悪魔の力を宿す妖艶なシスター登場!心に秘めるリシェッタへのライバル心は何をもたらすのか…?
というわけで今回見ていくのは新たに登場したD型の素体を持つシスター「ネヴァリア」。価格は税込み2750円となっています。肌カラーは標準的な肌色といった感じであるAタイプ、ボディの大きさはG型とほぼ同じくらいと、プラモとしてみた場合ではリシェッタとよく似た特徴を持つシスターとなっているようです。
しかしながらカラーリングには紫系の色が多用されていることで、ミステリアスで大人びた印象、あるいは悪役感のある雰囲気を演出できるポテンシャルを持っているようにも見えるね。
説明書によるとネヴァリアはリシェッタに対するライバル心を持っているらしいとのことだし、もしかしたら明るいイメージになるリシェッタと対になる存在みたいにしてデザインされているのかも?
それではそんなネヴァリアの詳細をチェックしていきましょう!
ネヴァリア(ノーマルモード)
まずチェックしていくのは武装を装備していないノーマルモード。肌の露出はほぼないというレベルまで押さえ込まれているものの、ぴちっとしたボディスーツのような感じのデザインに加えD型ボディによる大人体型がしっかりと反映されていること、そこに紫系のカラーリングが加わることで、美しさなどといったリシェッタやティアーシャなどから感じられる可愛らしさとはまた違った魅力があふれ出ているように感じましたね。
それでいて腕はドレスを付けているかのようなふわっとしたデザインになっていることや、パーツの組み合わせにより腕や足に模様のようなものが入っているというところにどことなくエレガントさも感じるよ!
ヘッドパーツはこんな感じ。今回は完成形のみを掲載していますが、ヘアパーツは前髪・前髪サイド×2・後ろ髪ベース・後ろサイド髪×2・可動式の後ろ髪と7部位に分かれているかなりの気合の入りようがポイント。
フェイスパーツはこんな感じ。通常顔、笑顔、ダメージ顔の3つが付属しているよ。ネヴァリアが大人っぽい雰囲気に見えるのは釣り目っぽい感じの目とこれまでのシスターよりも目のサイズが少し小さめに見えるっていう点もあるんだろうけど、笑顔に関しては何となくメスガキ感っぽいのも感じるね…
何ならそういう方向性でカスタムしてみるというのもアリかもしれませんね。
ボディパーツ。完成形からも何となくわかりますが、実際使用パーツはかなり多くて複雑な構造となっていましたね。
こうしてみると明らかにG型ボディとかと比べるとパーツ分けがより細かく増えているってのがわかるね。それだけ可動部とかも増えたってことなのかな?
アームパーツです。遠くから見るとふわっとした感じに見えた袖部分ですが、近くで見てみるとバーニアのような造形をしているという意外とメカメカしいデザインになっているのがわかりますね。(それでもドレスっぽい感じの雰囲気は崩れていないの凄いですね…!)
ハードポイントは肘サイドに当たる部分と腕サイドの2か所。シールドなどを装備させたいときなどに使えそうだね。
可動域は肩・肘共にかなり優秀です。また今回から関節部分など一部にPOM製のパーツが使用されるようになりました。ピンなどが結構固めなので組み立てはかなり大変ですし動かすときにキリキリ音がしたりするなど気になる点も多いですが、強度自体はそれなりに強化されたような気もします。
このあたりの変更は一長一短、という感じの印象だね。
ハンドパーツは今回の作例で使用している握りての他、武器持ち手・3本の指を立てている手、くわっと開いている平手の3種類が付属しています。
3本の指…これじゃんけんする時にグーチョキパーすべての要素を持っている最強の一手じゃん!前オプションハンドが出てきたときに平手とピースサインが追加されたことで「これでジャンケンができるようになった!」ってレビュー動画か何かで言ってたような気がするけど、何気に新ハンドパーツでジャンケンの方もアップデートされてるの面白いな…!
続いて見ていくのは下半身。まずはレッグパーツ全体をチェックしていきましょう。
今回は太もももパープル成型になっていることでボディスーツっぽい感じの見た目になっているほか、ハードポイントもこれまで通りしっかり用意されているからかこの部分に関しては今までと同じ感覚で使えそうな感じだね。
可動域はこんな感じ。水着ボディからT型素体と少しずつ改善が入ってきた股関節部分ですが、開脚に関してはまだちょっと物足りなさを感じますね。
しかし改良の結果下方向への引き出し機能が強化されたことで、正座のような感じの「座る」ことに関する挙動は強化されたっぽい!更に膝の可動域も相変わらず良いから正座もより違和感なくこなせるようになってるし、足首は関節がPOM化されたことで少し扱いづらくなったような気がするけど、可動域は相変わらず優秀!ポージングや接地性の確保などもしっかりこなせそうだね。
ネヴァリア(簡易武装モード)
それでは最後に…付属している武装パーツを装着し、ネヴァリアを完成させていきましょう!
ヘッドギアはこんな感じ!いつものように頭頂部のカバーを外して装着するスタイルになっていて、今回のは前方向に小さなツノが伸びるような感じのデザイン。小悪魔っぽい感じの見た目なんだけど、ピエロ的な感じの雰囲気も感じられるなど解釈や見立てのやり方によっては別物の意匠を持つシスターにもなり得そうだ…!
続いてはしっぽパーツ。こちらは腰にある3ミリ穴に差して使うもので、構造としてはリード線を介して槍の穂先のような形状をしたパーツをつないだものとなっています。
背中には小型のウイングユニットをセットするようになってるよ。ただここは後ろ髪で隠れる部分になるし干渉もするから、ヘアパーツの破損防止のためにも脱着する時は一度ヘッドパーツを外してからやるのがおススメだよ!
レッグの装甲はこんな感じ。一応ネヴァリアにもレッグ前面の3ミリ穴を隠すカバーパーツが存在しているのですが、今回は上側の3ミリ穴にこちらの装甲をセットするようになっています。
このまま武装も紹介していくよ!今回付属している唯一の武装はこちらのトライデント!長さだけで言えばネヴァリア本体に匹敵するレベルの長さを持つこの槍型武器は、かなり刺々しく攻撃的な形状や、3ミリ穴にリシェッタの腕などにある!マークに似たソケットなど、意外にも拡張性がかなり高くなっているのが特徴的だね。
しかしシスターのハンドパーツだと手の甲が剥がせないので、差し込むことができない武器は装備できないのでは?と思うかもですが、ネヴァリア付属のトライデントは石突部分が分解できるようになっているため、この心配はしなくても大丈夫なようになっているのです!これは嬉しい!
という訳でネヴァリアのフル装備状態が完成だね!ブログ版の方ではまだ見てないけど、スピナティアリーパー仕様とは違って本体側の装備は小ぶりな印象になってるけど、本体が持つ妖艶かつミステリアスな雰囲気によってこれはこれで魅力的な印象になっているね!
後ほど検証記事を上げてみようと思いますが、スピナティアリーパー仕様とミキシングしてみると更に面白くなるのかもしれませんね。続報をお待ちください!
おわりに
以上、30MSよりネヴァリアのレビューでした!