単騎でも、乗り物としても、更に合体もアリ?!マルチに活躍できるウマ型エグザビークルでカスタマイズが大きく躍進!
というわけで、今回は2024年3月の30MM新作のひとつ「エグザビークル(ホースメカver)」を見ていきますよ!
ホースメカはカラバリとかじゃない完全新作アイテム!これまでの公式戦などでは自前のカスタムでウマ型の機体を作って機体を載せていた人はそれなりにいましたが、今回はそのような手間なしに組み立てるだけでそれが実現できる公式からのキット供給という形で実現しましたね!
何だかんだで公式戦に出てたカスタム機って、鎧武者っぽい機体が人気だった戦いの少し後にスピナティオ戦国仕様が出たりと、少しばかり時間はかかるかもだけど順次キット化されてきているような気がするし、ある意味需要のリサーチ場所でもあるのかもしれないね。
そんなこんなで今回キット化されたホースメカはその名の通りウマ型のエグザビークル!思ったよりもウマっぽいフォルムが再現されているのに加え、30MMならではの可動域により前足後ろ足の可動もばっちり装備、各所に設けられたジョイントでホースメカそのものを強化できるなど、相変わらず様々な遊び方ができそうなのがポイントです!
ウマ型のプラモというと…以前このブログでも見た形跡があるHGマスターガンダムに付属する風雲再起などがあるけど、あれは見た目こそしっかりウマっぽくなってはいるものの膝の可動域がほぼなかったりと、いまひとつ物足りなさが残るものだったんだよね…
そういう意味では長い年月を経てアップデートされたウマ型メカという形でもこのホースメカはかなり注目できるものであると言えそうですね。それでは早速見ていきましょう!
30MM ホースメカ
というわけで先ほど見たものと合わせた全体像をチェック。おおまかにヘッド、前半分、後ろ半分という3ブロックに分けて作られているのが特徴で、各部位はそれぞれPCパーツで繋ぎ合わせられています。
つまることろPCパーツをはがせば3ミリピンとしても使えるわけか…何かしらの新しいカスタムのアイデアになるかもしれないね。
頭部まわり
ヘッドパーツです。こちらはキャノピーのような雰囲気のクリアバイザーでおおわれかなりサイバーチックなカッコよさを演出していますね。
内部はメカっぽいモールドがあるのもいいし、左右の固定用ピンがデュアルアイっぽい見た目になっているのがいいね!狙ったのか偶然なのかはわかんないけどこれは面白いぞ…!!
ヘッドパーツ裏面にはEXMなどにも使われている首ボールで接続するのですが、このジョイントはアタックサブマリンやマルチジョイントにも付属している首ボールと3ミリピンを備えているジョイントだったりするのです!
おおっこれは良いね!何だかんだで入手手段が少ないパーツだからこういうところで手に入るのは嬉しいし、何ならこれを外した先に3ミリ穴があるからまた別のカスタムができるのも面白そう!
ヘッドブロックは結構あっさり目で須賀こんな感じとなっています。あとはPCパーツを介してボディブロック前側に繋げば組み立ては終了となります。
ボディブロック1
続いてボディブロック前側です。こちらは側面に大きなボール受け1か所、3ミリ穴4か所に加え…
上部にCジョイント受け2か所…
底面にCジョイント受け1か所とかなり拡張性が高いのがポイントです!
ほうほう…形が結構特殊だから機体のコアユニットにできるというわけではなさそうだけど、ぐるっとハードポイントだらけだとかなり色々遊べそうで良いかも…!
前足はこんな感じです。こちらは膝上と膝下、スリッパと結構シンプルな3パーツ構成になっています。
膝はマルチジョイントのパーツ等で成り立っているのかと思いきや、膝上パーツに一体化した形になってるから、可動軸が一つしかないという欠点はあるけどその分簡単に脱着できるのはいいかも!
この脚部、上部にはPCパーツ受けを備えているので通常のEXMのレッグとしても使えるのがポイントなのですが、ホースメカとして組み立てる場合はそちらではなく…この外付け式ボールジョイントを使うことになるようです!
調べてみた結果、このボールのサイズはPCパーツと同じになっているみたいだから、このジョイントをEXMとの合体用の上部受けの方に差すことで3ミリピンに変換する…と言うカスタムもできるね!
可動域はこんな感じ。EXMのものと比べればフレームがあるわけではない流石に簡易的なものなので劣りますが、それでも結構曲げられるのが特徴ですね。
足首も膝と同様膝下と一体化しているから前後可動とかはないけど、ひづめとは一応ボールジョイントで接続されているから接地面の調整で動かしたりできるのは嬉しいポイントだね!
ボディブロック2
後方ブロックです。基本的な構成は前方とそう変わりはないのですが…
こっちは側面のハードポイントがPCパーツと同サイズの穴1個…
上部にCジョイント受け…
後方にしっぽ構成用の銃規格マイナスピン、Cジョイント受けと少し少な目になっているみたいだね。
しっぽ接続は銃規格のジョイントになっているのはちょいと驚きでしたね…場合によっては長い銃のバレルを装備して後方に攻撃できるようにしちゃうのもいいかもです!!
ちなみに…マイナスピン受けにはこちらのデカいバーニアのようなパーツをセット、その先にはPCパーツを介してしっぽその1を装着…
そこにCジョイントでしっぽその2を装着すれば、しっぽ部分の完成となります!
これもまた微々たるものではあるけど、一見特に意味はなさそうなしっぽにも可動域が設けられてるの仕様が細かくていいね!その1で組むのを止めて別のパーツを装着しカスタムしちゃうのもアリかも?
後ろ足はこんな感じ。大まかなフォルムは前足と変わりませんが、こちらは実際のウマにあわせ膝から下が前方向に動く逆関節仕様となっています。
とはいえパーツ構成は前足と同じく3点構成+外付けのボールジョイントとなっていて、上部のPC受けを使えばEXMを逆関節レッグに改修することもできるのがポイント!見た目と機能的にメタルギアRAY的な感じの機体を作るのにも流用できるかも…??
カスタマイズ
まだ組んでからあまり時間が経っていないので全然試せていませんが、ちょっとしたカスタムも掲載しておきますね。
説明書を参考にすると、どうやらこの上部Cジョイント受けに様々なパーツを装着し、それを介し股下ではなくフロント部分に接続することで…
このようにEXMを固定し乗せることができるようですね。
なるほど…となるとフロント部分に穴が開いている機体じゃないと現状ホースメカを使うのは難しい訳か。とはいえ、これは元々マクシオンのエグザビークルだって話だから、新型フレームの時点でこの機能に対応しているマクシオン機なら全く問題ないわけだね。(フォレスティエリやヴォルパノヴァなど新しめな他勢力機も多分対応可能、アチェルビーももちろん対応可能だよ!)
そうして色々見ていくとポロッと一つ余るこのパーツ…どうやらこれはヘッドブロックと差し替えることで上方向にPCパーツ受けを設けられる…要はEXMの上半身を装着しケンタウロス形態の機体にするためのパーツのようです!
お、これもホースメカの特徴のひとつだったね!とは言え…ちょっとまだここは試せてないから、動画版の制作または近々公開予定のカスタム機の方と合わせて作例を用意するようにするよ。お楽しみに!
おわりに
以上、30MMよりエグザビークルのホースメカver.でした!
マジで買ってきて組んだばっかりなこともあってササっとしか見られてないけど…それだけでも上に機体を載せて武者や騎士など古風な戦士っぽさを再現するのに使えそうだし、前足後ろ足、もっと細かく分解してジョイントパーツ単位にしてもしっかりカスタムに使えたりと、拡張性もばっちり備わっているのが面白いポイントだよ!
僕が買いに行ったときは発売日3/16日のお昼12時ごろでしたが、まだ店頭にわんさか積んであったので思ったよりは売れ行きが落ち着いているのか、もしくは入荷数が結構あるのかで比較的入手は簡単そうな印象でした。(新作が入りやすい関東圏ならではなのかもですが…)
なるほど、となれば今後通販でも定価でしっかり買えるようになるかもしれないわけだね。一応今回は制作中のカスタム機2機に合わせ2キット確保してあるみたいだけど、今後また見かけたらどしどし買い足して騎兵隊みたいなのも作ってみたいね!
その時はアイズに部隊長お任せしちゃいますね?
…ゑゑ?!