ブラック寄りのカラーに内部機構がよく見えるパーツ構成など、実用性重視(に見える)渋いバイクが登場だ！
ということで今回は2025年12月に発売された新アイテム、エグザビークルのブーストワイルドバイクを見ていきましょう！
30MM ブーストワイルドバイク
マカセこのキットは依然発売されたブーストブレイブバイクのリデコキットで、フレームやタイヤなど基礎的な部分は小名j形状ですが各部位の成形色を変更することで大きく印象を変え、そこに新規造形の外装を取り付けるようになっています。
アイズ今回はブレイブバイクのほうにあったサイバーチックな雰囲気が一気にかわり、現実にもありそう、または実現できそうなパイプのような造形が目立つリアルなメカメカしさがポイントだね。この渋みをどんな機体との組みあわせに生かすか…というのを探る前に、ざざっと内容をチェックしていこう！
基礎ブロック
まずは基礎部分を作っていくのですが、ブレイブのほうにもあった6方向に３ミリ穴をあけているキューブジョイントですが、ここにさっそく新しい要素が含まれています。
マカセというのも、前回は自分で組み立てていく形式でしたが、今回はだいぶ前のガンプラなどに使用されていたシステムインジェクション的な技法（公式ページだとインサート成型と呼ばれている模様）が使われていて、最初から色分けがなされた状態で成形されているというわけのわからない（誉め言葉）アイテムへと進化しているのです！
アイズおおお、白黒と青緑の４色で色分けされてる…下手したら自分で組む形式だったほうよりも色分けすごいんじゃない？
マカセそんなキューブジョイントを使うためには当然ランナーをはがしていく必要があるのですが、これがそこそこ複雑に絡み合っているため、立体パズルを解くような感触で意外にも楽しい！
マカセもっとも手順は説明書に記載されているので、組み立て速度を重視するならばそこに従ったほうが早いのですが、せっかくなのでこういった細かい部分で楽しんでみるのもまたありかもしれませんね。
ここからはブレイブバイクと同様、ちょっと分厚いプレート状になっているブロックを組みつけていきます。
アイズあまり気にしてなかったけど、この時キューブジョイントの接続方向には正しい向きがあるんだって！（画像２枚目の横からラインが見えるのが正しいらしいよ！）ここを間違えるとどんな悪影響があるのかはいまいちわかんないけど、みんなも気を付けてね！
後方には排気口のようなパーツをセット。ブレイブの時は左の横長のもののみだったような気がしますが、こういった細かい部分にも違いがあるのならそれはそれで面白いですね！
後方、そしてこの後装着する装甲にジョイントをセット。こういった細かいジョイントも接続方式は大体３ミリピンを採用しているため、バイクとして組まずバラバラの状態でも問題なく使用できるわけですね。こう言うところが30MM、特にエグザビークル系キットの面白いところです！
最後に装甲、そして前方ブロックのベースとなるパーツを装着することで基礎フレーム部分は完成です！
アイズお、よく見たらこの前方ブロックのフェンダー受けみたいな感じで付けたパーツ、ブレイブバイクと微妙に形状が違ってるね。やっぱり細かいところにはちゃんと違いが出されてるんだねぇ…
後輪ブロック
続いて後輪周りを見ていきましょう。こちらはブレイブバイクと同じく装甲っぽいパーツにタイヤ装着用のクランクジョイントを取り付けたら…
その反対側の広い部分の３ミリ穴２か所を、基礎フレーム側に装着したクランクジョイント２か所と組み合わせ、本体に固定していきます。
アイズそこにタイヤを付けたらこの辺はもうほぼ出来上がりだね！あとはもう反対側の装甲を取り付けてタイヤを挟み込めば終わりなんだけど、最初に両サイドに装甲を装着してしまうとタイヤを挟み込むのがかなり難しくなるから注意だね。
マカセそれに関しては…その分タイヤをしっかり保持できるってことの証左でもありますね。
外装の装着
続いて外装を装着していきましょう。…といっても、ワイルドバイクの外装は、ブレイブバイクと比べるとどうしても外装というよりも追加パーツとでもいえそうなずいぶんボリュームダウンしたものとなっています。
アイズただそのぶん、前方のパイプっぽい部分であれば見たところ線の太さが３ミリになってるみたいなんエ、Cジョイント受けになっているところ以外にも、３ミリピンを挟み込むことができるジョイント（J1ジョイントにも何かあったはず）を使えば、好きなところにそのほかの拡張プラグ的なものをはやせるってことでもあるんだよね。
マカセなるほど、そう思えば拡張性の鬼ともいえる画期的な部分なのかもですね！
そのほかだと…前方フレーム下部に小さな装甲、本体下部に可動式の駐車用スタンド、後方におそらく足を置けるペダル的な部分を設置すれば、この項目は終わりとなります。
前輪ブロック
アイズ前輪周りを見ていこう！さっそくキューブジョイントにパーツを装着していくんだけど、このパーツは計器類などを表示する部位っぽい造形をしていて結構かっこいいんだよね！
続いて長い棒状のジョイントに片側３ミリピン、片側３ミリ穴のジョイントなどのパーツを組み合わせたものを用意しましたら、クランク風のパーツのほうにタイヤを設置し本体に組み合わせることで、もう前輪がセットできてしまいます！
アイズこの辺はブレイブバイクと同じだからあまり新鮮味はないんだけど…こうしてみるとクランク風のパーツ、この形状のものって意外とありそうでなかったから、このバイク系キットがもうちょい買いやすいものだったらカスタムの使用例とかを研究できるんだけどね…今の情勢だとちと厳しいかな？
マカセちなみに反対側…上部に来る方にはサイドにグリップをセットすることでバイクのハンドルにすることが可能。バイク風プラモとしても一気にそれっぽい雰囲気になりましたし、実際にプラモを乗せる際にもこのグリップをつかませることで固定することができるわけですね。
上部の各パーツ配置
最後に本体上部のパーツを盛っていきましょう！まずはこちら、実際のバイクならガソリンなどエネルギー源を入れているタンクのようなものですね。接続方式はフレームにあるCジョイントに3ミリジョイントを併用するガッチリした組み合わせとなっています。
アイズこのタンクはこれ以上の拡張性は特にないんだけど、いったいどんな使い方してるんだろうね…？
アイズ後方はこんな感じ。ブレイブバイクだと中間パーツを挟まず一気にホワイト成形のパーツを突き刺しておわり！というある意味ワイルドな構成だったけど、今回は炎を噴き出してブーストかけられそうな円筒形のパーツをセット、さらにその上からカバーをかける２段構えの構成…
アイズと思いきや、さらにそこにパイプフレームを設置する３段構えの構成になってるんだ！
マカセおお、ここも使うジョイント次第では、後方のCジョイント受け意外の場所にも設置できそうな感じですね。またもや拡張性高めの部位になるのでしょうか…？？
マカセあとはこちら…前方にセンサーまたはライトとして使えそうなパーツをセットしたら、その両サイドにCジョイント受けマシマシのパイプフレームを配置することで…
ブーストワイルドバイク 完成！
エグザビークルのブーストワイルドバイクの完成です！！
アイズおおー、こうして全体像を見つつブレイブバイクと比べると、確かにスタイリッシュさとかがなくなりはしたけどその分メカニカルな基礎フレームのモールドとかがよく見えるようになったり、各部位に配置されたパイプフレームによって無骨さ、さらに拡張性まで高められていて実用的になった感じがするよね。
マカセ特にパイプフレーム周りがそうですが、実際いろいろ追加パーツを盛れる余地がかなり増えているので、研究次第ではまだまだ進化の可能性を秘めているのが面白いポイントですね！
おわりに
以上、30MMよりエグザビークル（ブーストワイルドバイクver.）のレビュー記事でした！
アイズそもそも上に機体やシスターなど別プラモを乗せられるバイク系キットってだけでもかっこいいけど、今回はブレイブバイクとは全然違う方向で良さを強調してきてるものだったね。
マカセまだ使用例はご用意できていませんので今回はほぼ割愛していますが、偶然の重なりや再販時にタイミングよく見つけられたりして手に入ったライディラと、ワイルドバイクと同時発売されたターボコスチュームαを組み合わせてみました。
アイズなるほど…正直上の人のカラーリング的にはブレイブバイクとのほうが相性がよさそうに見えてくるね。とはいえ発売タイミング的にはこの組み合わせがちょうどいいという…どんな使い方をするか迷っちゃうね！
マカセできれば塗装してこのバイクに合わせたボディを作ろうと思うのですが、その素材として使いたい30MLZONE限定のイグライトカラーリシェッタ（ライディラのヘルメットが収録されているので塗装用にしたかった）が仕事終わりとかに結構な回数行きましたが一回も遭遇できず全然買えないのでなかなか実現できないのですよね…
アイズ公式ショップの目玉商品なんだし、正直いつ行っても買えるようにしといてほしいんだけどねぇ…難しいのかな？
マカセ…と、そういった個人的な所感などのお話はまた別ブログなどで分離して書いたりしようと思いますので、もしよかったらそちらも見に来て下さいね！（近日中に何かしら用意する予定です。）
それでは皆様、年末もよいプラモライフを！！
