今回は、ガールガンレディより、アタックガールガン(アルファタンゴver)を見ていきます。
※セットボックスに付属しているものを使っていますので、一部付属品はアリスの記事で確認をお願いしますね。
アタックガールガンとは?
アタックガールガンは、ドラマ・ガールガンレディにて、劇中で使用されているハンドガン型の武器です。銃身が後ろに伸びているちょっと変わった形状で、銃口は用途に応じたカスタムパーツが多数あったり、後ろに伸びた銃身にはスライド・展開ギミックなど、様々な目的で使用される機構が組み込まれているという、中々にメカニカルな印象を受けるものになっています。
この辺りに関しては、レビュー中に触れていきますので、よかったら見ていってくださいね!
今回の記事は僕ことマカセと…
私、アイズでお送りしていくよ。
パッケージ・付属品など
パッケージ…と行きたいところなのですが、今回のレビューで使っているキットは、レディコマンダー・アリスとセットになって発売されている「セットボックス」付属のものとなっています。そのため、(アリスもそうでしたが)アタックガールガン専用の箱はありません。
後ほど手に入れる機会があったら、追加で掲載しておくね。
マーキングシール。
アリスのホイルシールとは違い、こちらは張り付けると本体に違和感なく溶け込ませることができるようになっていますね。
劇中でアルファタンゴのメンバーそれぞれが使っているものを再現する名前とマークのほか、本体にあるライン状のディテールに貼って、より色鮮やかに仕上げることができるシールもあるね。
金属パーツ。
当初はバネだけかと思っていましたが、よく見てみると金属製のシャフト…丸軸も入っていました。
台座。シルバー成型色のシックなデザインで、アリスの台座と雰囲気は似ていますね。
銃本体をマウントして飾れるほか、弾丸型カートリッジを装着するスペースも設けられているね。
ランナー紹介
Aランナー。
いきなりゴールド成型色!なんだか豪華ですね。
収録パーツは本体の一部に加え、カートリッジ基部3つ分となっているね。
Bランナー。成型色はシルバーです。
カートリッジのカバーに加え、ケーブルのようなものや細かいジョイントみたいなパーツが収録されているね。
C1ランナー。Bと同じく成型色はシルバーです。
ここには銃口関係のパーツが収録されているよ。
Dランナー。成型色はブラックで、スコープと思われる形状のパーツが収録されています。
Eランナー。Dと同じく成型色はブラックで、グリップや内部の構造に使いそうなパーツが多数収録されています。
F1ランナー。これは見た感じ外装のパーツみたいだね。
成型色は水色となっています。
外装の数は意外と多いようで、F2ランナーとしてもう一枚付属します。
最後はG…ではなくBASEランナー。
文字通り台座(BASE)を収録したランナーとなっているね。
材質について
…ここまで見てくださった方、もう組んだことあるよ!という皆様は、既に知ってるよ!という方もいるかとは思いますが、
このアタックガールガン、なんとオールABSキット、要はすべてのパーツがABS樹脂で構成されている、バンダイ製にしては珍しいものになっています(食玩は除く)。
ということは、塗装するのは難しそうだね…
せっかくバンダイからはガンダムマーカーやそれを活用したエアブラシシステムなど、お手軽に塗装ができるツールがあるのに、これらを生かして自分の好きなように作り上げられない、というのはちょっともったいない気もしますね…
一応シタデルカラーなどを使えば塗装自体は可能ですが、これらは塗料ひと瓶あたりのお値段が馬鹿にならない(筆塗り用ので1瓶600円とちょっとします)ので、ちょっと現実的ではないですね。
アタックガールガン(アルファタンゴver)
全体像
全体像。全体的に小ぶりな感じになっているのが特徴。
これならだれにでも扱えるようになっているみたいだし、手が小さい人なんかでも扱いやすそうだね。
グリップには折りたたみ機構があり、よりコンパクトな状態で持ち運ぶことができそうですね。
組み立ての手順
ある程度省略はしますが、組み方の手順を簡単に書いておきますね。
トリガー&メインガンフレーム
メインガンフレームは、文字通りアタックガールガンの中核になるパーツです。この中にトリガーを挟み込みながら組むのですが、ここでさっそくバネを使用して組み立てます。
うまく組めれば、トリガーを引いたときに、実際にある程度の弾力性というか手ごたえのようなものが返ってくる、本当に銃のトリガーを引いているかのような感じにすることができるよ。
一応プラモデルなんですが、これを再現できるのはすごいですね…
センサーガンフレーム&グリップ
本体上部にセットするパーツで、スコープ状のパーツで構成する、文字通りセンサーになるパーツです。
後ほど詳しく触れていくけど、ここはちょっとした変形機構を持っているみたいだよ。
こちらがグリップ。文字通り握るための部分となっています。
ちなみにこのグリップはかなり小さいので、手が大きい人にとってはちょっと持ちづらいかもしれません。(僕も持ってみましたが、指がすべて収まらず持ちにくかったです。)
内部はこんな感じ。下部にはカートリッジを入れるためのスペースがありますね。
バインダーウイング&カバーガンフレーム
バインダーウイング。こちらはサイドに装着されている展開式の板で、放熱板の役割を果たしているのだとか。
ここではバネと金属シャフトを組み込んでいくわけだけど、これがかなり難しいんだよね…
特にバネがものすごく外れやすいので、組んでいる最中に無くさないように気を付けてくださいね。
うまく組み終えれば、こんな感じになります。ちなみに、裏側は黒になっていました。
カバーガンフレーム。
メインガンフレームとバインダーウイングの間に来るパーツで、ウイングが展開したときにここの金色部分が露出するようになっています。
展開状態はこんな感じです。
バインダーウイングもそうだけど、この金色部分も放熱用として使うことができるみたいだね。
ノーマルバレル&ストライクパーツ
最後は銃口のカスタムパーツです。
上のトゲトゲしているのがストライクパーツ、下のブラックとシルバーの2つがノーマルバレルとなっています。
ストライクパーツは、相手に押し付けてトゲトゲを食い込ませることで、ブレを抑えながらゼロ距離射撃をできるようにしているんだって。
僕からすると、このとげで攻撃した方が強いような気がするんですがどうなんでしょうかね?
弾丸型カートリッジ
現実の銃弾のような形をしたエネルギーカートリッジです。
アタックガールガンはこのカートリッジに充填されたエネルギーをもとに光弾を発射して戦う光学武器。そういうこともあってか、トリガーを引くことや本体ギミック、カートリッジの入れ替えなど、遊べる要素はたくさんあるもののエアガンのような射撃機構はなく、安全に遊べる(?)プラモデルとなっているんだね。
変形機構について
センサーガンフレームには変形機構がありましたが、それは意外な形で使用することになります。それがこちら。
レディコマンダーとの合体機構です。
合体機構は、センサーガンフレームを変形させると出てくる足場に足をセット、グリップをレディコマンダーの持ち手に差し込むこと、そして後頭部のスコープのような部分から出るジョイントを、アタックガールガン後方にある穴に差し込む、という3ステップからなります。
合体といえるかはちょっと微妙なくらい簡潔だね…
セットボックスは、レディコマンダーとアタックガールガンを同時に組めるだけでなく、この合体機能も再現できるようになっているセットのようですね。
終わりに
以上、アタックガールガン(アルファタンゴver)及び、レディコマンダーアリス&アタックガールガンのセットボックスのレビューでした。
アリスからはちょっと時間が空いてしまったけど、とりあえずセットボックスの中身2つを見れてよかったね。
アタックガールガンは、銃を組み立てる(弾の発射機構はないので安全です)という、最近では珍しいタイプのプラモデルとなっていますが、金属パーツを使っているとはいえ、トリガーを引いた時の感触や、バインダーウイングの展開機能など、小さなボディに所狭しとギミックが盛り込まれているのがよかったなと思います。
ただ、材質がオールABSで塗装には向かないことだけは難点かなぁ
あとこれは僕の感想なのですが、確かにアタックガールガンは、とてもいいプラモだと思うんですよ。ただ、一個組んだらそれで満足してしまい、他の銃系モデルを買おうとは思わなくなってしまったのです。
まぁたくさん組みすぎても、正直なところガンプラや30MM、あとはレディコマンダーよりも場所を食うし、もういらないかな、となるのも無理はない…のかな?
と、僕自身はレディコマンダーは見ていこうとは思いますが、アタックガールガンやブラストガールガンなどに関して、このブログで扱っていくかどうかはまだ不明です。
あ、でも、ギミックや造形などを含めた完成度が非常に高いプラモである、というのは変わりませんので、皆さんもよかったら一個は組んでみてくださいね!
それじゃ、今回はこの辺で失礼するね。
皆さんよいプラモライフを!