30MSシリーズついに開幕!
ついに…ついにこの時が来ました!僕らが追い続けてきた30MMシリーズの妹分、30MSが発売されました!
やったね!長い間待ったかいがあったってもんだね!
まぁ初動はすさまじいユーザーさん側の需要に加え、材料不足や経営判断などがあると思われるバンダイ側の都合だったり、あるいは転売屋の動きも加わって、日本全国で大規模な争奪戦が発生していた模様。僕も少し遠出して模型の取り扱い店を巡っていたのですが、肝心の素体であるリシェッタを入手することはできませんでした…
あー…前に予約戦争にも負けちゃったから、店頭販売分を狙いに行ったってことかぁ
奇跡的に確保できたものも…!
ってあれ?リシェッタ「は」入手できなかったってことは、手に入ったものもあるってことなの?
その通りです。店頭販売分では、何件か回ったうちの1店舗に、オプションボディパーツとリシェッタのオプションパーツセットがラスト1で残っていたのですよ!
うっわ、ここで運勝ちしたのか…!
当初は絶望視していた「30MS」シリーズのレビューですが、一部に限りできるようになりましたので、ブログ・YOUTUBEでの発信も少しずつやっていきますよ!
というわけで、今回はまず「オプションボディパーツ(タイプG01)」を見ていきます。それではどうぞ!
パッケージ・付属品
パッケージ。ピンボケしてしまっていますがこれにも一応理由があるのです…
というのも、一見30MMにもある袋タイプのオプションパッケージ化と思いきや、これ袋がめちゃくちゃデカいんだよね。時々発売されてる「カスタマイズシーンベース」の袋と同じくらいじゃないかなぁと思ったね。
そのためいつも使っているブースには入りきらず、仕方なく自宅の壁を背景がわりに撮影をしたのでした。
パッケージの中身の紙裏には、30MMなどと同じように説明書としての内容が記載されていました。
これはそのまま引き継いでくれてるんだね!
ランナー紹介
Aランナー。パッケージが馬鹿でかくなっていた原因です。
うーん?オプションセットのはずが、通常のプラモキットに入ってもおかしくないレベルのランナーだなこれ。
ボディを丸々組み上げられるため必然的にパーツ量も多くなるわけですが、ここまでとは思ってなかったのでちょっとびっくりでした。
成型色は肌色、ライトグレー、パープルの3色。…なんだけど、なんとなーく30MMのものとは違う色になってる気がする…?(もしかしたら色名自体違ったりするのかもね)
Bランナー。30MSジョイントのランナーということで、おそらくリシェッタだけでなく、ティアーシャ、ルルチェ、アルカ=カルティにそれ以降のシスターにも使用される共通の部位になっているのではないかと思われます。
成型色はライトグレーです。
Cランナー。タグ表記はBと同じく30MSジョイント。こちらには肩や腕、太もものリングが収録されているようです。
リングは通常のものに加え、サイドに3ミリ軸を設置し、カスタマイズ性を引き上げる軸アリタイプの2種類があるね(腕のみノーマルはないみたい!)
そしてパープル成型の靴底も付属。これは素体がないと何の役にも立ちません。残念ですが…
30MS オプションボディパーツ(タイプG01)
ということで、完成品を見ていきましょう!(スタンドとして使っているものは30MMのパーツを適当に組み合わせて作った即席のものです)
全体像
まずは全体像です。ライトグレーベースに青っぽいラインが入ったボディスーツっぽくなっているボディパーツになっていますね。
その中で肩と胸部、腹部の一部が肌色になっているのがこのボディの特徴かな?
なんかこれセンシティブ判定受けそうな気がしてきますね…その点はちょっと怖いですね…
ちなみに背中と腰裏には3ミリ穴が、背中の3ミリ穴の下には長方形のジョイントがあり、案外拡張性は高くなっているみたいですね。
可動域
可動域はこんな感じ。肩アーマーなど可動を阻害するものが無いためかなーりよく動かすことができますね。
肩とボディはボールジョイントで繋ぐから、肩を回すこともできるね。(ジョイントがねじ切れないように注意してね!)
太ももの可動域はこんな感じ。
左右、前後の開脚を試してみましたが、見た感じではこの部分の可動域はそこまでよくはない模様。
まぁボディだけしかない(リシェッタ本体がなくて足を取り付けた状態を見れない)から実際どうなのかってのはまだわからないんだよね…
その他のパーツ
まずはこちら、複合ジョイントパーツです。
おぉ、表には3ミリ穴3つ、裏には3ミリの軸1つと穴2つ!さらにCジョイント受けまであるのか…小さいながらも可能性の塊ともいえる凄いジョイントになってるなぁ
設置場所は主に背中の3ミリジョイントになっているようですが、他の部位…というか、30MMやガンプラなど共通ジョイントを使っている別のプラモに流用するのもアリですね!
今回使わなかった(というか使えなかった)パーツ一覧。
上2種類のうち穴が小さいジョイントは肩リングに3ミリ軸を追加するもので、穴が大きい方は腕輪のように腕に装備することで、腕のサイドに3ミリ軸を追加するものになっていまして…
下二つは30MS素体の靴底の交換用パーツに、太もものリングのサイドに3ミリ軸を追加するものになってるみたいだね。
30MMも含め、今後のカスタムプランに混ぜて使うと面白そうなんですが、これも素体が手に入らないことには本来の使い方を見ることができないというのが残念な所。
おわりに
ということで、オプションボディパーツ(タイプG01)のレビューでした!
ホントならここに入る前に「リシェッタに装備させてみた」って項目を入れる所なんだけど、もう何度も書いてきた通り私たちのところにはリシェッタがいないからこれができないんだよね。
こればっかりは入手できないとみていけないので、何とかして一体だけでも手に入れたいところですね。
ボディパーツ自体はかなりの使い道が…?!
そして肝心のボディパーツですが、ボディだけでなく肩と太ももまで付属しているため、どうにかして腕と脚、頭を用意できれば、このボディを用意するだけでシスターを作り上げることも不可能ではないのです。
実際私たちはそういう方向性で制作中なわけだからね…
あとは首ジョイントも付属していればなおよかったのですが、残念ながらこれは入っていないので、頭部を装着するためには何かしらの工夫が要りそうです。
そしてボディだけ単品で買うことができるキットになってるから、何も丸ごと換装するってだけじゃなく、素体のボディが壊れたときの修理用パーツとして使ったり、パーツごとに分けてパテを盛ったりプラ板を貼ったりと、改造の素材としても優秀なんだよね!
しかしすさまじい需要やら何やらで供給量が全然足りていない現状、本来の気軽さ(気軽に買える、気軽に使える、気軽に買改造できるなど)が発揮できていないのが残念なポイントです。この辺りはもうしばらく待たないといけないかなぁと思いますが、いつか改善されてほしいものですね…
それでは皆さん、よいプラモライフを!
…というわけで、レビュー記事はいったんシメることになりますが、今回は同時にオプションパーツセット(スピードアーマー)のレビュー記事を投稿していますので、よかったらそちらもご覧ください!
しっかし何でしょうかねこの転売価格…amazonなんかでは2000~3000円ほどの価格に吊り上げられてるんですが、これの実際の価格って1000円もいかないはずなんですよね。
マスターが買ったのはヤマダ電機みたいだけど、本来のお値段は900円くらい!さすがに悪質すぎるよ転売ヤー・・・