どうも、マカセです!
今回はEG(エントリーグレード)シリーズのガンダムを見ていくよー
エントリーグレードシリーズは、出来るだけパーツ構成をシンプルにすることで、プラモデル未経験者も簡単に、かつ高クオリティにプラモデルを制作できるように新たに設定されたブランドなのだそうです。
その中でも、どこだったかは忘れてしまいましたが武器アリ版が先行販売されていたり、一番くじの景品としてクリアバージョンがこれまた先行販売されるなど、ちらほら入手する機会がありましたが、どれもこれも絶大な人気が出たようで、ことごとく狩りつくされて初心者さんに届くことはほぼ無かったようですね…笑
その後転売に大量に出されていたのは言うまでもない
で、そんなEGガンダムですが、今回ようやく正式に一般販売が開始されることになりました!
…武器が付属していないライトパッケージ版として。
なんで武器なしにしてしまったのかはちとわかりませんが、ここは他キットからの流用で意外と何とかなってしまうので、とりあえず本体だけ見ていきましょう!
動画版はこちら!!
新たに動画版も製作しましたので置いておきます。
動画版では、特に可動域をより分かりやすくお伝えしている(出来ているかな…?)のに加え、EGガンダムを使用した塗装作例も紹介しています。よかったら見ていってくださいね!
パッケージ
パッケージ。
先行分を入手できた方は既にご存じかとは思いますが、最近の30MMのオプションパーツなどと同じく、なんと袋タイプのパッケージとなっています。
パッケージが簡素化されていますが、正直捨てるにしてもこっちの方がかさばらないので個人的には良い改良ポイントだなーと思いました。(ちなみに同EGシリーズの仮面ライダーなどはフツーの箱だったりする)
裏面。
組み立ての簡単な手順が書いてありますね。
説明書。
なんとなくですが、説明書に記載されている内容までシンプルになっているような気がします…笑
中には組み立て方のほか、ガンプラどころか、そもそもガンダムとは何なのかという、
ガンダムどころかプラモデルを全く作ったことがない人に向けた説明書きがちらほら見受けられます。
なるほど、これは確かに入門キット、といった感じだね…
そしてランナー。
2枚構成になっている…と思いきや??
よーく見てみると、黄色のA1ランナー、赤いA2、A4ランナー、青とグレーのA3ランナーというように、部位ごとに細かく分けられたランナーを一枚に集積しているということがわかります。
装甲部を担当するBランナーも同じような構成になっています。
EG(エントリーグレード) ガンダム(ライトパッケージ)
というわけで完成図をどうぞ!
全体像。
ぱっと見のフォルムはHGUCシリーズとほとんど変わらない…どころか、パーツでの色分けは、一部HGUCを凌ぐ部分もあったりします。(後ほど紹介します。)
↓比較用のリバイブ版ガンダム(パラリンピック仕様ですが、キットはリバイブ版の色を変えただけのやつです)です。よかったらこちらも見ていってくださいね!
ちなみに製作にかかった時間ですが、ゲート処理とメラミンスポンジかけを並行してやっていくと、HGUCを作った時と同じくらい時間がかかりました。構造が簡単になったとはいえ、制作時の手間はこれまでのガンプラとそこまで大差はなさそうですね。
上半身アップ。
見た感じはHGUC版とほとんど同じ。
…と思わせて、頭部センサー(アンテナの赤いパーツの上あたり)はパーツでの色分けがなされている点、目の隈取(目との黄色と赤のパーツの間にある黒い部分)が、あえて隙間を作ることで、その影を使って表現する、というように、面白い構造で色分けを再現している所もあったりします。
背面。
バックパックのビームサーベルは脱着が可能。バーニアはHGUCなどとは違い取り外しは出来なくなっています。
腰付近。
EG組んでて一番びっくりしたのが、これまでシールでの色分けしかなかった黄色のVマークが、ついにパーツでの色分けになっているという点です。ここHGUCでもやっていなかったことなので、まさかEGで色分けが実現するとはおもってもみませんでした。
胴体との接続はボールジョイントとなっています。
ちなみにポリキャップは一切使われていないので、摩耗には注意がいりそうです。
サイドアーマー、足の接続もボールジョイント接続となっています。
古いHGシリーズや、SEEDコレクションシリーズといった旧キットでよくあった構造ですね。なんだか懐かしいなぁ…
リアアーマーは固定式なので全く可動しません。
足。
これといって言うことはないかな?というシンプルかつ高クオリティ仕様です。
可動域
続いて可動域を見ていきましょう!
EGガンダムの可動関節には、HGACリーオーから始まり、30MMシリーズに派生していったり、デスアーミーやウィンダムなどごく一部のガンプラでも採用されているCジョイント方式が採用されています。そのため、これらのプラモデルとは一部互換性があります。組み替えてカスタマイズしてみるのも面白そうですね…!
まずは頭部。
30MMシエルノヴァなどと同じように、前にはあんまり動かせませんが、左右、そして後方にはかなりよく動かすことができるようになっています。
腕回りの可動。
胴体と肩の接続にはなんとCジョイントが使用されているので、肩をめちゃくちゃ跳ね上げることができます。
肘もかなりよく曲がります。
むしろ曲がりすぎてしまうのか、装甲の形状でロックをかけているようにも見えますね。
腹部には2か所ほどボールジョイント接続されている部分があり、ここを使うことで、ねじる、ひねるといった感じの動作をとらせることができます。
左右開脚。
一応可動域が設定されているものの、実はほとんど動かせないフロントアーマーとサイドアーマーが思いっきり干渉してくるせいか、思いのほか開くことができなくなっているようです。
まぁこれだけ開ければ十分なのかな…?
前後開脚。
左右開脚と同じく、干渉によって可動域が少し狭まっています。が、こちらも十分な可動域はあるので問題はなさそう。
膝の可動。
30MMなどとよく似たジョイントを使用し、2重関節を生かし正座を出来るレベルの可動域を持っています。
足首。
前後の可動はCジョイントで、更にボールジョイントでの可動もあるので、この辺りの可動範囲はかなり広いのではないか?と思われます。
ポージング
続いてポージングをやっていきます。
まずは唯一の付属武装であるビームサーベル。
付属していませんが、一応サーベル刃を差すことが出来る穴が開いています。
これは他キットから流用してくることで、ビームサーベルを再現することができるようになる、ということだね
HGUC(リバイブ版)ガンダムと並べてみる。(頭は見当たらなかったのでジムのもので代用しています。)
見た目、可動域はそんなに変わらないのに、EG版は武器なしとはいえ500円程度で買えるようになっているんだ(リバイブは武器込みで1100円)。
リバイブからライフルとシールドを流用してみる。ガンダムといえばやっぱこれですよね!
ちなみにライフルは手の形状、構造上装備できなかったので、ハンドパーツごと流用しています。
一応後からも見てみる。
シールド構えて出撃!
さっきと似たアングルですが種ポーズもどきをば…
ビームサーベル抜刀!
シールドを背負って二刀流!
サーベル刃が2本あればこんなことも出来てしまいます。お持ちの方はぜひお試しあれ!
今回のまとめ
以上、EGガンダムのレビューでした!
武器が付属していないのが残念なポイントですが、本体の出来は「ほんとに入門用??」 と言いたくなるくらい抜群に良いものなのではないか、と思いました。だって他のEGシリーズって全く可動しないんですよ?そんな中でフル可動モデルってすごいですよね…(その分組み立てやすさは低下しているかもしれない)
さて、さっそく品薄になりかけているEGガンダムですが、まだまだ終わりではありませんよ!
せっかくの入門用キットということなので、これを基にして改造、塗装なども少しやっていこうと思います。近いうちに続きを書くと思いますので、よかったら見ていってくださいね!
それでは私たちはこの辺で失礼するよー
皆さん、良いプラモライフを!