便利なアイテムを輩出し続けるに人気オプションシリーズの原点はこれだ!武装・装甲・追加装備…便利なカスタムパーツがバランスよく収録されているオプションキットをご紹介!
というワケで…古いキットを見ていく記事シリーズの第二弾!今回はオプションパーツセット1を見ていきますよ!
このキットは大型プロペラントタンクユニットや大型ブースターなど、超有用で優秀なキットをどんどん輩出している人気シリーズ「オプションパーツセット」の記念すべき第1弾に当たるキットで、2020年2月に登場したという今となっては30MMの中でも結構古めのキットに当たるものになっていますね。
それでも再販されるたびに補充しようとしてもすーぐ売り切れちゃってるんだよね…古いからと言って最近のカスタムに対応できなくなってる…というわけじゃないとかっぽいねコレは…
とんでもない!むしろ新作が出るたびに加速度的に使い道がぐんぐん増えるスゴイキットなのですよこれ!それでは早速見ていきましょう!
パッケージなど
パッケージ。当時はまだラビオットの情報が出たというくらいの時期で、実際に稼働している機体はアルトとポルタノヴァしかいなかったのがポイント。
この時はみんなまだまだ限られた物資の中で公式戦を戦ってたよなぁ…まぁその中でもとんでもない作品を生み出してる人はちらほらいたけどさ…(笑)
説明書。こちらは箱入りオプションらしく紙一枚の形式となっています。
ランナーはこんな感じ。メインパーツが収録されているのが2枚と、これに加えてJ1ジョイントランナーが1枚の合計3枚が収録されているね。
ちなみにこのキット…今ではカスタムの必需品ともいえる立ち位置にあるJ1ジョイントが初めて収録されたキットになっているのです!
へぇ!となるとこのキットは30MMのカスタムの可能性が一気に花開いた記念すべきキットってわけだ!今でもこのジョイントにはすっごい助けられてるだけに、こんな前からあったパーツ何だなぁって思うとなんかすごいね…!
オプションパーツセット1
それではキット内容を見ていきましょう!
武装パーツ
武装パーツ一覧。今回付属しているのは…左から「キャノン砲」、「レールガンユニット」、そして「ミニガン」の3点になります。
まず見ていくのはレールガンユニット!このパーツはモナカ割り2パーツ構成でくみ上げる、少し長めの銃系武器になっているよ。
とはいえ見ての通りグリップが無いため、このままだと手持ち用武器としては使えませんね。
では拡張性はどうなのかというと…銃口近くの底面に3ミリ穴が1つ、後方に大きな穴(サイズ不明)が1つ…と、これだけ見ると何とも使いにくそうな構成になっています。
これに関しては使い道なくね?と思っちゃうかもだけど…実は本キット付属のパーツを使うことでもいろいろやれることがあったりするんだよ!
後ほどギャラリーの枠でお見せしていきますのでお楽しみに!
続いて見ていくのはキャノン砲。こちらの拡張性は基本的にマウント用の3ミリピンひとつとなっているので(上部のマガジンっぽいのは造形なので取り外し不可。残念…)、これだけ見ると少し用途が限られてくるかなーという感想になりましたが…?
実はここ、先端部分はこのようにポルタノヴァから普及しだした銃系武器の共通規格を備えているという、まさかの拡張性を備えている装備なのです!
おおっこれは思いのほか便利なんじゃ…??今でもこの規格に対応してるパーツはどんどん発売されてるから、新パーツを使ってキャノンを強化したり…とかできるから楽しそう!
3つ目の武装のミニガンはこんな感じ。見た目としては軍艦に装備されている単装砲みたいな感じのものとなっていますね。
拡張性は…接続用の3ミリピン一個だけっぽいね。とはいえその分単純な形状をしてるってのもあって、どんなキットに装着しても似合いそうなのが良いところだよね!
装備させるものに困った時にとりあえず装着する!みたいな感じに使うのによさそうですね。
装甲パーツ
続いて見ていくのは装甲パーツ。本キットには5つのパーツが収録されています。
恐らく装甲の中でもメインとなるのがこの3つを組み合わせたユニットで…
このように旧型フレームのサイドに装着しサイドアーマー(兼フロント&リアアーマー)として使用する…といった使い方が可能です。
このパーツが出た当時はこんな感じで、レヴェルノヴァやガルドノヴァ、あるいはガンプラ等にあるような可動式のフロントアーマーやリアアーマー的なパーツは無かったからね…結構画期的なパーツだったんだよねコレ。
残った2つの装甲は小さい装甲3枚が1セットになった、というものみたい。これは左右対称のものが2セット付属していて、裏面に接続用の3ミリピンが一つあるみたいだね。
ちなみにこの装甲、デフォルトの設定では「爆発反応装甲」という役割が与えられている模様。ダメージを受けたときにあえてこれを起爆することで、装甲はもちろん壊れますが爆発の衝撃で攻撃の威力を軽減することができる…みたいな感じの使い方をすることになりそうですね。
もちろん設定次第ではあえて爆発機能がない普通の装甲としても扱えそうだし、単純なパーツだけにいろいろな使い方があるかもね!
追加装備
続いて見ていくのは追加装備系パーツ。一つ目はこちらのブースターパーツとなっています。
このパーツは裏側と後方に3ミリピンが一個ずつあって、接続の他ちょっとしたカスタマイズに対応しているって感じのパーツだね。
一応デフォルトの設定ではブースターということで小型バーニア(このパーツも両面3ミリ穴という何気に高いカスタム性を持っている)をセットすることになりますが、J1ジョイントなどからもっと別のパーツを持ってきて使うこともできますね。
最後に見ていくパーツはこちらのサーチライト。このパーツもミニガンとおなじく接続用3ミリピンが一個あるくらいで特に拡張性はないですが、その単純さゆえに結構いろいろな場所にセットできるのがポイントです。
ギャラリー
それでは今回の収録品を使った様々なカスタマイズを見ていきましょう!
まずはスピナティオの肘にキャノンを設置した状態だよ!サラっと銃口が本キット付属のものからカスタマイズウェポンズ(ファンタジー武装)付属のショットガンのものに変わってるのも良いね!
パーツ紹介でも書いていましたが、このキャノンは銃系共通ジョイント受けを持っているので、このように対応するジョイントを持つパーツであればなんでも装着することができますよ!
おおう、そこでレヴェルノヴァのバレルを持ってくるとは…安定性は設定的にも構造的にもあんまりよくはないけど、火力がけた違いに上がりそうだね…!
そしてまだお見せしていなかったレールガンユニット後部の大きな穴ですが、ここには本キット付属のキャノンの銃口をセットできるようになっています!これが何を意味するのかといえば…
おおっこれは!キャノンと組み合わせて初めて「レールガン」という武器が完成するっていうことだったんだね!これは面白い連動要素だね!
それだとレールガンユニット単体の使い道なくない?と思う方もいるかもですが…ここにJ1の1番(3ミリ棒)や6番(パイプパーツ)を使うことで…
このように雑に振り回せるメイスのようにして使える…など、工夫と設定(ある意味こじつけもいいかもしれない)によってはどんな装備にも化けるポテンシャルがありますよ!
なるほど…
というかさらっと流されてたけど、このJ1の6番パーツ!コレレールガンユニットにセットできるようになってるんじゃん!
そうですね。こうすることで後方の穴を3ミリ穴に変換することができるため、先ほどのメイスを始めとした3ミリジョイントを使ったカスタマイズに対応よりしやすくなるのです!
ミニガンの使用例はこんな感じ。このように小型量産機の肩など、何をセットすべきかちょっと判断しかねる…そんな場所にこそこのミニガンが役に立ちますよ!
おお、小さなパーツをポン付けするだけで攻撃力が高まったような気がするね!
ちなみにこれはサーチライトでも同じような使い方ができますので、ぜひ試してみてくださいね!
爆発反応装甲の使用例。こちらもジョイントの性質上、先ほどのミニガンなどと同じように困った時にポン付けするといいかも…?というたぐいのパーツになっているようです。
もっともこのパーツはカバーする範囲が広いから、腕や足など少し面積が広いパーツに装着した方が似合うかもね。
サーチライトです。このパーツは形状からしてセンサーユニットのようにも使えるので、このように機体のヘッドパーツが破壊された!という時の応急用パーツ等としても使えますよ。
キャノンの使用例。こちらはサイドに3ミリ穴がある機体に装着している様子で、これによってZZガンダムのダブルビームライフルみたいな感じで使えるかも?と思った組み方となりました。
デフォルトの構造でこれが実現できるのは基本的に連合機になるけど、肘に3ミリ穴があるバイロン機&マクシオン機でも…
このようにポルタノヴァ宇宙仕様に付属する腕装甲を使うことで…
画像のように腕にキャノンを2つ装備できるようになりました!
この組み方はキャノンだけじゃなく、ミニガンやサーチライトを始めとしたものやほかキットの武装を装着するベースのようにも使えるからおススメだよ!
最後に見ていくのはこちらのサイドアーマーユニット。こちらは基本的に旧型フレーム向けに作られたパーツのようなので、そのままだと新型フレームの腰にはジョイントが合わずセットすることができません。(新型フレームだと腰サイドがCジョイント受けになっているため、そのままだと3ミリピンを受けられない)
そこで使うのが画像2枚目にあるJ1の15番パーツ。これを交えながら…
リア&フロント装甲をベースパーツ表面にセットするように組み換え、その中心にある3ミリ穴にJ1の15パーツをセット。
これで新型フレームにもこの装甲が装着できるようになりました!
おお、これは良いね!サイドに出ているジョイントが3ミリ穴からピンに変わったけど、これはこれで新たなカスタムにつながりそうだし、いろいろカスタムに挑戦してみたくなってくるよ…!
おわりに
というワケで、以上がオプションパーツセット1のレビューでした!
今回のまとめ
なるほどね…発売から2年くらいたったキット…と侮ることはできないねコレは…!当時基準では画期的なパーツが多かったけど、今やこれらが定番アイテム化したうえこの手のパーツの入手手段が未だに本キットとオプションパーツセット2くらいしかないってこともあるから、再販のたびにきっちり売れていくロングセラーのアイテムになってるね!
さらに今回僕がやった新型フレームに装着させる方法等、最新の新しいキットにも工夫次第ではしっかり組み込めるので、古いからと言って敬遠する理由は全くないんですよ!むしろこのキットは新作が出るたびに使い道がぐんぐん開かれて更に面白くなるという神仕様といっても過言ではないでしょう。
毎回言ってる気がするけど…このキットも店頭やネットで定価かそれ以下で買えるのがあったら即確保レベル間違いなしだね!
と、ここまでは30MM基準で語ってきましたが、ジョイントさえ共通していればガンプラやコトブキヤ製キットなど、他シリーズや他社製品に使うこともできますので、皆さん是非手に取ってお手元のプラモを強化してみてくださいね!
それでは今回はこの辺で。皆さんよいプラモライフを!