パンクな見た目のド派手なコマンダー!
というわけで、いよいよ4人目のコマンダー・デイジーを見ていくことになったわけだけど、中々カッコいい見た目のコマンダーだね!
ほかの3人が可愛さ、知的な感じ(見た目だけ?)、そしてコミカルさといった感じに別々バラバラのイメージを醸し出していたこともあり、今回のデイジーが持つ別のイメージ(カッコよさ)も際立つようになりましたね。
ほかの3人とはまた違った魅力を持つデイジー。プラモデルではどんな感じになっているのでしょうか?早速見ていきましょう!
※サムネの缶は100均で適当に買ってきたものです。100均アイテムは意外と飾りとして役に立つものが多いので、よかったらプラモと一緒に探してみてくださいね!
パッケージ・付属品
パッケージ。めっちゃ煽ってきそうな顔してるのが特徴で、レディコマンダーの中では最も軽装かつ派手な見た目をしているのが特徴。たぶんないと思いますが、コマンダーが直接狙われたときは防御力の低さが目立ちそうな気も…?
シール。内容は他のコマンダーとだいたい一緒ですね。
スタンド。これもレディーコマンダー共通の形状で、レディーコマンダー専用の台座となっています(接続ジョイントが専用のもののため、おそらく他のプラモなどには流用できないかと…)
フェイスパーツ。通常顔、笑顔(?!)、怒り顔の3種類が付属しています。
やはり3種類の顔が付属している…のはいいんだけど、この笑顔ってどう見ても笑顔じゃないような気がするんだけど…?!
いやまぁ笑顔といえばそうなんですが、どちらかといえば「煽り顔」みたいな感じでとらえた方がしっくりくるのかな?と思いますね…
ハンドパーツ。3ミリ軸の持ち手、平手、指差し手の3種類が付属しています。
これもまた共通パーツ化ぁ…
カラーリング&ランナー紹介
ここからはカラーリングとランナーの様子を見ていきましょう。
まずカラーリングですが…
髪:ブラック
レンズ:クリアレッド
服:レッド
服装飾:ホワイト(グレー寄り)
肌部分:肌色
フレームや各種ディテール:ダークブラウン
腕装甲やかかとなど:シルバー
となっています。
肌の色以降は他の3人と全く一緒になってるみたいだね。
実際にAランナー以外はアリス、ビアンカ、シャーロットとほとんど同じ造形になっている模様。
Aランナー。髪のブラック、フレームなどに使われるダークブラウン、肌色、首のファーを表現するホワイト(若干グレーが買っている)の計4色が使われています。
B1ランナー。赤いパーツがこのランナーに集中しています。
B2ランナー。フレームやスコープなどが収録されています。
Cランナー。手甲やボールジョイントなど、手足のフレームに当たるパーツが収録されています。このランナーは2枚付属します。
Dランナー。スタンドや背中のジョイント受けなどのパーツが一緒に収録されているのがD1ランナー、腕とかかとの装飾のもう一対を組むために用意された、スタンドなどが排除されたものがD2ランナーとなっています。
Eランナー。E1にはダークブラウン成型でハンドパーツと靴の外装パーツが、E2には首や脚のパーツの一部が収録されている模様。
最後のFランナー。F1にはオレンジのクリアレンズが、F2にはブラック成型でヘッドパーツの一部が収録されています。
レディコマンダー・デイジー
全体像
全体像。ほかのコマンダーと比べると、シールを貼っていないこともあってか(腹部にはホイルシールで何かのマークを貼りつけるようになっています)肌色部分が多くなっているのが特徴ですね。
後ろ側はこんな感じ。相変わらずでっかいスコープ状のパーツが存在感を放っているね。
各部詳細
頭部。右側から前髪を垂らしていて、目がほぼ隠れているというこれまた変わったヘアスタイルが特徴ですね。
シールか塗装での再現をする必要があるけど、前髪の先端は赤いメッシュが入るようになってるね。
上半身。ほかのコマンダーよりも軽装のアーマーというかジャケットになっているのが特徴。腕のシルバー装飾や腰アーマーなど、レディーコマンダーの共通部材もしっかり使われています。
右肩のみ追加装甲が用意されていて、ちょっとだけ防御力が高まっていそうな感じだね。
腹部。何もしないと肌色だけのパーツですが、ここはシールで色分けを補うようになっていて、何かのマークがここにプリントされることになります。
あえて肌色だけにする場合は、シールなしでくみ上げてみるのもいいかもね。
可動域
可動域に関しては、レディーコマンダー間で共通なので省略します。ただ…
肩の可動域に関しては、右肩にアーマーが追加された都合上、右腕のみ可動域が少しだけ狭くなっています。
一応もっと腕を跳ね上げることはできるけど、それをやるとアーマーが動いて剥がれかかった状態になる、つまり本来想定されている仕様ではないとも見ることができるので、この辺りに関しては何かしらの改造が要りそうだね。
組み立てる際の注意点
肩と二の腕の間には隙間があるのですが、どうもこれは仕様のようです。隙間を埋めたいなーと思って無理やり押し込もうとすると、画像のようにパーツが白化してしまうことにつながる危険性があります。ご注意を!
おわりに
以上、簡素なものでしたがレディーコマンダー・デイジーのレビューはこれで終わります。
「デイジー」に関する感想
これでついに4人のコマンダーが集結した、ということになるのか…!
なんだかこうして劇中に出ていたもの(と同型のもの)がここに集まってるってのを考えると不思議な感じがするなぁ…
まぁ僕も小さい頃に戦隊ヒーローのおもちゃとか仮面ライダーのベルトとかを買ってもらえたことはなかったので、何となく感動のような何かを感じる…というように不思議な気分になるというのはわかる気がしますね…
そして肝心のデイジーに関してですが、とにかく「カッコいい」という印象でした。
黒系と赤系といういかにも悪者っぽい感じのカラーリングに加え、この小バカにしたような、あるいは煽ってきているかのような特徴的な表情はどこか高い自信を感じさせるし、怒り顔としてラインナップされてる顔は、叫び顔というか真剣に戦っているかのような気迫を感じさせるなかなかいい表情をしているようにも見えるね。
「レディーコマンダーシリーズ」への感想
それで、レディーコマンダーというプラモデルシリーズを4体分組んでみての換装ですが、良いところと悪いところ、どちらもそれなりにあったなぁと思ったのでそれぞれ3つずつ書き記しておきますね。
1.ガルプラの中では価格が安い
バンダイが手掛けているというだけあって、ある程度の品質は保証されている上に価格も他社と比べれば安い。
2. 気軽に買える
これは単純に需要が少ないこともあるのかもしれないが、以前のガンプラのように、どの店にもある程度の在庫があるため、30MMやガンプラなどの転売の商材にされるものよりは品切れを心配せずに買える。
3. 共通部位が多い
これにより、たくさん組めば組むほど構造を覚えることができるため、次に組む時の組み立てスピードが上がる。(これは30MMだったり、その他シリーズでも同じプラモを組み続けていると発生することが多い。)
…とまぁ、僕としてはいろいろ思うところはありましたが、組んでいて楽しかったシリーズであることには違いはないため、ドラマの方こそすでに終わってしまいましたが、また何らかの形で同じようなプラモに出会えたらなぁ…と願うばかりですね。
一応30MSっていう私たちにとっても大本命になるシリーズがあるわけだけど、それ以外にもバンダイ製ガルプラの動きが広がっていったら面白そうだよね。
…というわけで、今回はこの辺で失礼しますね。
皆さんよいプラモライフを!