かわいさ+渋さ?!2つの魅力を意外な形で兼ね備えている異色のEXM…ではなくエグザビークルが新登場!
ということで、ひっさびさのブログ記事版はこちら、「エグザビークル(装甲突撃メカ)」を見ていきますよ!
エグザビークル(装甲突撃メカ)は2022年10月22日発売のエグザビークル。エグザビークル枠でありながら小型量産機同様新型フレームのランナーを収録し、実際に新型機とほぼ同等のフレーム構造を持つ準EXMとも言うべき機体となっているのがポイント。価格は1078円(税込)。
へぇ…小型量産機と同様にエグザビークル枠でありながらEXMと同じフレームを持つ機体か…それは楽しみだね!
それでは早速始めていきましょう!
パッケージなど
まずはパッケージ&ランナー紹介から。
なるほど…特に変わったところはなさそうな感じかな?…と言いたいところだけど、エグザビークル枠でありながらPCパーツとフレームが手に入るってのは結構デカい気がするね…!
30MM エグザビークル(装甲突撃メカver.)
それでは内容に入っていきましょう!
ここからは細部までしっかり見たい人向けに各部位を詳しくお見せしていくよ!(すっ飛ばして完成状態から見たい人は目次の「装甲突撃メカ完成!!!」の項目まで飛んでね!
各部詳細:ヘッドパーツ(ロイロイ))
…って!?レビューしようとしてた機体がいきなり破壊されてるじゃん?!
問題ありませんよ。まず見ていくのはこちら…装甲突撃メカのヘッドパーツとして乗り込んでいる「新型ロイロイ」なのですからね…!
ということで全体像。これまでのロイロイのシルエットを残しながらも、かなり大きめのカメラアイや頭部装甲など、これまでとは変わった要素を多く持っているのがポイントです。
メインユニットはモナカ合わせ2パーツ構成で、特徴的なカメラアイは今回初登場?のオレンジメタリックシールで色分けされるよ!
ラビオットオプション以降30MMでは一般化しましたが、カスタムに使えるよう余剰部分がかなり大きく確保されているのもありがたい…!カッターナイフなどで好きな形に切り取り、いろいろなところに貼ってみたくなりますね!
メインユニットは頭頂部に装甲セット用の3ミリ穴、底にはレッグユニット接続用のソケットが用意されています。
レッグユニットはこんな感じ!可動域はない固定式の4脚型というこれまで通りの構成になってるね。
接続ピンの規格もほぼ同じなので、フォレスティエリロイロイの中間パーツなど一部を除くものであれば問題なく接続できるようです。
なるほど!これでロイロイのカスタムの幅もさらに広がるってわけだね!
各部詳細:上半身
続いて上半身(ボディ&アームユニット)を見ていきましょう!
まずはボディユニット。こちらはEXMの新型フレーム規格準拠の構造になっているため、内部に肩ジョイントなどをセットしない2パーツモナカ合わせの構造となっています。
そして出来上がった姿がコチラ!とにかくデカくて丸っこいのがポイント!正面には3ミリ穴が一つ、背中には3ミリ穴一つとバックパック接続用の2連3ミリ穴がそれぞれ用意されてるね。
続いてアームユニット。こちらも新型フレーム準拠の構成ですが、肩のみフレームを介さず新規造形のパーツを使用します。
おお!この新パーツ結構いいね!見た目や機能はほぼフレームそのままの状態と変わらないけど、パーツがぶ厚くなった分フレーム自体を強化したものみたいな感じで可動域はそのままに防御力をアップさせた!みたいな感じにできそうだ…!
そうしてここまでに組んだ4つのユニットを組み合わせることで…上半身が完成です!
おお…なんかすでに装甲突撃メカの丸くて可愛らしい感じの見た目!この良さが伝わってくるぞ…!
各部詳細:下半身
続いて下半身を組んでいきましょう!
まずは腰ユニット。こちらはいつも通りの組み方をする…のではなく!
なんとこちら、新規造形の強化フレーム(画像の緑のパーツ)が用意されているので、今回はこちらを使っていくことになります。
おお!この強化フレームは腰基部側の3ミリピンを受ける穴の長さが少し伸びてることで体型が変わりそうな感じだし、3ミリ穴とピンの間の部分に板みたいな造形が追加されてる!
この板はどのような効果をもたらすのかは詳しくは知らないのですが、実際に触って調べてみた結果、どうもこの板によってフレームの強度がかなり上がっている?というように感じました。
通常のフレームの場合は腰のボール状のジョイントを動かしたり外したりするときなどにフレームに負荷がかかりやすく破損の危険性が少しある…というものでしたが、この新フレームを組み込めば多少乱雑に扱ったとしても、フレームへのダメージはかなり抑えられそうです…!
そして底に装甲を貼り合わせることで腰ユニットが完成するのですが…今回は何と腰フレームを完全に覆い隠してしまえるフルアーマー仕様となっているのです!これは新しい…!
そしてここにいつも通り脚部とつなぐためのボール状のジョイントをセットすれば腰ユニットは完成となります。
続いてレッグユニットだよ!まず見ていくのは膝上&膝下のブロック。それぞれモナカ合わせ2パーツ構成となっているんだけど、今回はCランナーの膝ジョイントは使用せず、膝ジョイントに当たる部分は膝上ブロックに一体化されるという形で組み込むことになるよ!
スリッパはこんな感じ。なぜかここだけ旧式フレームの構造が採用されていまして、脚部の接続および可動にPCパーツとY字状のジョイントが用意されているのも変わらず。
この足首のY字ジョイントだけど…若干形状が違うものの機能自体はアルトなどの旧式機に付属するジョイントと同じとなってるから…
こんな感じで旧式機に装着することもできるようになってるんだ!よかったら試してみてね!
そしてこれらを組み合わせることで出来るのがこちらのレッグユニット。膝を動かすと一応ジョイントっぽい造形がありますが、装甲の密度が非常に高いため、立っている状態だとこのようにすっぽり隠れて見えなくなっています。
そしてこれらを腰ユニットと組み合わせることで…
下半身ユニットが完成となります!
そしてさっき組んだ上半身とこれを組み合わせることで…!
装甲突撃メカ完成!!!
ついに装甲突撃メカが完成しました!
おお!上半身だけじゃなく下半身の方も丸みを帯びた構成で、なんだか可愛らしい印象を受ける見た目になってるね!
可動域はこんな感じ。肘の可動域は装甲形状により90度ほどになっています(それでも十分動く…!)のですが、肩の方は新規パーツの効果でぶ厚い装甲でありながらフレームそのままの状態と同等の凄まじい可動域の2つを両立できているのが凄いですね!
腰の可動域は他の新型フレーム機そこまで変わんなかったから割愛するけど、膝に関してはこの小ささで90度ほど動くという思いのほかいい感じの可動域になってるよ!
これによって正座などもしっかりできるんだからホントすごいよね…!ガシガシ動かして遊ぶだけでも結構楽しいぞこれ…!
EXMとのサイズ比較
装甲突撃メカはその構造上ほぼ準EXMといっても過言ではない造りになっている…ということで、続いてEXMとのサイズ比較をやっていきますよ!
まずは新旧フレームの基礎的な体型となる機体との比較。フレームや装甲形状の都合上旧式<新型と体系が違うものの、装甲突撃メカはそのどちらよりも小さくまとまっているのがポイントですね。
続いてフォレスティエリおよびマスターが公式戦ようにジョイントから生成した「Bフレーム」というカスタム機を並べてみたよ!現状EXMの中では最小サイズとなるフォレスティエリよりも小さくまとめられてるの凄いね…
そしてBフレームに至っては…なんと同じサイズ!!マスターの話だとBフレームは装甲突撃メカの解禁初期の情報を参考にして作ったものだって話だったけど、こうしてみると結構うまいこと参考にできてた…のかも?
各部詳細:武装
続いて見ていくのはこちらのグレネードランチャー。エグザビークル枠なのにしっかり武装まで付属しているのいいですね…!
おお!結構しっかりした形状の銃武器になってる!…これもうEXMキットって言われても不思議じゃないね…!
この武器はモナカ合わせ2パーツ構成の基部にいつもの共通規格のバレルをセットすることで完成するという、カスタムも可能な構成になっているのがポイント。グレネードのマガジン的な造形を使いリボルバー式の武装を作る…などのカスタムができそうです!
ほぼ専用の武装みたいな感じなんだろうけど…構えるだけでカッコよさがかなり上がった気がする!追加装備はこれ一個しか付属しないけど、正直これだけで十分すぎるほどいい感じになってる!
余剰パーツ
今回の余剰パーツはこんな感じ。基本的に新型フレーム準拠ではあるものの、一部に独自の構造や旧式の構成を採用した結果大量の新型フレームパーツが余るようになっています!
おお!これは嬉しいぞ…!旧式機の近代化改修や摩耗して緩くなったフレームの交換用パーツとかに使いまわせるからありがたいぞ…!
カスタマイズ
…うーん、装甲突撃メカの運用テストをやってみたけど…デフォルトの使いかたが「敵陣に特攻させて中身のロイロイのみを残し後から来た味方のサポートをさせる」って感じになってるわけだけど…
このままだとせっかくEXMと同等かそれ以上の戦力を持つロイロイから下のメカを乗り捨て使い捨てにするの…なんかすっごくもったいなく感じるんだよなぁ…
そこでやるのがカスタマイズという訳ですよ!いろいろパーツを盛ることで突撃だけではなく通常の攻撃や防衛任務などに回し、ロイロイから下のパワードスーツ的な部分まで余すことなく使うこともちゃんとできるのです!
ということで…ここからは簡単なものではありますが、いろいろパーツを盛ったり組み替えたりして装甲突撃メカを強化していきますよ!
まずは同じくエグザビークル枠の機体であるタンクとの組み合わせ。このプランはタンクをサブフライトメカのような感じで乗り物のようにして扱い、上からキャノンをボコボコ打つ…というものになっています。
もちろんこんな感じで組み込むタイプの組み方もできるよ!エグザビークルはいろいろな使いかたができるから、こういうカスタムをやりたい!という時も結構便利なんだよね!
続いてはこちら…エグザビークルではありませんが、ほぼ同等のボリュームを持つ「オプションパーツセット9(大型ブースターユニット)」との組み合わせです!
おお!これはオーソドックスではあるけどシンプルにカッコいい組み合わせだね!ブースターで機動力をしっかり強化できるし、シールドスラスターを両手に付けて更に防御力もアップ!通常任務にも使えるけど、あえて突撃任務に回したとしても結構破壊されずに生き残る機体多くなりそうだね!
もちろんEXMとも組み合わせも結構いいもので、例えばガルドノヴァの長いアームを装着すれば、カプールやズゴックといったいわゆる「ジオン水泳部」風の見た目になりますし…
レヴェルノヴァやポルタノヴァ等を装着すれば、まんまるのボディはそのままに通常のEXMとほぼ同じ体型にすることも可能です!
ただ、EXMの肩ボールもセットすることはできますが、旧式フレームなどは軸の長さなどにより少し接続が浅くなるかもしれませんので、そこは注意です!
おわりに
以上、30MMより「エグザビークル装甲突撃メカ」のレビューでした!
今回のまとめ
なるほどねぇ…事前情報である程度の情報は得られてたとは言え、実際こうやって組んで並べたりしてみると、EXMとほぼ同じ機機能を持ってはいるものの…サイズは最小のフォレスティエリよりも小さかったり、ヘッドパーツが無くてその部分にはロイロイが乗り込めるようになっている…など、今回の独自要素もきっちりあるかなり面白いキットになってたね!
このキットは30MMの中でも特に素の状態の完成度が高い方になりますので、たくさん手に入れることができれば無改造でも3機ほど並べ、そこにカスタムした機体を隊長機として据え置けば手軽にEXM部隊を用意することができる…など、僚機から敵味方のモブキャラ的な感じまで何でもこなせる便利な機体です!
どこかで見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね!
それでは皆さん、よいプラモライフを!