いよいよ公式戦「海底都市戦」にて活躍の機会が到来!長きにわたる不遇も何のその?!凄まじいカスタム性と数少ない水中用という個性で再び舞台へ…!
ということで、今回はエグザビークルのアタックサブマリンを見ていきますよ!
バイロンサイドから初のエグザビークルとして登場した本機。しかし他の局地戦用機が次々に公式戦で活躍の機会に恵まれる中、水中フィールドが中々でなかったこともあり、凄まじいカスタム性を持ちながらあまり人気がないという不遇の名機ともいえる状態になっていたキットでした。
だがしかし!シリーズ開始から3周年を迎えた今、ようやくメインで活躍できるフィールドが登場したんだ!まだ前のイメージがあるからかあんまり人気がないかな?っていう状況は変わんないみたいだけど、ここはひとつスゴイ機体なんだよ!ってのをお知らせしていきたいところ…!
この記事は2年前発売当時に書いた記事を新たに撮り直した画像なども交えて改修したものになりますが、一部よさそうな画像はそのまま残してありますので、よかったらそちらもどうぞ!
ではでは…早速見ていきましょう!
グレー版
最初に発売されていた分のレビューです。基本的にはグレーもブルーグレーも構造は全く同じなので、組み立ての手順などはこちらで確認をお願いします。
パッケージ・付属品
まずはパッケージ。箱サイズはエアファイターやタンクと同じ物となっているね。
見た感じでは水中で活動している様子が描かれているようですが、色合い的に、別売りのスペースクラフトverのエグザビークルと一緒に宇宙に放り込んでみるのも案外合うかもしれない…と思いました笑
説明書。他の機体の説明書と構成は全く同じです。
ただ、説明書きを読んでみたところ、「既存の機体をエグザマクス技術でアップデートした」連合製エグザビークルとはまた違った背景を持っているようで、読んでいてかなり面白かったです。皆さんも手に入れたら読んでみてくださいね!
メインユニット組み立て
ここから機体の紹介へ入っていきます。
今回は構成部品すべてがジョイントパーツ、あるいはカスタムパーツとして使えるという破格のカスタマイズ性能を持っているため、一から組み立てていく様子を掲載しています。ちょっと長くなりますが、よかったらみていってくださいね!
すべての中核になる部分です。真ん中に空いている大きな穴には、右のジョイントパーツを埋め込むことになるのですが、このジョイントパーツは単体でも使えそうな感じです。
ちなみにこの中のパーツ、3ミリ穴と3ミリピンで構成されてるから…ジョイントパーツとして使うこともできるんだ!こんな細かい部分までカスタムに使えるようになってるのってなんかすごくない…?
飛行機のような形をした装甲です。これは先ほどのパーツのサイドにある2つの軸に差して装着しさらに拡張性を上げるためのパーツになっています。
おお、表裏共に結構3ミリ穴があるから、これ単体でもカスタムに使えそうだね!
後ほどギャラリーに掲載予定ですが、これを使ったカスタムもありますので良かったら見てみてくださいね。
センサーユニット。どう見ても頭部です。接続には付属している片側が3mm軸、片側が頭部用という特殊な形状のボールジョイントを使用します。
おお、これってアタックサブマリン特有のジョイントじゃん!未だに入手手段がアタックサブマリンしかないから、これだけでも買う価値はありそうな気はしてくるね!
これらを組み合わせたら、センサーユニットを本体の底に接続します。(いったん裏返しています)
このジョイントで何ができるようになったかというと…
従来機の頭部を3mm軸に変換できるようになりました!
つまり、センサーユニットの代わりにアルトやポルタノヴァの頭部を接続したり、あるいはロイロイをもっといろいろな場所に取り付けてセンサーやジョイントパーツにしたり、オリジナル構造を持つ機体の頭部にしたりなど、またまたカスタムの幅が広がったのです!
やっぱりこれがあることで出来るようになるカスタムは結構ふえそうな感じだね…!実際最近私たちが作っているカスタムフレームの「Bフレーム」ってのにもこれ使ってるしなぁ(Bフレームは近日中に記事化する予定だよ!)
サブアーム&グリップユニット。サブアームはジョイントとアームに分かれていて、肘を動かすことができるようになっています。
また、アーム部分にも3mm穴のようなものがあるから、3ミリ軸になっているモノ…例えばフォレスティエリのビームソード等武装を持たせることもできるんだよ!
そしてグリップはこんな感じで、上にEXMを乗せて運ぶというサポートメカとして動くときに使うものとなっています。
おお、乗り物としても使えるのは面白いね!
グリップはメインユニットサイド装甲の上部、サブアームは下部(センサーの横あたりにあるやつ)の3mm穴に接続します。
ウイングパーツ。かなり分厚いパーツになっていて、内側に1つ3mm軸が、表裏に1つずつ、側面に1つそれぞれ3mm穴があるね。拡張性もなかなか高く、装甲パーツとしても使えそうな感じかな?
これはメインユニットサイド装甲の3ミリ穴に装着するのですが、更にこのウイングのサイドに水中用ユニットA(ポルタノヴァ水中仕様に付属する水中用装備…の一部)収録のスラスターを装着。これでウイング?部分は完成となります!
タンク状のパーツ。本体はこれまたポルタノヴァ水中仕様付属のものと同じパーツで、上部に接続するカバーと、反対側に接続するジョイントが新規パーツとなっています。
こちらも新規パーツにあたるジョイントを接続し、3mm軸と小さいジョイントが4つ並んでいる面を、先ほどの平らなパーツに接続します。(右の写真)
これを2つ組みます。
ジョイントパーツだよ!Cジョイントがある方は大タンク(3ミリ穴が近い方)に、3ミリピンだらけのジョイントは小タンクに差し込んでおこう!
続いて小タンク側に接続したジョイントに魚のヒレのような感じのパーツを接続。これで後方タンクユニットは完成となります。
おお…なんかホントに魚っぽい見た目になってきたなぁ。
こうして出来上がったタンクユニットは、大タンク前方のジョイントにある3ミリピンを通してメインユニットのウイング下部に接続していくよ。
最後にメインユニット前方と後方にあるCジョイントを介しパーツを接続していきます。前方パーツには3ミリ穴、そして共通2軸バックパックのピンがありますね。
しっぽパーツには側面に3mm穴や武器接続用の四角ジョイントが多数設けられていて、一味違ったカスタマイズのベースにできそうな感じだね!。
エグザビークル(アタックサブマリン)通常形態
というワケで…ここまでの組み立てが終わったらいよいよアタックサブマリン通常形態の完成となります!
ベースユニットは魚のような、あるいは航空機のような感じのシルエットですが、ポルタ水中仕様と共通のパーツを装備することで、より魚っぽい見た目になっているような気がしますね。
メカっぽさと生物っぽさが良い感じに混ざり合って他にはない異形感を醸し出せてるのいいよね…それでいて上のグリップを以て水上バイクや水中用バイクみたいな感じでEXMを乗せるのにも向いてると来た!使い方がいっぱいあって面白いね!
後から。3mm穴などが大量にあるおかげでカスタマイズが渋りそう…あれこれ使い道を考えるだけでも楽しくなってきますね!
潜入形態への組み換え
そういえば「通常形態の完成」ってさっき言ってたけど…もしかして他にもフォームチェンジできたりとかするの?
その通り!アタックサブマリンはキット内の組み換えだけで通常形態を含む3つの形態に変化させられるという、意外にもキット単体でのプレイバリューが高いというのもポイントなんですよ!
ということでまずは2形態目に当たる潜入形態へと組み替えていきましょう。
まずは小さめのタンクから!ウイング状のパーツを2つ分けてつけていたと思うんですが、これを片方に集約します。
おお、 こうすると2重のウイングを接続している状態になるね!
ちなみにもう片方のタンクは大タンクも含め余剰となります
続いては大きめのタンク。大きなでっぱりが2つある方を、3mm穴が近い方に接続します(この時通常形態で使用したCジョイントは外します)。
このタンク用のでかいジョイントはもう1つ余剰として付属してるから、ポルタノヴァ水中仕様のタンクなどが複数あれば、無限に連結することも出来そうだね。
で、この連結したタンクですが、尻尾と入れ替える形でメインユニット後部に接続します。
最後に小さめのウイングパーツを機体前面にある3mm穴に接続すれば…!
エグザビークル(アタックサブマリン)潜入形態
潜入形態への変形(組み換え)が完了となります!
前方から。説明書によると狭水域に対応した形態とのことですが、タンクで本体が長くなっている分むしろ通りにくくなっているんではないかなと思ったり…笑
後から。タンクを連結したことで、この部分だけでメインユニットとほぼ同じ長さとなっています。ディスプレイが大変ですね…
強襲形態への組み換え
続いて、強襲形態への組み換えを行っていきます!といっても、これは潜入形態に少しだけ手を加えれば終わるものとなっています。
今回使うのは、先ほど取り外した尻尾パーツ。こちらにギザギザしたパーツを側面に接続し、剣のような状態にします。
これをバックパック接続用パーツと入れ替え、潜入形態で装着した小型ウイングをはずすと…?
エグザビークル(アタックサブマリン)強襲形態?
強襲形態への組み換え終了です!
前方から。機首が長く鋭くなったことで一気に攻撃的な印象に!突撃して攻撃を行うものなのかな?
後ろから。こちらは潜入形態から変わりはないです。ただ、機首が長くなったことで更に全長が長くなりましたので、余計に飾りにくくなったような気が…笑
ただその分組み換えだけでここまで迫力のある機体を組めるってのは凄いよね!しかもエグザビークルだから1000円もかけずに買えるってのがお手軽でいいよね…!
余剰パーツ
ランナーが丸ごと付属する都合上、ポルタノヴァ水中仕様の足、膝装甲が付属しますが、こちらは全く使わないため完全な余剰パーツとなっています。
とはいえ、左の足の一部はPCパーツが、右の膝装甲はオプションジョイントがあればアタックサブマリンに接続することも出来るから、もしPCパーツがたくさん余っている!という場合はぜひ試してみてね!
【NEW!】ブルーグレイ版
新たに追加された新カラーです!その名の通り、メインカラーはポルタノヴァ水中仕様の新カラー版のメインカラーと同じ色なので、その水中ポルタに合わせやすい色になっています。
ちなみにこのブルーグレー版はリニューアルせずに当時のレビュー記事をほぼそのまま残してあるよ!この当時はまだ私はアシスタントとして参加してなかったから基本的にはマスターの言葉のみとなっているよ。
パッケージ・付属品
パッケージ。背景や後ろでわちゃわちゃしている味方?の配置などがちょっと違いますが、グレー版とほとんど同じ構図となっています。
説明書。水中用ポルタだけではなく、発売が迫っているシエルノヴァ用オプションアーマーの残りのうち、高機動型アーマーを使用したカスタマイズが掲載されているのもポイント。
メインカラーが収録されているランナー。ブルーグレーになったことで、冒頭でも少し書きましたが、塗装なしでも青系の機体、特に水中用ポルタに合わせやすくなったのが一番の特徴、メリットといったところでしょうか。
ただ、サブアームやジョイントなど、フレームになりそうな部分もブルーグレーになってしまったため、そこは使いどころが限られそうです。
サブカラーはホワイトになっていました。少し色が変わりますが、アルトやポルタノヴァホワイトなど白系の機体と組み合わせやすくなったのではないかとおもいます。
近いうちにシエルノヴァホワイトも発売されるということなので、それと合わせてシエルノヴァ水中仕様なんてのを作ってみるのもいいかもしれませんね。
アタックサブマリン(ブルーグレー)
というわけで、さっそく組み立ててみました!
出来るだけパーツが余らないように組んだため、潜入形態や強襲形態の要素がごちゃ混ぜになっていますが、そこは第4の形態ということで一つよろしくお願いしますね…
後から。青系+白という配色になったため、グレー+黒という暗めの極みとでも言えそうな配色だったグレー版とは違い、かなり明るい印象を抱かせる機体になっていますね。
微妙に組み替えてみる。センサーを上に持ってきただけなんですが、これだけでもなんとなく恐竜のようにも見えてくるから不思議ですね…
横から。タンクの先端を足パーツに変えてあげれば陸上戦にも対応できそうだからすごいなぁ…
ギャラリー
ここではちょっとした使用例・カスタム例を掲載していきますよ!
その辺に飾っていたアルト陸戦型に組み込んでみる。強襲用尻尾はそのまま剣に、本体は背負うことで水中適正を与えることができるユニットへと早変わり。小型ウイングパーツ等、一部パーツは分解して機体各所に装着することも可能です。
後から見たらこんな感じです。サブアームに銃を持たせることで、簡易ショルダーキャノンっぽくすることができますね。
メインユニットは、組み方によれば腕に装備することも可能。
大型シールドとして扱うのも中々良さそうですね…!
2020/12/9追加分(ブルーグレー版?)
Twitterにもチラリと掲載していた形態。アタックサブマリンをポルタブルーグレーに組み込んでみました。
変更点は頭部、膝装甲をアタックサブマリン付属のものに差し替えたことと、アタックサブマリンのパーツで強化した(?)ライフルを装備、左腕には本体をほぼ丸ごと使った大型シールドを装備している点です。
後ろから。バックパックはラビオット用のものに換装した後、アタックサブマリンのパーツを装着してブースターっぽくしてみました。また、Cジョイントを介しハンドルっぽいパーツを装着し、それを媒介に剣にした強襲形態の機首をマウントしています。
射撃っぽいポージング。最近改めてポージングなどの基礎的なことを学びなおしてるんですが、案外難しいですねこれ…
まぁ今回の場合は、大型シールドが干渉しまくって思うように動かせないというのもあるのかもしれませんが…いずれかは大きな武装を持っててもうまくポージングをとらせることができるようになりたいものですね。
2022/8/12追加分
おわりに
以上、エグザビークル(アタックサブマリンver)のレビューでした!
今回のまとめ
微妙に使いづらいパーツがあったこれまでのエグザビークルとは違い、アタックサブマリンは、(本記事の一番最初の状態まで)バラバラに分解したとしても、そのすべてがカスタムパーツあるいはジョイントパーツとして使えるという、中々お得なものになっています。もちろんサポートメカとしてそのまま組んでも中々いい感じで、特にロイロイを接続しやすくなるパーツが付属するため、強化版ロイロイとして扱うことも出来そうですね笑
入手困難にはなってるものの、一応ブルーグレーというカラバリもあるし、ライトグレーも合わせて塗装しなくてもいろいろなカスタムパーツと合わせて遊べるのが良いところだね!特にライトグレー版は無塗装でも各種カスタムパーツとバッチリ色を合わせられるからね…!
もちろん塗装のベースにするのにも向いていますので、改造込みのカスタムに使いたいという場合も心配ご無用。まだいまいち注目が薄い今のうちに確保しておきましょうかね…
というワケで今回はこの辺で。皆さんよいプラモライフを!