脚部を強化する強靭な武装パーツで敵を蹴り砕く!クールな表情のクロウサギシスター「ララネル」ここに登場!姉妹機の白ウサギシスター「リリネル」がいると…?
ということで今回見ていくのは、2022年12月に新登場した双子のウサギシスターの片割れ「ララネル」です!
ララネルは同年11月に登場した姉妹機リリネルとウサギモチーフや本体のパーツ構成などがほとんど同じまさに同型、姉妹機と言えるシスター!違いがあるとすれば成型色と一部装備の構成くらいだね。
しかしその装備構成の違いがまた結構すごいのです…!主に腕回りの強化がメインとなっていたリリネルに対し、ララネルは足まわりの強化がスゴイとのウワサ…。
さらに最近の需給バランスの落ち着きによりまれに店頭で見られるようになってきたり、Amazon直販分はここ2か月くらいずっと在庫が残っているという買いやすさもポイント!ここで改めてチェックしていきましょう!
30MS SIS-T00 ララネル
まずはノーマルモードから見ていきましょう。ララネル及びリリネルは「T型」という新規格の素体が採用されているのがポイントで、そのサイズはこれまでに発売されてきたG型、A型、S型、D型などの素体規格のどれよりも小さい、まさしく幼児体型とでも言えそうな感じのものとなっているのです。
実際に並べてみるとこんな感じ。左からG型(リシェッタ)、A型(シアナ=アマルシア)、T型(ララネル)となっているけど、こうしてみるとそのサイズの差が一目瞭然!これまで小型素体としての立ち位置を持っていたA型素体はミドルサイズ、言うならば少女体型とでも言うべき感じのポジションに変わったみたいだね。(G型は大人体型?)
ヘッドパーツはこんな感じ。ヘアスタイルはそこそこきれいに切りそろえられたぱっつん的な前髪に短めの後ろ髪…といった感じの形状。カラーリングはホワイトです。(実際には少しグレーがかっているかも)
フェイスパーツはいつも通り3種類付属。今回は右向き通常顔、ムスッとした顔、叫び顔の3種類で、ララネルは一見無愛想に見えるが面倒見のいい面も持つ…という性格を表現している構成になっているなぁ…と思いました。
まぁ面倒見がいいっていう面は大抵の場合リリネルに対して位しか発揮されないのかも?(説明書によるとリリネルにしか見せない一面があるとのこと。今後のオプションフェイスとかで回収される伏線かな?)だけど、辛うじて一つ目の右向き通常顔からは柔らかい表情を見ることができるから、割とそういう一面があるっていうのはこの状態でも見えるかもね。
ちなみに…厳密には内部パーツ不足により完全体にはできないまでも、リリネルの色違いになるロングヘアバージョンの後頭部、リリネルに付属するヘッドホンユニットに使うための前髪パーツがそれぞれ付属しています。リリネルがあればこれらを使いリリネル装備のララネル(ややこしい)を作れたりもするので、そういう意味でもぜひとも姉妹2機をそろえて入手したいところ…!
続いてボディパーツはこんな感じ。全体的に肌の露出が少なかったリリネルとは違い、ララネルは腹部が肌パーツへと変更されているため、リリネルよりもスポーティで強そうな印象を受けますね。
これに関しては腰回りがリリネルにあったフリルスカートじゃなくて、従来のシスターにあるようなパンツ型(?)の腰ぱーつになっていることで、より戦闘向けっぽい感じの印象を受けるようになってるんだろうね。
アームパーツはこんな感じ。ぱっと見だとわかりにくいですが、こちらも従来型のシスターよりも各パーツのサイズが小さめになっているようです。
G型とA型の違いはボディのサイズくらいで手足の長さには特に差はなかったようだけど、T型素体は腕の長さにも調整が入ってるんだね。これなら足の方も短めに成型されているのかも…?
可動域はこんな感じ。サイズが小さくなったとはいえ柔軟な可動域は何と健在。他のシスターとそん色ないレベルの可動域によりポージングもばっちり決められそうです!
下半身はこんな感じ。ハードポイントは前方に4か所、ふくらはぎあたりにI字ソケットがあるなど、やはりこちらもそう変化はないように見えますがサイズ自体は小さくなっているようですね。
ちなみに…前方の3ミリ穴はこんな感じでピンクのフタパーツをはがすことで使えるようになるよ。基部と色が違うから結構目立つけど、機能自体は他の素体の脚を同じだね!
続いて下半身の可動域です。まず見ていくのは開脚ですが…
前後左右とそれなりに可動域が確保されていた従来の素体と比べると、T型は残念ながら左右の可動域がそこまでよくはない…という感じになっていますね。
前後に関しては…少し引っかかるものを感じるけど特に問題はなさそうだね。
膝の可動域はこんな感じ。ここはほぼこれまで通りのいい感じの可動域を保てているといっても過言ではないんじゃないかな?流石に膝を完全に折りたためる…というほどではないけど、一応正座ができるレベルではあるよね。
靴パーツ。こちらもサイズは小さくなっている…のかと思いきや、サイズ感自体は小さくなったようですが横幅が少し広がったこと、靴底が厚めになっていることなどにより他のシスターの靴パーツよりも不思議と安定感があります。
おお、これは従来型の素体にもっていったら安定性アップに使えそうだし、それゆえにそのままララネルに使えば、ボディが小さい分安定感がより増した状態で立たせたりすることができるのか!これは良いね!
ということで再び全体像です。こぢんまりした見た目ながら、手足の長さのバランスもサイズ感に合わせしっかり整えられていること、前述の通り靴パーツの安定性アップにより意外にも造りがしっかりしたいいプラモである、というのが伝わってきましたね!(なんであんまり売れてないんだろう…?)
まぁその小ささにパーツを収めたことで内部の余剰スペースはほぼなくなってるから、極力出ないように工夫されているとはいえ合わせ目を消そうと思ったときに基本やりづらくなっている…など弊害はすこーしみられるんだけどね。(とはいえそれはほぼあってないようなものなので、良い物であることに変わりはないね!)
ララネル(武装モード)
それでは続いてララネルに付属する武装パーツのレビューに加え、これらを装備した武装状態もチェックしていきましょう!
まずは武装パーツ一覧。パッケージなどに書いてあった情報通り、ララネルに付属している武装パーツは基本的に脚部を丸ごと換装し強化する…というものになっているようですね。
ということで武装レッグの基部はこんな感じ。基本的な構造はノーマルのレッグと同じで前方に3ミリ穴が4つ、ふくらはぎにI字ソケットがあるというのは変わんないんだけど…
武装レッグの場合は膝に3ミリピン、ふくらはぎに3ミリ穴、靴サイド(外側)に3ミリ穴が用意されたことで拡張性がグンとレベルアップしているのがポイントです。
ついでに言うと靴パーツはさらに一回りくらいサイズが大きくなっているので、多々でさえよかった安定性がさらにアップしているのもポイント。つま先にウサギの脚を模したとみられる指のようなディテールが入っているのも可愛らしくていいですね!
さらにさらに…!ノーマルレッグでは廃止されていた側面の!型ソケットが復活しているので、この状態であればリシェッタやアルカ=カルティに付属するサイドパーツを始めとした対応ジョイントを差し込み強化できるようになっているのですよ!
おお、これはありがたいポイントだね…!サイズが小さくなったことで消えた要素を見事に再収録しているわけだ!
それではこのレッグをベースに、装甲を組み上げていきましょう。まずやっていくのは上からフタパーツ、膝装甲、膝下装甲をセット。やり方は簡単、3ミリジョイントを組み合わせていくだけです。
そうしてできたのがこのレッグ!ピンク部分が増えて華やかさと防御力が上がっただけじゃなく、膝装甲は外側により長く伸びるパーツ合ってオシャレなのと、膝装甲の先端がとがってるから、膝蹴りをぶちかますことで相手に大ダメージを与える武器としても使えそうだよ!
そして脚部で最後にやっていく手順は、靴サイドに黒いジョイントを介しこちらの刃のようなパーツをセットする…これだけです。
そうしてできたのがこの武装レッグ!装甲をセットしたことで攻防一体の強そうな脚装備になっただけじゃなく、展開すればケリと同時に鋭い斬撃で攻撃できるという、攻撃力の強化までしっかりできたのいいね!
レッグを換装した状態。あまりうまくいきませんでしたが、ララネルに関しては格闘家的な感じのポージングがよく似合いそうですね。
そして…リリネルに合った腕丸ごと換装!…というほどではないですが、ララネルにも一応腕用の武装が付属しているのでこれを装備していきましょう。
装備方法はこれまでの腕装備装着と同じように、手首にピン付きリングを装備した状態で装甲パーツをセットする、というものになっています。
装備状態はこんな感じ!小さめの装甲ではあるけど、どちらかといえばコレは武器として使うナックルみたいな感じの役割を持っていそうだね!
銭単位はウサギの手のような感じのモールドが入っていてかわいいですね。
両手に装備するとこんな感じ。この時セットしているハンドパーツによっては、装甲が引っかかってしまい動かしづらかったりセットしづらくなったり…という状況になったりするので、そこだけ注意が要りそうですね。(平手はきついかも)
そして最後の武装パーツがこちらのうさ耳パーツです。これはリリネルにも付属していたもののカラバリで、頭頂部のカバーパーツと差し替える形でセットするものになっています。
てことで…すべての武装を装備したララネルの完全体がコチラ!上半身はほぼノーマルのままだけど、下半身はレッグを丸ごと差し替えたことで防御力、攻撃力だけじゃなくスピードも上がっていそうな感じ!リリネルと比べるとかなり戦闘特化って感じの見た目になった気がするよ!
さらに武装レッグのおかげでハードポイントも増えてますので、装甲などをはがした後は30MMのパーツなどを使い自由にカスタマイズすることも可能です。これは結構面白いかも…?
おまけ:リリネルとのミキシング
ちなみに…リリネルとララネル両方を入手しているブレインのみが実行できるものとして、それぞれの装甲パーツを片方に集約することで、パーフェクトなウサギ型シスターをつくれる、という要素もあるのですよ!
そのやり方としては…例えばこのララネルのナックルにララネルに付属するピンクのジョイントをセットすることで…
このようにナックルの先にララネルに付属する大型ナックルを接続し強化したり…
ララネルに付属するヘッドホン用の髪パーツに…
リリネルのヘッドホン(耳はララネルのものに換装。形状が同じなのでピッタリセットできるんだよ!)をセット!これでララネルでも可愛いヘッドホンを装備することができるという訳だね!
ということで…今回はリリネルの方のレビュー準備ができていないので発売当時に撮影した画像をいくつか流用していますが、こんな感じで武装パーツを集約して遊ぶこともできます。ぜひ両方入手して遊んでみてくださいね!
おわりに
以上、30MSよりSIS-T00ララネルのレビューでした!
リリネルの方のレビューもそう遠くないうちに用意するんで、よかったらまた見に来てね!