ついにバイロンの新型機が登場!オーソドックスな人型でありながらマッシブなボディ、そして超性能の新型ライフルが特徴のスゴイ機体だ!
…ということで、発売日から少し時間がたってしまいましたが、30MMシリーズ…そして待望のバイロン軍の新型EXMである「レヴェルノヴァ」を見ていきますよ!
おお…前の更新からかなーり時間がたってしまってるね…
ちょいと私生活の方が色々忙しくなってきてましてね…YouTubeの方を更新するので精一杯の状況となっているのです(もっとも、こちらも投稿が少しずつ遅れ始めてきていますが…)
もう手に入れて改造までやったよ!という人も既にたくさんいると思うけど、ここで一つ基本的な部分のおさらいもかねて見ていくとするよ!それじゃ始めていこう!
パッケージ・付属品
パッケージ。デザイン的に言うとエスポジットのものに似た感じになっていますね。このデザインに関しては、左上の30MMロゴの隣にある白い三角みたいな部分である程度の世代を判別できるようになってるみたいで…
アルトとポルタノヴァ、ラビオットとシエルノヴァ、スピナティオとスピナティア、エスポジットとレヴェルノヴァ(多分ガルドノヴァもだね)というように、1世代につき2機種ずつ商品化されている、というのが今のところの30MMのEXMの発売の流れみたいだね。
あとから登場したマクシオン機をどの世代として扱うかによって変わりそうですが(スピナティオとスピナティアをアルト・ポルタと同じ1世代機として扱うのか、独立した世代として扱うのか、など)、このようにすれば機体形状や装備からEXMの機体、そしてプラモとしての進化の歴史を垣間見ることができそうです。組んでカスタムする以外にも、こうやって設定などから30MMを楽しむのも中々面白そうな気がしてきますね…!
説明書。エスポジットからそうでしたが、マクシオン機のものとそれ以前の4機のもののレイアウトを掛け合わせたような感じになっているのが特徴ですね。
内容は機体解説に組み立て方、簡単なカスタマイズプランといった感じ。これはいつも通りだね。
Aランナー。いきなり武器のランナーになっていてびっくり!
…こうしてみると、クリアランナーは別ランナーにしなくても、A1の空きスペースに組み込んじゃってもいいんじゃない?という構成に見えるなぁ
あー、それ多分今後発売される、レヴェルノヴァ&ガルドノヴァ向けの新カスタマイズウェポンズにA1ランナーが丸ごと流用されるんじゃないですかね?おそらくそういった都合で別ランナーとして用意されていそうな気がします。
Bランナー。旧型フレームですね
こちらのフレームですが、以前は従来型フレーム、マクシオン機に付属していたものをマクシオンフレームと呼称していましたが、現時点で判明している連合の最新EXMである「フォレスティエリ」にマクシオンフレームが採用されているのが確認できましたので、こちらを「従来型 → 旧式」、マクシオン機などに付属のものを「マクシオンフレーム → 新型フレーム」と変更することにしました。
おー、呼び方が変わった?と思ったけど、そういえばこの前発表されてた連合のフォレスティエリにマクシオンのフレームが使われてたから、マクシオン機専用のフレームというわけではなくなったんだね。
ですね。なのでこのフレームが採用される機体はもしかしたら次回発売されるガルドノヴァで最後になる可能性がありますね。
Cランナー。メインカラーであるグリーン成型の装甲です。
なるほど、やっぱりほとんどは左右対称だからか同じパーツで構成されてるけど、1と2でそれぞれヘッドやアーマーなど収録されてるものが違う部分があるんだね。
Dランナー。こちらはサブカラーであるオリーブドラブ成型です。
違いはバックパックに腹部、そして胸部装甲ってところかな?
もちろんおなじみポリキャップパーツであるPC-7ランナーも付属。
これは旧式フレーム機だから、残念ながらあまりは出なさそうだね。
レヴェルノヴァ
てことで…いきなり完成品をどうそ!
おお!思いのほか小さいような気はしたけど、事前情報で見た通り割ときれいな人型でありながら超マッシブ!
同じくマッシブ枠のラビオットやシエルノヴァのように一部分だけマッシブになっているというわけではなく、全身のプロポーションのバランスもしっかりとりながらマッシブさが表現されているのがポイントですね。なんだか美しさも感じますね。
各部詳細:上半身
それでは各部詳細を見ていきましょう。
まずはヘッド!ビルドファイターズに登場するハイモックによく似た半円っぽい感じの形状が可愛いね!
あるいはスモーや∀ガンダム、ターンXといった∀ガンダム系MSっぽい感じにも見えてきますね。もしかしたらこれをベースに∀系MSを再現出来たりもするかも…?
ご覧の通りレヴェルノヴァの首周りは襟が立っているなど独特のデザインが特徴なのですが、ここが干渉してしまうためフレームが本来持っている可動域がかなり潰れてしまっているのがちょっと気になりますね…
ふむ…そういう意味ではフレームの柔軟性や可動を潰してまで装甲を盛りまくったガンダムグシオン(ブルワーズが使っていたころの緑のやつ)に通じる雰囲気もあるね。
ボディはこんな感じ。デフォルトの状態で左右に装甲が貼りつけられているかのようなデザインになっているのが良いですね。
真ん中に一個ある3ミリ穴に胸部装甲をセットするようになってて、かなり深く造形されている窪みにピッタリハマっるようになっているってのも面白いね!
後ろはこんな感じ!ここはポルタノヴァと同じくバックパック用の3ミリ穴2軸受けに加え、もう一個3ミリ穴が設置されているのがポイントかな?
背面に3つ3ミリ穴を備えているのはスピナティオも同じですが、開発の流れや穴の位置を考えると、ここはポルタノヴァから受け継がれた要素だとみることができそうですね。
バックパック。真ん中に3ミリ穴、左右にCジョイント受けと何かのボールジョイントを受けられる穴があるね。拡張性はかなり高そう…?
その穴は肩のボールが刺さる穴みたいですね。まぁなんにせよ、Cジョイントも含めてブースター等を盛りつけるのに適したハードポイント配置になっているような気がしますね。
続いてアームだよ!同じくマッシブ枠のラビオットのものよりも微妙に長いのがポイントで、全体のバランスがよく見えるのが良いよね(この辺りは人によって好みが変わるかもだから、短い腕がいい!って時はラビオット[グリーン]の腕に変えるといいかも?)
肩装甲はこんな感じ。外側に向けて尖っていくという形状で、思いのほかカッコいい造形となっているのがびっくりでした!
そして…表裏にそれぞれ3ミリ穴が、そして装甲の上と内部にCジョイント受けがある…なんとラビオットのバックパックと同じ構成になってるというかなり恵まれた拡張性を持ってるのもポイント!
腕は後ろ側のメインカラー部分が広い形状で、ちょっとした盾のような感じにも見えてきますね。
拡張性はこれまでのバイロン機、そしてマクシオン機と同じく肘に3ミリ穴が一つあるというものになってるね。ポルタノヴァやシエルノヴァほどしっかりは刺さらないけど、オプションジョイントに付属するL字ジョイントを介してシールドを取り付けたりするのに使えそうだね。
こんな重厚感のある機体デザインなこともあり可動範囲そんなに広くないのでは…?と思ってしまいそうですが…
実際はそんなことはなく、これまで通りの広い可動域をそのまま継承!ガンガン動かしてポージングを付けられそうだよ!
腹部周りに関しても、これまで通りのフレーム構成であるため、回すことでひねりを付けたポージングを取らせることができますね。
腰回りだよ!実はこの機体…30MMで初めてデフォルト(追加アーマーなし)で可動式のフロントアーマーを採用した機体になってるんだ!
オプションパーツセットやスピナティアコマンド仕様の追加アーマーでも似たようなものはありましたが、あれはどちらかといえばオプションかつサイドアーマーと言えそうな感じ。まぁこの辺りは設定でどうとでもできそうな気はしますが…
接続方式は3ミリピン。なのでガンプラのモノ(こちらはボールジョイント式がほとんど)のようにぐりぐりと動かすことはできませんが、その分接続強度はしっかり保たれているのがポイントです。
…と、フロントアーマーの方に気を取られがちですが、何気なくスゴイところを持っているのがこのリアアーマー。
…お?!なんでバックパックを持ってるのか…と思ったけど、内部に第三のピンがある!
そうです。これを使うことで、バックパックをリアアーマーに接続できるようになっているのです!
おおお!これは良いじゃん!あんまりデフォルトの使い道がないリアアーマー側の3ミリ穴をしっかり活用できるという実用の面もそうだけど、これポルタノヴァ宇宙仕様の追加アーマーで使えた機能を受け継いで、更にデフォルトで搭載してるという開発の流れの面も面白いポイントだよ!
各部詳細:下半身
ここからは下半身を見ていきましょう!まずは腰とふともものサイドアーマーです。
おお、腰サイドアーマーはともかくとして、ふとももサイドアーマーの方も3ミリピン接続になってるのか!これは拡張性も期待できそうだ…!
なのでこんな感じで入れ替えて使うこともできますよ!(ちなみに腰サイドアーマーに太ももサイドを重ねると、ガルドノヴァの装甲構成と同じものにすることができます。ぜひお試しあれ!)
可動域はこんな感じ。サイドアーマーが干渉してるのもあるのか、思ったよりは開かなかったね…
足の前後可動。画像一枚目がリアにバックパックを装備しているときのもの、2枚目がリアに何も装備していないときも可動域になります。
ほー、やっぱりリアバックパック状態だと可動域はちょっと狭くなるのかぁ
膝の可動はこんな感じ。前面装甲がかなり大きいため覆い隠されていますが、フレーム側の長方形ピンには何も装着しないようになっているみたいです。
ふーむ、それならこの部分は新型フレームに置き換えちゃってもいいかもしれないね。
足回り。足首ジョイントの接続方向がマクシオン機と同じ縦向きになっているため、シエルノヴァまでの機体のようにジョイントを左右に動かして接地させる、ということができなくなってしまいましたね…
あー、確かにちょっと接地性悪くなってるような気はするかな?
武装:高出力ビームライフル
続いて武器を見ていきましょう!(といっても付属しているのは一つだけですが…)
それがコチラ、高出力ビームライフルです!
待ってました!アサルトライフルのような形状がかっこいいかなり正統派なデザインの武器だね!
拡張性はこんな感じ。上部には3ミリ軸で回転するサブグリップとスコープなどを取り付けられそうな長方形の穴、そして株が付属のマガジンを装着するための長方形の穴が備えられています。
ここにはファンタジー武装に付属したマガジンなど、他のオプションも使えるようになってるね。(ちなみにマガジンにも横に3ミリ穴、下部に長方形の穴があるから、複数キットあればどんどん連結してライフルの継戦能力を上げられそうだね!)
…お?なんかこのライフル…予想以上にデカいね?
ですね。実はこれに関することが説明書に記載されているので読んでみるとしましょうか。
何々…「高出力ライフルによる中遠距離射撃は一度の射撃で小・中隊を壊滅させるほどの高威力を誇る」?!なんだそりゃ、バランスブレイカーにもなりかねないほどの超つよつよ武器じゃない!?
そうなんですよね。なんかサイズがデカいな…と思ったら、ガンダムで言うビームマグナムやバスターライフル、Gバードなどといった、手持ち武器としてはめちゃくちゃ高い威力を誇るタイプの武器になっていたのです!(構造的にはカートリッジ式のバスターライフルが一番近いかも?)
この武器に関しては、重量がある、反動がすさまじいなどといった設定で使用する上でのデメリットを加えて挙げた方が良さそうな気はしますね。(特に無法地帯になりかねない非公式イベントほど使い方には気を付けた方がいいかも…?)
終わりに
ということで、30MMレヴェルノヴァのレビューでした!
今回のまとめ
…うん、最後のライフルも含めて、予想以上の面白い機体になってたね!これ1機だけじゃ全然足りないよ…!(できればあと5機くらい欲しいよねコレは…)
一応既存のパーツでも似たようなシルエットの機体を組むことはできますが(上半身ラビオット、下半身アルト陸戦仕様など。これはプレバンのラビオットでも表現されていますね。)、何よりも体型がガンダムに登場する人気MS「ドム」によく似ている、というのが大きなポイントになっていますよね。
ドムを知っている人からすれば、とても馴染みやすいデザインだし、もしもその中に30MMを組んだことがない!という人がいたときは、その人に30MMをお勧めする良い機会になる…つまり30MM界に人を呼び込むためのPRにもなるというおまけつき!
大人気故か転売の影響が残っているためかはわかりませんが、やはりこの機体も入手困難な状態になっている模様。こんなに良いポジションの機体というのも中々ありませんし、できればレヴェルノヴァはたくさんの人の手に行きわたってほしいですね。それくらいまーじでオススメできる良作…いえ、神キットです!
というわけで…今回はこの辺で!皆さんよいプラモライフを!