全身を光らせ最大出力モードへ覚醒?!ブラックライトに反応するクリア装甲でポルタノヴァとは違った楽しみ方ができるぞ!
というわけで…パッケージは前回と変わりませんが(ポルタクリアと同じキットのアイテムのため)、今回はアルトの方のクリアカラーバージョンを見ていきますよ!
アルトのクリアカラー版もポルタノヴァと同じくハイパープラモフェス2024の会場限定販売として登場したアイテムで、同じく限定キットと化したドレスリシェッタよりも割と買いやすそうだった(最終日の物販は16:00回の時点でクリアアルトポルタセットは在庫あり、ドレスリシェッタは売り切れという状態でした)アイテムだよね。
前回見た本キットの片割れポルタノヴァのクリアカラー版を見る限り、透き通るクリア成型の装甲は置いて飾っておく記念品として扱うのにはすごくいいですし、メタリック整形になったフレームや武装パーツは普通に既存アイテムのカスタムに使いやすいものとなっているのです!
と考えると… やっぱりハイパープラモフェス2024限定にするんじゃなくて、せめてプレバンやクロスストア、ガンダムベースあたりで買えるようにしてほしいなぁという気はしてくるよね
ポルタノヴァに関してはそのように感じましたが、果たして30MM最初期EXMのもう片割れであるアルトの方はどうなっているのでしょうか?さっそくチェックしていきましょう!!!
30MM アルト(クリアカラーver.)
というわけで全体像をどん!アルトの場合はポルタノヴァと違いノーマルのカラーをそのままクリア化したような感じみたいで、メインカラーがクリアホワイト、サブカラーがクリアパープルとなっています。
フレームと武装パーツはシルバー成形みたい!ポルタノヴァのゴールド成形ほどの目たちやすさはないけど、しっかり高級感は演出できるいい配色になっているね!
ヘッドパーツ
ヘッドパーツです。クリアになったことで主張の強いパープルが特に目立つようになってますが、割とホワイトとバイザーのグリーン部分もイイ感じにアクセントになっているのがポイントです。
形状は一般機のものと同じだね。
フレームが同じものなので可動域も一般販売版と同じく上下左右とかなり自由に動かせるのがポイントです。
ボディ
ボディです。ポルタノヴァのクリア同様、装甲がクリアになったことで3ミリ穴などが見づらくなっていますが、胸部ブロックサイドにある3ミリ穴はそのまま健在!背面には2か所の3ミリ穴を備えパーツを盛ってカスタムできるバックパックを装備します。
胸部ブロックをはがせば合計3つの3ミリ穴を使い、オプションアーマーで手に入る強化装甲を装着し見た目のデザインを変えることができるのもそのまま!バックパック受けは一部ガンプラなどとも共通の2軸式になっているよ。
アーム
アーム回りはこんな感じ。ものとしてはやはり一般版と特に変わらず、肘から下のホワイト部分サイドに3ミリ穴が設けられ拡張性を持っているのがポイントです。
連合機にはよく備えられてるこのサイド向きの3ミリ穴のおかげで、シールドや装甲をサイド方向に装備したいときには凄く役に立つんだよね!
腕回りの可動域はこんな感じで、旧式フレーム機共通として肩装甲アリだとそこそこ(それでも十分)、なしだと凄まじい可動域を発揮する肩フレームが最大の特徴だと言えるでしょう。
カラバリではあるけど、旧式フレームとは言えヴォルパノヴァやエスポジットγのようにまだまだこのフレームを採用している機体も発売されてるからね。使えそうな要素はバッチリチェックしてカスタムに生かしていきたいね!!
腰回り
腰回りはこんな感じ!フレームをベースにフロント、リア、サイドの3部位で構成している旧式フレームの構造そのものという感じになっているね。(そもそも30MM最初のキットはアルトだからこれが初出ではあるんだけどね!)
サイド部分は3ミリピンでの接続になっていまして、装甲をはがすことでフレーム側の3ミリ穴が現れます。ここに何か装備を持ったりするなどのカスタムができるので、フリーダムガンダム系MSのレールガンのような、何か欲しい機能があった場合ここに追加することも可能ですね。
腰回りの可動域ですが、元々フレームそのものの可動域はとても優秀なうえ、アルトの場合は特にその可動域を阻害するような形状の装甲はないのでこの通りしっかり性能を余すことなく発揮できます!!
レッグパーツ
レッグパーツです。こちらも形状や機能はいたってシンプル。膝上はフォレスティエリのように3ミリ穴があるわけではない純粋な構造材的なもので、ハードポイントは膝下サイドの3ミリ穴のみにとどまっています。
可動域はこんな感じで、膝上の裏側と膝下の裏をぴったりくっつけて正座もできちゃうよ!やっぱり旧式だからと言って決して侮れないかなりいいものを持っているね!
武装
サブマシンガンです。形状的には短め出取り回しがしやすく、それでいて密度も割とあって非常に使いやすい銃武器…なのですが、30MM始動当初は銃系カスタムの方向性が定まっていなかったのか、アルトの銃はポルタノヴァのモノとは別の規格(小さなブロック状のジョイントをはめる感じ?)が使用されているため、キットそのままでは現在主流となっているマイナスピン形式との互換性はありません。
この規格はシリーズ3機種目の機体であるラビオットの時点ですでに廃止(マイナスピン形式へ統合)されたから、実質的にアルト専用規格になっているんだよね。とはいえラビオット(本体および武器セット)にはこの規格をマイナスピン形式に変換できるアダプタが収録されてるから、これがあれば銃カスタムに組み込めるのは嬉しいね!
ナックルダスターだよ!トゲトゲがついた板を叩きつけるポルタノヴァのモノとは違い、アルトのものは三角錐?みたいな部品で限られた範囲にするどい打撃を加える…と言う感じの使いかたになりそうだね。
形状は違いますが使いかた持たせ方は同じかつ小さくて使いやすい取り回しの良さもまたポイント。ただしグリップはやはり3ミリピン式なので手の中でくるくる回ってしまいがちな点には注意です!
ポージング&カスタマイズ
というわけで…今回も軽くポージングとカスタムを見ていきましょう!
まずはサブマシンガンを使った戦闘シーン!ポルタノヴァと同様SDガンダムGジェネレーションなどでマスターが見たモーションを再現しているみたい!
特に意味はないですが…ポルタノヴァクリアのものとは鏡向きになるようにポーズを取らせたことで、Gジェネ的にはアルトが自軍側、ポルタヴァが敵軍側の表示みたいになっていますので、よかったらポルタノヴァクリアのレビューと見比べてみてくださいね!
ナックルダスターの上部にはポルタヴァのものと同様に近接武器用の小型ピンが用意されていますので、このように様々な刃などを装着して強化できるのがいいですね!
おわりに
というわけで…以上でハイパープラモフェス2024限定の30MMキットより、アルト(クリアカラー)のレビューでした!
私たちが30MMに参戦したのはポルタノヴァ宇宙仕様が出たばっかしの頃(ラビオットどころかアルト陸戦仕様、ポルタ水中仕様などもまだなかった)だったけど、アルトやポルタヴァの武器セットくらいしかなかったからそこまで使い道があったわけではなかったね…
しかし今はカスタマイズウェポンズ系を始めとした様々な武装があるから、これを使えば以前とは違ったより強くカッコいい装備を実現できるのです!今回見たのはハイパー2024で入手したクリア版でしたが、これを機にアルトやポルタヴァのような初期型の機体を近代化改修する、というていのカスタムをやってみるのも面白そうな気がしてきました…!
少し前まではアルトやポルタノヴァといった初期型のEXMはほとんど見なくなっていましたが、最近になってポルタノヴァ宇宙仕様のような強化型を含む再販が来ているようで、またぼちぼち売っているのを見かけるようになっているので、皆さんも久々に、あるいは初めての方もぜひアルトやポルタノヴァを手に取ってみてくださいね!