今回は、シエルノヴァ用オプションセットのレビューをやっていきます!
これも拡張武器セットの1つではありますが、セット内容や本記事など、いろいろな意味で大ボリュームな1品となっています。
…というわけでさっそく見に行ってみましょう!
パッケージ・内容
パッケージ。
おそらくもう主流になった袋タイプのパッケージです。
オプションパーツセット3とか4あたりが出た時は、そっちも袋になってたりして…?
シエルノヴァの武器ランナーがそのまま付属。
…ということは、シエルノヴァの広めの股を再現できる、股関節の拡張パーツも一緒に付属するということ。マッシブな機体を組むときや、股関節が劣化して緩くなってしまったときの補修用パーツとして確保しておくのも良いかもしれませんね。
今回のメインその1。
主に銃器関係が収録されているランナーですね。
今回のメインその2。
こちらは近接武器に加え、銃器の一部が収録されているランナーのようです。
シエルノヴァ・リペア
『戦闘でボロボロになったシエルノヴァを、ありあわせのパーツで補修した機体。使えそうな部分はそのまま残してあるが、パーツの消耗度合いが不安定なため、基地内での装備実験や訓練演習など、戦場への投入以外の運用が行われる。』
…という設定を与えてはいますが、今回モデルとして用意した急造の機体だったりします。いい加減、レビュー用に原型そのままの機体を用意しないといけませんね…
シエルノヴァ特有のパーツを組み込む
では組付け開始です!
まずは股関節に…
拡張ジョイントを仕込んで…
バックパック、ハンドガンを持たせれば、見慣れたシエルノヴァのシルエットっぽい感じになりますね。
近接武器
お次は近接武器を組んでいきます。
これまでの武器セットをお持ちの方はなんとなくわかるかな?と思いますが、1セットの内容だけでも、何パターンもの組み方が存在します。
例えば…
槍…というか矛?のような武器。
どちらかといえば剣の柄を長くしたかのような武器なので、よく三国志あたりに出てくる戟っぽいとも言えそうな感じです。
使用したパーツはこちら。
刀身部分だけでも、なんと3パーツ構成となっています。柄については、切り取り線のようなモールドもない、きれいな3㎜プラ棒を使用し、3㎜穴と武器用の四角ジョイントがあるジョイントを組み合わせています。
続いて、斧のような感じの武器です。
柄は先ほどのものを流用していまして、刀身部分は写真のような構成で組んでいます。
2セット以上買うことで、左右対称の武器にすることができそうですね。
全部組み合わせることで、今度はハルバードのような武器に!
ここまでくるとかなりの長さになるので、ただ持たせておくだけでカッコよくなりそうです。
クナイも一つ付属します。
ランナーから切り取るだけで、そのまま機体に持たせることができます。
石突きに当たる部分のリングは3mm穴になっているので、ここを使ってマウントすることも可能です。
射撃武装
続いては射撃武装。
シエルノヴァハンドガンの先端に着けて使うもので(ポルタライフルやラビオットライフルなどにも流用可能)全部で3種類付属します。
恐らくスナイパーライフルの基部と思われるパーツ。
本体のほか、銃の上下にある長方形ジョイントに使えるパーツ(用途はよくわからない)とバイポッドが付属します。バイポッドはCジョイントになっているので、一部のパーツは、もしかしたらここに組付けられるかも…?
今までで一番短い銃口が付属しているのもポイントです。
ガトリングっぽい感じのパーツ。
先端は長方形ジョイントで接続されています。
やはりというかなんというか、後には長方形ジョイントがあるので、こちらも過去に発売された銃との互換性があるようです。
こちらもスナイパーライフルっぽい感じのパーツ。細めのボディが特徴的ですね。
このパーツの特徴なのですが…
こちらの細長いパーツは、無限に連結可能な構造になっています。たくさんウェポンセットを買ったときはぜひ試してみてくださいね!
スナイパーライフルっぽい銃身を組み合わせてみる。
余計にそれっぽくなったような気がします…w
今度はガトリングっぽいやつを接続。
これはこれで様になっているからすごいな…
先端はもちろん交換可能。
シエルハンドガンのロングバレルっぽいパーツを持ってくるのもいいかもしれませんね。
その他(拡張パーツ)
前回のラビオットウェポンに続き、シエルノヴァのウェポンセットにも、アルトライフル用の拡張パーツが付属します。
前回は、アルトライフルの銃身を長方形ジョイントに対応させるものでしたが…
今回のパーツは、アルトライフルをポルタノヴァやシエルノヴァなどと同様に、長方形ジョイントに変えてしまうことができるパーツです!
ラビオットウェポンのパーツと合わせて、唯一共通ジョイントからハブられていたアルトライフルが救済されたようです。よかったねアルト君…!
他にも、左から長方形ジョイントを3mm軸に変換できるパーツ、ストック、シールドが付属します。
…このジョイントやシールドの使い道がかなり多そうなのは言わずもがな、ストックパーツについては、「こういうのが欲しかった」という感じでした(個人の感想)。
この構造を基にしたアルトライフルver2とかでないかなぁ…(アルトライフルの見た目は凄い好きなのです…)
シエルノヴァ・新規武装試験型
というわけで、できる限り付属武装を盛り盛りしてみました!
以下、僕が勝手につけた設定になります。一応ポージングだったり、どんな感じで組めるのか、という例の紹介でもありますので、よかったら見ていってくださいね!
『バイロン本国より届いた、シエルノヴァ用拡張武装パックの運用試験を行う機体。本パックには豊富な銃火器に加え、組み換えで近~中距離まで対応可能なハルバードが含まれ、あらゆる距離で戦うことが可能となっている。』
【ハルバード】
『拡張武装パックに封入されている打撃武装。中距離の敵に対して強烈な打撃を与えられるハルバードが基本形態となっているが、組み替えることによって矛や斧、あるいはショートソードや手斧など、武器の性質や対応距離を変更することが可能だ。』
【スナイプグレネード】
『武装パック付属のパーツを組み替えたもので、スナイパーライフルの射程距離と命中精度でグレネードを打ち出す装備として運用される。グレネードランチャーに上記二点のメリットを落とし込むことには成功しているが、弾速が遅いのが欠点となっている。今後の改良が必要だ。』
【ロングバレルライフル・type-A】
『長めの銃身を持つライフル。拡張パーツ自体はポルタノヴァのロングバレルに似た構造を持つが、ベースになっているのはなんとアルトのライフルだ。今回の武装パックには、アルトのライフルをバイロンのカスタムパーツが使用できるよう最適化するジョイントも封入されていたのである。』
以下、運用試験中に撮影された画像。(要するにポージングですw)
ロングバレルライフルを使用するシーン。
よくポージングに使われる、いわゆる種ポーズ(ガンダムSEEDでよくあるポージング)を参考にしています。うまくいってるかはよくわかりませんが…
ハルバードを振り下ろす!
撮影セットの都合上、斧をしっかり移せないのが残念…(MDF板の長さが足りなかった…)
狙撃に挑戦。
狙撃というと基本的には隠密行動になりますし、塗装するにしても地味なカラーリングになりがちですが、やはりこの佇まいはとてもカッコいいですね…
しれっとクナイを装備していたりします…w
これも2セット以上あったら、二刀流にしたり、投げてるシーンを再現したりと、忍者のような感じにするのもいいかもしれません。
おまけ
公式ゲリライベントになっている「#30MMハロウィン」に投稿した機体、アルマです。こちらは塗装していますが、本セットのパーツがてんこ盛りです!
帽子を表現するのに、本キットのシールドを使用。淵を赤く塗ったら、なんとなくリボンっぽく見えるようになったかな?というのがお気に入りポイントだったりします。
そして、杖に関しては、斧を左右対称にしたものを連結し、巨大なハルバードのようにしてみました。(刀身はガンダムマーカーのシャインシルバー、その他の部分はシタデルカラーで塗装しています。)
魔法エフェクトっぽい感じ。
これ一応杖なので…
【アルマ】
ハロウィンの展示用に用意されたアルト…だったが、何故か悪魔の力が宿り魔法の力を手にした機体。それぞれ夜をイメージした黒と紺のマントを羽織り、大きな杖からは魔法を放つ。近づいた敵には斧のような形の杖で魔法(物理)もお見舞いするぞ?!#30MM#30MMハロウィン pic.twitter.com/ma9D1yZOUM
— マカセ(makase) (@makase18) October 8, 2020
終わりに
以上、シエルノヴァ用のオプションウェポンセットでした。
はっきり言います…今回のセット内容にはハズレはありません!
お店やネットショップなどで見かけたら、すぐにでも入手した方が良いかもしれない…それくらい使い勝手が良い&使い道が多いパーツだらけになっていると思いました。
近接武器、射撃武器共にこれまでに発売された武器との互換性はもちろんありますし、特にアルトライフルの拡張パーツが加わることで、今までできなかった組み合わせができるようになり、武器カスタマイズの幅が大きく広がること間違いなし、なのです!
…もう一度言います。見かけたらできればすぐに確保してしまってください!これも多分すぐ無くなりますので…
それでは今回はこの辺で。皆さん良いプラモライフを!