30MM ポルタノヴァ(宇宙仕様)
宇宙を駆ける白きポルタノヴァ、再び見参…!
※この記事は、2020年2月3日に投稿したものを、2021年1月6日~8日の2日間を使ってリライトしたものになります。
今回は、バンダイより新たに(と言ってもシリーズ展開からだいぶ時間は立っていますが…)リリースされた30MMシリーズより、ポルタノヴァ(宇宙仕様)をレビューしていきます。
30MMシリーズが発表されたときは、ついにバンダイからもカスタム性バツグンのプラモデルが出るのかとかなりびっくりしたのを思い出しますね…(’ω’)
プラモデルを組みかえたりしてカスタムするのが好きだった僕としては、今までカスタムの自由度が高いシリーズがコトブキヤのフレームアームズくらいしかなかったので、そっちをよく組んでいたんですがね…(今もよく組んでますが…)
コトブキヤ製品って僕の行ける範囲の店には全くと言っていいほど取り扱いされてないので、気軽に買いに行けるこのシリーズの登場は凄い嬉しかったですね。
…と、ここまで来て、なんで青太字になってんの?と思った方もいるかもしれません。これはリライト前のコメントを指し示す部分としています。ある目的で30MM関連の記事をパワーアップさせている最中なのですが、その一環として、当時の形式すらバラバラだった画像を最近撮り直したものに置き換えるなどのリライトを行いました。
…前置きが長くなってるけど、そろそろレビューに入っていこう。
パッケージ・内容物
パッケージ。
マイナーチェンジ版ではあるものの、ノーマル機以外も徐々に発売されるようになってきていますし、ようやく30MMの世界観が広がりだしてきたのかな?と思わせる一品となっています(個人的な感想)。
この時点で既に、ノーマルのポルタノヴァからどこがどう変わっているのかがはっきりとわかるようになっていまね。
説明書。ちょっとしたストーリーや機体の解説、他キットとのカスタム例などが書いてありますね。
ランナー紹介
Aランナー。形状自体は他のポルタノヴァと何ら変わりはありませんが、メインカラーがホワイト、サブカラーがグレー、モノアイが透明クリアと、独自の配色になっている(ノーマルポルタとしてみるならグレーに相当します)のが特徴。
Bランナー。成形色は青っぽいブラック。これも他の機体と変わらない部分になります。
宇宙仕様の追加装備が収録されているランナー。フェイスマスクやバックパックなど、宇宙仕様で形状変更されている部分のパーツも収録されています。
ボリュームからして、宇宙用ユニットみたいにして単品発売されてもおかしくはないよなーなんて思ったり思わなかったり…(’ω’)
まぁ単品発売されたのはアームユニット・ライフルの方でしたが…笑
…とリライト前、つまりほぼ丸1年前は思ってがっかりしていたのですが、これはエグザビークル・スペースクラフトという形で(一部ではありますが)実現しました。やったぜ!
PCパーツとマーキングシール
これは30MMだけではなく、ガンプラやメガミデバイスなどに使いまわしても良さそうな気もしますね。
30MM ポルタノヴァ(宇宙仕様)
完成品。
逆間接になっている脚部が特徴的ですね。
また、バックパックには使用しないノーマルの脚部をブースターとして再利用しているようです。使わない部品も積極的に取り入れているのは凄いなぁ…
と、当時初めて30MMに触れた僕は思っていたわけですが、未だにこの逆関節や使わないパーツを再利用している例、というのは少ないように思えます。
宇宙仕様の良さは健在、というわけですね。
各部位の詳細・可動域
続いて可動域を見ていきます。
ポルタノヴァ本体(あるいはノーマル・グレー版として)の可動域は、別途レビューで詳しく紹介していますので、そちらで確認をお願いします。
・ブログ版
・動画版(YOUTUBEに飛びます)
というわけで、宇宙仕様で追加・変更された所を重点的に見ていきますよ!
バックパック。形状がノーマル版から大きく変更されているのが特徴で、宇宙仕様では使用しないノーマル版の足を流用し、ブースターとして再利用しています。余剰パーツも出来る限り余すことなく使えるような設計になっているの凄いですよね…
バックパックにとブースターをつなぐジョイント、ブースター(というか脚部)のCジョイントを使った二重関節になっているため。割と自由に動かすことができるようになっています。
宇宙仕様の脚部。30MMで初の、そしてエグザビークル・スペースクラフト(は宇宙仕様のパーツを流用している)を除けばいまだに他に出ていない逆関節の脚部になっているのが大きな特徴。
逆関節って見た目のインパクトはもちろん、無理な姿勢を取らせてもばっちり自立してくれるという、安定感を持たせたい時などに大きく貢献してくれるんですよね。
去年は全然使ってなかったんですが、今年はスペースクラフトも合わせてガンガン使っていきたいものですね。
3mm穴がある部位のちょっと奥にcジョイントがあり、ここを介して曲げ伸ばしができるようになっています。最も低くしてもノーマル版よりも大きく見えるのに、そこから更に伸びるようになっています。大きいサイズの機体を作りたい!って人にもおすすめのキットになりそうです。
伸ばすとめちゃくちゃ身長が高くなるのも驚きなんですが、何よりもこの細い足でしっかりと自立出来ているというのがまた凄い。
去年のマスターもここに驚いていたみたい…
フェイスマスク。どこかドクロを彷彿とさせる見た目になっているのが特徴ですね。
このフェイスは、モノアイを外側から装着する様になっているのですが、ここ3mm穴になっているため、これを活用したカスタマイズ例もちらほら見受けられます。
脚部をノーマルポルタノヴァのものへ換装してみる。まずは膝裏関節を外し、その後C字ジョイントを引き抜くことで脚部を取り外します。
続いてバックパックからノーマル用の脚部を外し、先端をバーニア(?)から足パーツに替えて本体に接続。
ノーマル脚部に換装した状態。
バックパックへ宇宙用脚部を移動させてみましたが、これはこれでブースターとして使えそうですね。
装甲で見えなくなっていますが、膝をノーマル版に換装したため、膝に装甲を装備できるようになっていますね。
ちなみにリアアーマーにはバックパックを接続できる3ミリ穴があり、宇宙用だと2つのバックパックを運用することが出来ます。
また、写真のようにバックパックの脚部を動かすことで、4脚状態を作ることも出来るのだとか。
実は今回新たに撮りなおしているいる分は、宇宙仕様2機目なのです。つまり、この4脚が可能になっているということ…!
これは後ほど紹介していきます。
いったん休憩!
ちょいと長くなってきたのでいったんページを区切らせていただきますね。