どうも、マカセです!
今回は、バンダイスピリッツより新発売された、シエルノヴァをご紹介。
人型ではありますが、長い手にゴツい足など、変わった体形をした機体です。新キットということで期待が膨らんで仕方がありませんでしたが遂に発売!うれしい限りです。
それでは見ていきましょう!
動画版
新発売されたホワイト版を使用し、動画版レビューも製作しました!
良かったらこっちも見ていってくださいね!
ダークグレー版
パッケージ
パッケージ。
機体のシルエットや黒っぽい配色も相まって、どこか威圧感を感じさせるパッケージですね。
付属品
説明書。
真新しい情報といえば、シエルノヴァ関連のパーツを用いたカスタマイズプランと、シエルノヴァの解説文くらいでしょうか。そのほかは、これまでの30MMのものとほとんど同じような内容・作りになっています。
マーキングシール。
ラビオットのものと同じように、番号に加え、バイロン軍のエンブレムが追加されています。
武装
武装はハンドガンが一つ付属するのみです。
シエルノヴァ(ダークグレー)
まずは素立ち全体像。
上半身はほっそりとした印象ですが、下半身に至っては過去最高クラスのゴツさ!
ラビオットの上半身と組み合わせると、体全体がゴツい期待が作れそうです。
これまた新規計上のバックパックと、上にセットされているレドームのようなパーツも特徴的です。
頭部。
こちらは30MMの中でもかなり小さいものとなっています。デザインでいうと、どことなくギラドーガに似てるかな?と思ったり…
フェイスパーツを外すことで、ポルタノヴァと同じような顔が露出。クリアパーツが3㎜軸接続(っぽい)のも同じです。
バックパック上から。丸いレドームのようなものがセットされています。
これを取り外すと・・・
3㎜穴が現れます。ここをカスタムように使うのもいいですし、取り外したレドームのようなものは、腕に着けてシールドにしてしまうのも良いかもしれませんね。
更にパーツを取り外すと、今度は3㎜軸が現れます。
こちらもカスタムに使える部分になりますが、なかなか面白い構造をしていますねコレ…
背面側には3か所の3㎜穴が。
これまた変わった作りとなっていますね。使い方はまだ思いついてないので要研究ですね…
続いて腕部。
肩装甲は、どことなくガンダムタイプの機体似た感じがします。アルトに着けても似合いそうですね。
拡張ポイントは、パイプ部分に隠れているCジョイントのみ。
シエルノヴァの腕部は、他の機体よりも長くなっているようです。また、肘関節を装着する向きが今までとは逆になっている点も注意。今まで通り組もうとすると間違えてしまいます…(’ω’)
また、装甲の肘部分には3㎜穴があります。
シールドなどを取り付けるのに使えそうです。
続いて腰部。
腹部、腰部共に、円盤のような形になっているという、全く新しいデザインとなっています。これは面白い!また、サイドアーマーは最初から付属していないようなので、ここはハードポイント扱いで良さそうです。
腰裏。
2つの3㎜穴がありますね。
局地戦機で使われることになるのでしょうか?
続いて脚部。
かなりゴツいパーツの塊になっていまして、防御力も高そうなイメージ…
前面には2か所の3㎜穴があります。
脚部裏。
膝付近など、ポルタノヴァによく似た部分もあり、やはりバイロン機なのだというのを実感します。また、側面には3か所の3㎜穴があります。膝付近の丸っこい部分にも3㎜穴が追加されてるのはありがたい…カスタムが加速しそうです。
ちなみに、腰の接続部は新規パーツになっています。
ゴツい足を支えきれないからか。もしくは従来品では干渉が発生するのか…などといった理由がありそうです。(従来品の関節は余剰パーツとして付属します。予備パーツとして使うのも良いかも。)
足のスリッパ部分。
どちらかといえば連合系に近いデザインです。足の甲のアーマー接続口はありますが、肝心のアーマーが存在しないので、設定どおり組むとここは何も接続されません。
(一応ジョイントは余剰パーツとして付属しますし、脚部裏の黒いパーツを使えば、足アーマーとして装備することはできるようになります。)
可動域
頭の可動域。
上方向にはよく上がりますが、下方向への可動はふつうレベル。
腕回りの可動。
肩はアーマーが干渉するので上がるのはこの辺りまで。
肘はよく曲がります。
脚部の可動。
開脚はなんと180度まで可能。これはすごい!
前後可動ですが、前方向にはあまり上がらず、後ろにはよく上がるという現象が発生。
前が上がらないのは、脚部装甲と腰部装甲が干渉しているからですね。
ホワイト版
ブログ版はまだ執筆途中ですが、簡易レビューという形で掲載しています。
現在動画版も製作中(12/18公開予定)なので、そちらができ次第、こちらも更新していく予定です。
パッケージ
パッケージ。
以前グリーン版を購入した時に遭遇した成型不良っぽい感じのには一応当たりませんでしたが、関節などの異常なユルさは相変わらずだったので、金型自体の改良は行われていないっぽい…?(真相は不明)
もしかしたら、また成型不良品を引くこともあるのかなぁ…
シエルノヴァホワイト
全体像。
細めの上半身とマッシブな下半身は相変わらず、ホワイトカラーになったことで、明るめの機体になったような感じがしますね。
評価
入手しやすさ:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(⭐︎)
お値段は税込1518円となっていますが、Amazonや量販店などを問わず、値引きされて売られている場合もかなり多いので、実際は1200〜1300円ほどで手に入ることも多いです。もちろん一般販売品なので、入手も難しくはないです。ただ、発売直後は品切れになることが多いので、発売後しばらくしてからは星5評価クラスとなります。
組み立てやすさ:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
30分で組み上げられると言われているだけあって、初心者さんにとっても組み立てやすいキットとなっています。慣れている人であれば、半分以下の時間で組めてしまうかも…
ただ、様々な関節に、ユルい、うまく噛み合わず白化するなどの不具合報告がTwitter上でよくみられます。どこに不具合があるのかは個体差があるようですが、ポージングがやりづらかったりするので気をつけてくださいね。
プロポーション・可動域:⭐︎⭐︎⭐︎
人型ではありますが、腕が長くて細く、足がゴツくて長いという異形じみた見た目ているので、人によって好みは分かれるかも知れません(僕は大好きです)。可動域はこう見えても、他の30MMシリーズ同様に抜群の可動域を持っています。
塗装:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
色分けに関してはおそらく完璧(というかプラモがオリジナル?)。ここにそれぞれの好みに合わせて墨入れや塗装を加えていく、という形になります。パーツ分割もわりとしっかりしているので、基本的には塗りやすいのですが、膝付近の丸いパーツなど、一部奥まって塗りにくい、と言ったポイントがあります。
カスタマイズ性:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
文句なしの星5。シエルノヴァは従来の物よりも足回りに3mm穴が多く、この部分のカスタマイズが特に渋りそう。また、特殊な形の腕やバックパックなど、他の機体に使い回してもよし、のパーツも多く、改造パーツセットとしてみてしまっても全く問題はなさそうです。
まとめ
以上、30MMシエルノヴァのレビューでした。
長く異形じみた造形の腕や、これまでにはなかったマッシブな下半身など、特徴的なポイントだらけの面白い機体だなと思いました。オプションアーマーと合わせて獣風の機体を作ったり、ラビオットと合わせてかなり体格のいい機体を作る…などといった、新たなカスタムができそうで楽しみです。
とりあえず供給が安定するまでは待たなきゃなぁ…そこがちょっと心配なポイントかな?
それでは今回はこの辺で。また見に来てくださいね!