改造用素体にも便利!セクシーなボディの褐色お狐様が新型の素体で再び登場!武装がない分(比較的)お手頃価格で手に入る入手性もいいぞ!

ということで…ずいぶん久しぶりにメガミデバイスのレビュー!今回は朱羅シリーズより玉藻の前 宴を見ていきましょう!

あれ?玉藻の前ってこれまたずいぶん前に発売されたアイテムだったと思うけど…なんか新しいバリエーション出たんだね。



ですね。数年前に朱羅シリーズと同じデザイナーさんが手掛ける後継機ともいえる皇巫(オウブ)シリーズが登場したのですが、ここで登場した新規の素体をベースに全シリーズである朱羅をリニューアルするという形で再びキット化されているようなのです。



なるほど、調べてみると忍者や弓兵もリニューアルされてるんだね。でもこっちとは違い玉藻はなんかあっさりした装いに見えるけど…?





それもそのはず、今回登場した玉藻およびひとつ前に登場した九尾 祭の場合、素体は大幅にアップデートされたものの、オリジナルにあった大型の武装ユニットは一切付属せず、お札をベースにした剣と扇というこれまたあっさりした内容の装備が付属するくらいのかなりライトな仕様になっているのですよ。



なるほど…その分お値段も数千円ほどお安くなってるから、メガミデバイスの中では比較的手を出しやすい部類になってるんだね。
そんな玉藻の前の宴版…早速見ていきましょう!
玉藻の前 宴
ヘッドパーツ


ヘッドパーツです。この部分の構成は元の玉藻同様、弓兵のヘッドをベースに肌や髪の色を変更した、という内容となっています。とはいえおでこのひも風パーツや後頭部のキツネ耳パーツなど、弓兵とは違うアイテムもありますので、完全に同じというわけではない模様。





弓兵と同じということで、あの子が持っていたロングポニテもしっかり付属!それに加え玉藻で使用されているショートポニテもあるから、好きな方あるいは装備との干渉と相談して使う方を変えたり、余った方を他キットのヘアカスタムに使う…なんてのも面白そうだね!


フェイスパーツは3個収録。笑顔と微笑みの表情に加え、デカールで好きにカスタムできる無地フェイスが収録しています。



いまでこそ30MSなどの影響なのか、次世代型メガミデバイスともいえるバスタードールでは標準で無地フェイスが付属してるけど、メガミが始まった当初だと無地フェイスを入手する手段がほとんどなかったから、フェイスのカスタムするのすごい難しかったんだよね…
ボディパーツ


ボディパーツです。比較的控えめなボリューム(※朱羅&皇巫内では。それでも平均以上の相当な質量ではある)をしている忍者もいますが基本グラマラスなボディをしているのが朱羅&皇巫シリーズなのですが…こちらも相当なボリュームとなっていますね。





夏休みをモチーフにしてるというだけあって、涼しげで肌面積も結構多い構成になっているのがポイントだね。背中側から見るとそれがよくわかって、今回は珍しく肌そのものの素体の上から服を着ているかのような構造になってるのが面白いよね。





お、なかなかの着眼点ですね。実はこの服、一部パーツは胸部をベースにボールジョイントでセットされているだけなのでこれをはずすことで…





ご覧の通りキャストオフ状態を表現できるのです!服パーツで着膨れしているのでは?という疑念を一気に消し飛ばしてくれる凄まじいボリュームのボディを見せつけてくれるようになりました!





おおこれはすごいな…!さらに大幅な改修が施された素体を持つバスタードールシリーズ(Block2素体)などがすでにたくさんあるんで今回の素体(Block1.5L)もすでに旧式ではあるんだけど、それでもそれまでのものからは見た目も機能性も大きく改修されたっぽいし、大型のボディで女神を組みたいときは今のところ実質これ一択!という感じなんだよね。



ちなみにサラッと流してしまいましたが、この素体は背中、腰の2箇所に3ミリ穴というスタンダードなジョイント構成に加え、お尻の装甲にも3ミリ穴を備えているのが最大の特徴となっています!ジョイント受けが増えたということで拡張性もアップしているのは面白いところ…!
アームパーツ


アームパーツです。和服でよく見られる大きな袖が表現されているのが特徴。整形色はダークパープルっぽい感じの色合いでした。


以前のメガミは二の腕側のリングパーツを左右分割のパーツで挟み込むことで可動域付きの腕を構成する…という構造が主流だったように記憶しています(メガミをあまり組まなくなった2020ごろのものなので不確か)。



が、今回は二の腕側に備えられた3ミリ穴に肘の3ミリピンを差し込むことで、組み立てやすさと可動域、保持力を全部乗せにするというかなりの改良が加えられていてびっくりでした!





肩のリングにセットされている装飾パーツは脱着可能!剥がすことでほかにはない特殊な向きをしている3ミリピンが出てくるから、アイデア次第では何かのカスタムに使えたりするかもね?





そしてなんと…袖付きパーツに加えなんと素肌のアームパーツまで収録!武装がほぼなくなったとはいえ、この辺の差分までしっかりお付けしてくれるのはさすがコトブキヤと言わざるを得ない…!



お値段はさすがに高い(とはいえバンダイが異様に安いくらいで他社プラモ間では平均的くらいな気がする…)けど、その辺をしっかりしてくれてるのはやっぱりいいよねコトブキヤ…





ちなみにこっちの組み立ても袖付きと同じ構造でやるみたい。組み立てもさることながら、何かあった(へたってきて補修をしたいとき、他の整形色のものと入れ替えてみるなど)時に分解もやりやすそうでいいよね!





ちなみにハンドパーツは7種類左右分で合計14個収録されています。一個だけ残念なところを上げるのであれば、て首ジョイントが圧倒的に足りない(4個だけ)ことでしょうかね…
レッグパーツ


レッグパーツです。こちらには装甲(服)パーツは元々設定されておらず、見ての通り肌そのままのものが収録されています。大型の素体だけあって長さもそこそこある上、太さもそれなりにあるのでボディと合わせグラマラス差にさらに拍車をかけていますね…!





地味に膝回りが新規造形になっているのもポイントだよ!これは膝ジョイントをベースに左右分割式の太もも、膝下を挟み込む形式だった従来型に変わって必要最低限の機能を全部膝ジョイントに集約し、上からふともも、下から膝下を差し込む形で組む合わせ目を極力減らす構造になっているんだね!





また膝下は一体整形ではなく、このとおり3ミリ穴接続を挟む形で構成されています。普段は使わないかもですが、ここにリングパーツを挟むことで装飾部位を増やしたり、ピン付きリングなどを装着し拡張性を上げたり…と、カスタム面での可能性が大きく広がっています!



30MSでもリシェッタのフリージアウェアあたりから出始めてきた要素だったっけ?なんにしても拡張性が上がるのは嬉しいね!





膝周りの可動域はこんな感じ。ここもさすがメガミデバイス…星座ができそうなレベルのすごい可動域だね!



30MSなど後発のガルプラも結構いい感じの素体に進化してきていますが、基本的に共通規格の素体でありながらいまだに他が追いつけてないレベルの圧倒的な性能(見た目の良さ+可動域)を持つメガミのマシーニカ素体…やはり今も変わらず素晴らしいですねぇ…!


足回りです。ここまでの画像で使っていたサンダル風のパーツの他にもう一つ、スニーカータイプのパーツが収録。こちらを装着するとスポーティーさと設置性がアップするので、シーンに合わせて履き替えさせるといいかも…?





ちなみにサンダルとして使っているパーツだけど、本来は2パーツ付け足して高下駄として使うのがデフォルトになってるんだ!こっちだとちょーっとバランスが悪くなるのが難点だけど、一応自立させることも不可能ではないんだよね。
玉藻の前 宴 できあがり!





というわけで玉藻ノ前(宴)が完成だよ!





キャストオフ状態の全体像はこんな感じ。肌の露出が一気に増えセクシーな雰囲気もアップ!



肌面積多めですが、それ故に他のメガミ同様色がついた肌太もも+武装レッグの相性もいいですし、オプション売りされているブラックまたはホワイト成形の太ももを用意して装備させるなどの色変更を行うのも面白いかもです!
付属武装


付属品としてはこちら、式神のお札(一番小さいやつ)、召喚した剣(画像左)、召喚した扇となっています。これは武器持ちてに持たせて使う小物という扱いになっているようですが、一応この状態でも戦えるように剣も収録されている…という感じなのでしょうかね?



あるいは踊り…ようは剣の舞に使うためのものとかだったりするかもしれないね。
おわりに


以上、メガミデバイス朱羅シリーズより、玉藻ノ前(宴)のレビューでした!
武装がないぶん素体の方に大きく力を入れたアイテムとなっている…というのは冒頭でも触れた通りですが…



…など、元になった皇巫シリーズの素体よりもさらに改良されているのも面白いポイントでした!



なるほど…この素体を皇巫シリーズに逆輸入する形で組み込むのもいいし、過去に発売されたメガミの近代化改修用…要はカスタム素体としての需要もありそうな面白いアイテムになったね!



ちなみに僕もこの玉藻宴をベースにしたカスタムをやっているところだったり…この辺は姉妹機となる九尾(祭)もみつつ、ひとまずはブログ版の方でお出ししていければなーと思います。



動画版の方は…ここへきて30MLだけでやっていくのが難しくなりそうなのも併せてどう活動していこうかというのを含めていろいろ考えているところなんで…よかったらそちらもお楽しみに!してくれると嬉しいね…
それではみなさん、よいプラモライフを!