載せてヨシ、走らせてヨシ、素材にするもヨシ?!情景描写を更に補完できる「THE・サポートメカ」な機体が遂に登場!箱サイズもEXM並みになり満足度高めの大ボリュームもポイントだ!


という訳で…今回見ていくアイテムは2023年6月の30MM新作アイテム「エグザビークル(カスタマイズキャリアver.)」です!



いよいよ出てきたね…!カスタマイズキャリアはパッケージにもあるように大型車両的な感じの機体で、上部の広いスペースにはEXMをまるごと1機積んで走り回れるようになっている運搬がメインの使いかたになりそうなエグザビークルだよ!
そういう事情もあってか、カスタマイズキャリアはEXM以外の関連キットの中では珍しく箱サイズがEXMと同じという前代未聞のボリュームを持つエグザビークルともなっています。(30MMではおそらく初の事例で、30MSまで含めても他にはチェイサーコスチュームやイビルコスチュームくらいしかないので結構珍しい例ですね。)
それでは早速内容を見ていきましょう!
30MM カスタマイズキャリア




まずは他キットのカスタムにも使えそうなアイテムから。今回は色分け再現用のホイルシールに加え、ヴォルパノヴァに付属しているものと同じ構成のマルチジョイントが2枚収録されています。(ヴォルパノヴァのレビューは後日公開予定です。)



おお!ジョイントランナーも一部とはいえ手に入るのは嬉しいね!これはこれでカスタマイズがより捗りそうだ…!
メインユニット


まずはメインユニット。こちらは左からキャノピー、基部、タイヤ×2の4つのパーツから構成されています。




組み立ての手順として、まずキャノピーを画像の通り…ではなく、奥の方にある3ミリ穴にセットすることで基部に取り付けていきます。



おっと…画像作り間違えちゃってるね。後で訂正しておくよ。


続いてタイヤを基部サイドにある3ミリピンにセットすることで…




メインユニットが完成です!



おお…?EXMくらい作るのに時間かかるのかな?って思ってたけど、思ってたよりさっくり組み終わったね。



それもそのはず、このキットはボリュームこそEXMに匹敵するレベルなのですが、実は収録されているパーツのほとんどはかなりサイズが大きくなっているので、見た目ほど組み立てに時間はかからないようになっているのですよ!



なるほど!このキットは特にたくさん作りたいなって思えそうなアイテムだしこれは嬉しい要素だね!


表裏の様子はこんな感じ。表裏ともに3ミリ穴4か所が備えられています。(裏面の3ミリ穴のうち1か所はキャノピーの裏にあるようです。)





ちなみにだけど…このキットで使っているタイヤパーツ、どうもヴォルパノヴァのクアッドバイクverに付属するものの色違いになってるっぽいんだよね!このタイヤをカスタムに使いたいな…って思ってる人は、お店に並んでいるかどうかの状況にもよるけどカスタマイズキャリアのほうを使うと簡単にたくさん入手できていいかも!



カスタマイズキャリアにはこの後使う分を含め合計6個のタイヤが付属しています。何気にタイヤを補充するキットとしても優秀そうですね…!
ボディユニット


続いてボディユニットです。こちらは基部、駆動ユニット(仮称)、タイヤ×4、ジョイント×1の合計6部位で構成されています。





まずは駆動ユニットから!このパーツは表面に3ミリ穴4つ、裏面に3ミリ穴2つ、サイドにピン2つというハードポイント構成になっているよ。ちょっと横に広がってる感じもするけどやろうと思えばこれを使ってロイロイみたいなサポートメカ、あるいはセグウェイみたいな乗り物を作ることもできるかもしれないね!


この駆動ユニットは先ほどの全体画像にもあったように、サイドのピンにはタイヤパーツをセットしておきます。





基部はこんな感じ!これはモナカ合わせ2+1の3パーツ構成になっているんだけど、これがとにかくデカい…!こんなでっかい部位もサクッと組めるから、手間はかからないわりにボリュームをしっかり出せるようになってるんだね!



ハードポイント構成に関しては、表面に3ミリ穴10か所、裏面に3ミリ穴8か所にピン2本、サイドにタイヤ用のピン2本とかなりの量が備えられている模様。使い方次第という面もありますが結構カスタム楽しそうですね…!







そしてこの裏面にあるミリピンにさっき見た駆動ユニットの表面をセットすることで…





ベースユニットの出来上がり!確かに全然手間かからないわりに既にでっかいアイテムを組み上げられてる感がスゴイや!




この時点で確認できるギミックとしては、タイヤを回せること以外だと上部のバーを上に跳ね上げることができる…というものがあります。



これに関してはこの次に見ていく荷台部分と連動させて使うものになっているので、すべて組み終わった後に詳しい使いかたを解説しますね。




そして最後に残ったジョイントパーツ…こちらは表に3ミリ穴1つ(貫通タイプ)、裏に3ミリピン2つの計3箇所のハードポイントを持っています。こちらはメインユニットおよびベースユニットにある窪みにセットすることで…





この2ユニットを連結することができるようになっています!



おお!だんだん完成に近づいてきたね…!


ちなみに…基本的にはベースユニットの裏側に埋め込む駆動ユニットですが、取り外したうえで同様に窪みにジョイントを差し込むことで、このように連結の材料として使うこともできるようになっています。
荷台ユニット


それでは最後に荷台部分を見ていきましょう!







まずはこちらの明らかに可動部がありそうなところから!使用パーツは大型パネル、中型パネル、小型パネルに加えマルチジョイントに付属する両面cジョイントのパーツ二個になっているよ!



ハードポイント構成に関しては、大型パネルには3ミリ穴5つにCジョイント受け1か所、中型パネルには3ミリ穴8か所、Cジョイント受け4か所、小型パネルには3ミリ穴1か所にCジョイント受け2か所と、前代未聞レベルの凄まじい拡張性となっています!



その反面、裏面は大型パネルに組み立て用3ミリピンが2本あるくらいで、こちらにはそこまで拡張性はないっぽいね。




続いて見ていくのは荷台の基部パーツ。ハードポイント構成としては3ミリ穴4か所、3ミリピンサイズの細長いスリット4か所、Cジョイント受け4か所という感じになっています。



裏面にはさっきベースユニットで見たバーの先端を受けるスリットが4か所設けられているね。





ちなみにこのでっかいパネル…EXMを乗せられるというだけあってかなりデカいサイズになってるわけだけど、こんな感じでヴォルパノヴァを乗せたときに車軸がピッタリ合うようになってるのいいね!現地までヴォルパノヴァを運搬して到着したらそのまま荷台から発信!みたいな感じで使うの面白そう!


そして最後にこちら…大型パネルの裏面に合った3ミリピンを基部パネルに設けられているスリットにセットすることで…




荷台部分が完成となります!



こうしてみるとめちゃくちゃデカい…だけじゃなくて、さっきのスリット部分を横方向に引っ張ることでスライドさせることができるようになってるんだね!



基本的にこの荷台部分はアルトなど標準体型の機体を乗せられるように設計されているのですが、この展開機能を使うことでレヴェルノヴァなど少し体型が違う大型機なども搭載できるようになっているわけですね。可変で対応範囲を広げるというのはかなり面白そうです…!
最終組み立て


さてさて…最後にこの荷台をベースユニットに組み込んでいきましょう!



今回使うのはこちら…荷台後方に残っている二か所のCジョイントだよ。


こちらに使うのは付属のマルチジョイントより見覚えのあるパーツ。




このパーツのCジョイント部分を荷台に、3ミリピンをベースユニットに接続することで…


いよいよ組み立てが終了です。そして立ち上がっている荷台部分を倒すことで…







長くなりましたがいよいよカスタマイズキャリアの完成となります!



おお!こうしてみるとマジででっかい運搬用トレーラーみたいな感じになるんだね!今まで30MMではこういう目に見えてわかりやすいサポートメカってなかったからなんだか新鮮だね!
その他パーツ



そういえば…このプレート状のパーツって何に使うの?これだけデフォルトの組み立てにはなかったみたいだけど…



ああ、これはボーナスパーツ的なものになっているようですね。使いかたとしては余っているマルチジョイントと組み合わせカスタマイズキャリアの前を塞ぎ本当にトラックみたいな感じの見た目にしたり…







画像にあるようにEXMを搭載する時のゲートみたいにして使うなど、備えている拡張性を生かし様々なカスタムに使えるようです!



なるほど…これもカスタムの研究をするのにはいいかもしれないね。
おわりに


以上、カスタマイズキャリアのレビューでした!