どうも、マカセです!
今回は、コトブキヤのフレームアームズシリーズより、各機体の骨格となるフレームアーキテクトを見ていきます!
このキットは、最初期版から材質が改良され(ABS→PS)、塗装がしやすくなったり、腕のポロリが酷かった部分の構造に改良を加えた、アップデート版となっています。
それでは早速見ていきましょう!
フレームアームズとは
コトブキヤより展開中のロボットプラモデルシリーズ。一部例外もありますが、基本的にフレームアーキテクト(本レビューで取り扱うやつ)を中核として、そこに装甲を貼り付けたり、頭部など一部パーツを換装することでロボットを構成していく、という感じになっています。
スピンオフとしては、本ブログでも時々取り扱っているFA:G(フレームアームズガール)などがあります。
…アニメ化や映画化などを考えると、もしかしたらスピンオフの方が知名度が高くなっているかもしれませんね笑
パッケージ
それではレビューに入っていきましょう。
まずはパッケージ。
骨組みだけなので、パーツ数が少ないのはもちろん、それによって箱はかなりコンパクトな感じになっていますね。
説明書。なんとペラ紙一枚だけ!!
説明すること自体があんまりないのでしょうね。基本的に左右対称ため、腕や足を作る工程は2個作ることを示す【×2】表記をつけることで済んでしまっているというのもあるのかもしれません。
ハンドパーツ。
ランナーを見た感じ、これ単体で別売りもされていそうな感じがしますね。
組み立てると3種類のハンドパーツになります。
握り手、武器持ち手、平手の3種類が付属。接続は3mmジョイントを使用します。
フレームアーキテクトTYPE-1 RE(ガンメタリック)
全体像。
フレームというだけあって、かなり細めの見た目となっていますね。全身のいたるところに3mm穴が開いているので、フレームアームズ系だけではなく、同社発売のMSG(モデリングサポートグッズ)や、会社の枠を超えて、ガンプラや30MMなどのパーツとの互換性もばっちりありますね。
頭部アップ。
フレームアーキテクトのキットでは、フェイスはバイザータイプか単眼タイプの2種類を選べるのですが、単眼タイプは他のアーキテクトの改造に使ってしまっていたため、今回は写真を用意できませんでした。申し訳ない…
ちなみに画像のはバイザータイプとなっています。一応存在するフレームアームズのストーリーによると、当初惑星探査用の重機(戦闘用ではなかった!)として開発されたアーキテクトですが、何らかの事故によって月の生産設備を管理していたAIが暴走、以降生産されたアーキテクトは人類へ襲い掛かる敵となってしまったとのこと。
単眼タイプは、この敵陣営となったフレームアーキテクトが装備しているもので、バイザータイプは、地球側に残っていた少数のフレームアーキテクトを改修したものなんだそうです。
背面。
メタリックパープルのバックパック接続基部と思われる部分がかなり目立ってますね。個人的にはかなり好きな色の組み合わせです。
ちなみにここ、めちゃくちゃ外れやすかったりします。ここを介してバックパックを取り付けることが多い場合は、いっそのこと接着してしまった方がいいかもしれませんね。
脚部前面。
上の方に3mm穴がたくさん集まっているのがわかりますね。
見えにくいですが、サイドにもいくつか3mm穴が存在します。
後部。
特にいうことは無し。
可動域
続いて可動域を見ていきましょう。
頭部。
ボールジョイント接続になっていて、上下左右とかなり自由に動かすことができます。
ガンプラなどと比べると、ボールがかなり大きめになっているのも特徴。
腕部の可動。
まず肩の付け根ですが、ここがボールジョイント接続となっていて、ここを動かすことで胴体の前後へ腕を丸ごと移動させることができます。
特に前方に動かすことに関しては、Zガンダムの変形機構と全く同じところになっていますね!もしかしたら変形機構を構成するのにも向いているフレームなのかもしれませんね…!
肩の可動。
肩内部にはポリキャップが仕込まれていて、それによってかなり上まで腕を上げることができるようになっています。
肘の可動。
2重間接になっているのが特徴。90度以上曲げることができるようになっていますね。
腰部の可動。
上半身側にポリキャップの軸受けが仕込まれているため、肩のようにそれを利用したスイング機構を利用することができます。
これ、見ての通りめっちゃボディを後ろに曲げることができるようになっています。ますます変形機構持たせるのに向いている気がしてきますよ…!
反面、前方にはあんまり曲げることができません笑
前方にガッツリと倒したい場合は、腰を前後逆にして使うといいかもしれませんね。
続いて足の可動、左右開脚。
特に動きを阻害するものがないため、180度開脚が可能です。
そして問題がこちら、前後開脚です。
何と180度どころではない、とんでもない可動域を持っています…!!
足首を調整してやることで、こんな状態になっても自立が可能。体柔らかいな…!プラモデルだけど…!
膝の可動。
こちらも肘と同様に二重関節となっていまして、正座ができるレベルで可動します。
中々良い可動域ですね!
足首の可動。
スリッパ状パーツと足本体には3mm穴があり、そこをL字型に3mm軸を当てるジョイントを入れて接続します。3mm軸による接続なので、それを軸にして回転させることで、接地する際などの微調整を行うことができるようになっています。
ポージング
続いて軽ーくポージングをとらせてみました。
腕組み!
可動域が広い機体だけができる、ある意味特権的なポージングですね。
鋭いキックをお見舞いするアーキテクト!
格闘戦機と考えると、あえて装甲をつけず、アーキテクトだけで戦うというのも中々いかもしれませんね。
格闘っぽい構えをとらせてみる。
終わりに
以上、フレームアーキテクトRE(ガンメタリック)のレビューでした!
本来の目的通りフレームアームズのフレームとして使うのももちろんいいんですが、僕としては、これは改造やオリジナルロボを作る際の素体、素材にするのが良いのではないか、と思いました。全身にこれでもかと設置されている3mm穴を見ると、どうしてもいろいろくっつけてみたくなるのですよね…!
で、何故今のタイミングでこれを見てきたのかというと、なんとフレームアーキテクトは再度改修が入り、RE:2として新生するんだとか!
今回のキットはせっかく積み分があったのでレビューをすることにしたのですが、今後のミキシングの素体に使ったりするのはもちろん、僕もいずれはRE:2も買うつもりですし、RE:2と並べて比較とかしてみたいなと考えています。
それでは今回はこの辺で。
皆さん良いプラモライフを!
おまけ
ちょうど妹(アーキテクトガール・ガンメタ)も家にいるので並べてみた。(髪パーツなど、一部別キットのものと取り換えていたり、接続していないパーツがあります)
このキットを基にしているだけあって、妹の方にはちょこちょこニーサンと似た形状になっている部分がありますね。
そういえばアーキテクトガールのレビューやってなかったような気がするし、そのうちだそうかなぁ…