今回は、ホビージャパンより発売された書籍、「30MINUTES MISSIONS コンプリーションン」に付属する限定プラモデル、「アルト(ホビージャパンカラー)」を見ていきますよ!
今回のはその名の通り、本のオマケとして付属しているプラモデル。物自体は一般販売されている通常のアルトと共通の構造をしているもので、パーツの色がすべて他にはない限定カラーになっている、というのが特徴です。キット内容はノーマルのアルトと全く同じで、色以外に特色はなさそうです。
解説は僕ことマカセと…
アイズでお送りしていくよ。よろしくね。
パッケージ・付属品
パッケージ。ホビージャパンに付属する付録キットによくある、段ボールっぽい箱に単色でパッケージが描かれている、という感じになっています。
そういえばエグゾフレームを組んだ時もこんな感じでしたね。懐かしいなぁ…
何気にあれ1年前くらいになってるんだよね…時がたつのは速いね
まぁ当時はアイズはまだ影も形もなかったんですけどね。
それを言ってはいけないぞ…
マーキングシール。
いつもの水色の台紙に番号がプリントされているものは付属しない代わりに、ピンクと白、そして専用マーキングまでもが同梱されている、ホビージャパン限定仕様のマーキングシールが付属しています。
ちなみにシールは箱の中じゃなくて、本の一番後ろに張り付けてあるので注意してね。
で、これがメインになっている本だね。
この本では、付録のアルトを使用した、(おそらく)初心者向けの30MMの作り方(墨入れやウェザリングなど、ワンランク上の技術まで解説されています)の他、既存のパーツを使った組み換え、プロモデラーさんが制作されたガチガチの改造作品、そして現時点で発表されている最新作…第三勢力のエグザビークル(一輪バイク)やスピナティオなどの割と詳しい解説が書かれています。
初心者さんの入門用としてはもちろんのこと、既存の30MMユーザーさんにも強くお勧めしたい一冊だね。私としては限定アルトよりもこの情報の方が嬉しいかも…
ちなみに説明書が付属していない代わりに、この本の最初ごろに、組み方の解説など、説明書代わりになっている部分が存在します。
アルトの組み方の永久保存版みたいに使うのも良いかも…?または、アルト組みたいけど説明書なくしちゃった…っていう場合(あんまりないと思うけどね)の代用品としても使えそうだね。
Aランナー。主に装甲パーツが収録されているメインランナーです。
メインカラーは白に近いベージュ、サブカラーはピンクとなっています。
ピンクいいね!でもここで登場したということは、一般販売分での登場は難しそう、ということかな…?うごごご…
こちらはフレームパーツを収録するBランナーと、武器など付属品を収録するCランナーです。
カラーはなんとガンメタリック!今までになかった特殊なカラーリングになっています。
フレームはともかくとして、アルトやポルタノヴァなどに付属する通常の武器やバックパックのカラバリが出たのって、何気に今回が初めてなんですよね。これは嬉しい!
よーく見ると、銀色のラメのようなものがキラキラ光ってて綺麗だよ!
クリアランナーは透明となっていました。
透明クリアランナーとバイザー自体は、一般販売されているアルト(グレー)を購入することで手に入れることも出来るので、今となっては珍しいわけでもないかな?と思います。
アルト(ホビージャパン限定カラー)
というわけで、詳細を見ていきましょう!
…といっても、構成自体はノーマルのアルトと変わんないから、可動域などの共通部分は、通常版のレビューで確認をお願いするよ。
というわけで全体像です。
まぁ…色以外は本当に普通のアルトです。一般販売版とおんなじですね。
とはいえ、メインカラーがベージュ(遠巻きに見ると白にしか見えないけど…)になっているのと、濃くてめちゃくちゃ目立つピンクがサブカラーになっていることもあってか、その雰囲気自体は他のアルトとは一線を画すものになっている、と思うよ。
ロイロイはサブカラーのピンク仕様に。可愛い!
ポージング
というわけで、早いですがポージングの紹介に移ってしまいます。
今回は本キットに加え、アルト用オプションウェポンと、シエルノヴァ用オプションウェポンを使っているよ。
ロイロイと一緒に戦うアルト。
一般販売版の時から思ってたんですが、やっぱりアルトのナックルガードがあんまり強くなさそうな感じなのがもったいないですね…
何かナイフのようなものがつくか、バイロンのナックルみたいにトゲトゲしてたりすればまた話は違うのかもしれませんが…
というわけで、シエルノヴァ用オプションウェポンより、ソードメイスの先端を持って来ました!
おぉ、一気に片手剣っぽい感じになったね。これなら強そうだ!
ちなみにソードメイスの先端部分のライトグレーカラーが、通常の武器カラーとなっています。こうやって見てみると違いが分かりやすいかな?と思います。
クイックドロー風ポージング。
サブマシンガンでやることでもないかもですが、ホルスターから引き抜いたりして、前方に構えるまでのこの動きとかも、うまくポージング及び撮影できればカッコよくなりそうですね。
せっかくなので、アルト用オプションウェポンからもライフルバレル(銃口は行方不明になってるよ)を持ってきたよ。
やはり色の違いがはっきりと表れていますね。
今回のまとめ
というわけで、ホビージャパンカラーのアルトのレビューでした。
通常版との違いはカラーリングだけでしたが、メイン、サブ、フレームのうち、どの色もここでしか手に入らない色になっているため、成型色でコレクションしている人や、塗装なしでカスタマイズしている人で、サブカラーのピンクを使いたい人などには強くおススメできるキットになっているかな?と思いました。
ただ、今まで散々アルトを組んできた身からすると、別にたくさん買う必要はない(組み立て用に1つ、コレクション用に1つの系2つくらいならいいかも?)かな、という印象。
欲張って3つも4つも買うんじゃなくて、このセットのターゲットの一つと思われる初心者さん向けに残しておいた方がよさそうだなぁ…と私は思ったね。まぁそうこうしているうちに転売屋などに狩りつくされたりするんだけどさ…
正直な話、アルトよりも現時点での最新情報や、アルトを使ったクオリティを上げる手法の解説、そしてプロモデラーさん方の力作などが満載されている本の方が価値があると思います。手に入れる機会がありそうなら、むしろ本の方を読んでみてほしいなと思いました。
ということで、今回はこの辺で失礼するよ。
皆さん良いプラモライフを!
最後のまとめ書いてなかったとか言えない…