから機動力だけじゃなく火力や近接戦闘に対応できたりと機能強化に大きく貢献しているみたいだね!

武装:ビームライフル

続いてビームライフルです。正式名称は・・・で、黒の単色成形となっているかなりシンプルな武器となっています。

アイズ

構成は本体2パーツモナカ合わせに銃口の3パーツ式。メイングリップは底部の造形により差し込みでの装備は不可、サブグリップはせっかくあるのに稼働しないから基本使い道がなくなっちゃってるみたいだね…

マカセ

とはいえ装備させるとそれだけでなんだか強そうな感じに見えてきますし、構えればカッコイイポージングもお手の物!やはり武器の有無だけでもかなり印象が変わってきますね!!

武装:シールド&マウントジョイント

マカセ

続いてはこちら、シールドです。ものとしてはストライクガンダムやデュエルガンダムに採用されている耐ビームコーティングシールドと同じもののようで、形状そのものは全く同じものとなっていますね。

アイズ

使用パーツはPC含めた3パーツ。裏面にできる3ミリ穴にはアーム接続用のジョイントパーツを装着できるようになってるね。

マカセ

装備させた状態はこんな感じ。このシールドは設定的にはストライクガンダムなどの物と同じように表面のT字っぽいでっぱりが別カラー(今回はレッド)なのですが、昔のキットということもアリ残念ながら色分けはされていません。

アイズ

これに関しては今比較的安価&簡単に入手できるEGストライクの物を塗装込みで流用するといいかも!

ちなみにアーム接続用のほかにもう一つ、バックパックへのマウント用パーツも装着できるようになっていまして、これを介することでライフルとシールドを手に持たず装備させることもできるようになっています。

アイズ

もちろんバックパックの3ミリ穴はほかのパーツを装着するのにも使えるから、いろいろカスタムに使うのもアリだね!

武装:ビームサーベル

ぱっと見だと装飾パーツのようにも見えるビームサーベルですが、冒頭の軟質ランナーでも示されたように…

マカセ

抜き放って付属しているビーム刃を装着することでビームサーベルとしてしっかり持たせることができるようになっています!

アイズ

昔のガンプラってビームサーベルは持っている手ごと真っ白のプラ成形になってるキットも少なくなかったから、こうしてしっかり使えるようになってるのはうれしいね!

武装:対艦刀×2

アイズ

本来のM1アストレイの武装はここまでらしいんだけど…このキットにはボーナスパーツなのか、オーブ製の複合型ストライカーパック「オオトリ」などに収録されている対艦刀がなんと2本も付属しているみた!!

マカセ

これはうれしいですね…!近接武器は一応ビームサーベルがあるとはいえ、長物の実体剣があるとやはりカッコよさがグンとアップしますからね…!!

マカセ

手に持たせるとこんな感じ!長いので少しポージングは難しめですが、やはり迫力が段違いだ…!

アイズ

両手に2本持たせるのもいいけど、シールドなどと合わせて1本を振り回しているような感じで使うのもいいかもね!

というわけで…マウントパーツを使い腰にセットすれば、今回のキットのフル装備状態が完成となります!

アイズ

ちなみにこの対艦刀は一応バックパックにも装着できるよ。まぁこうすると可動などがすごくやりにくいという点には注意しなきゃいけないけど…

おわりに

というわけで…HGのガンダムSEEDシリーズより、M1アストレイのキットレビューでした!

アイズ

何度も書いちゃってるけど…ガンヴォルヴァのようなガンダムに酷似しているというよりも、量産機なのに見た目は完全にガンダムな機体がこのM1アストレイなわけだけど、とても量産機とは思えないほどのカッコよさになってたと思うよ!

マカセ

拡張性があまりないのは30MM等を好んで組んでいる僕としては残念ですが、プラモ単体の出来は色分けの足りなさを除けばかなりいいものとなっていると思いますし、また再販がかかればぜひぜひ入手を狙ってみてほしい一品となっていました!

アイズ

今ではまた見かけなくなっちゃったけど…またSEEDFREEDOMの映画が公開された後にでも再販が来てくれたらうれしいね!まぁしばらくはライジングフリーダムなどの新機体が出ると思うけども…

ということで今回はこの辺で!今年もよいプラモライフを!!

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この記事を書いた人

当初家にたくさんあった「積みプラ」と呼ばれるものを崩すついでに「情報発信に挑戦」しようとブログを始めた人。早いものでブログ開設からもうすぐ3年となります。

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