ちっちゃくて可愛いPUNI☆MOFUシリーズにお姉さんキャラが新登場!同シリーズらしいぷにっとした可愛らしさはそのままにセクシーさを獲得し魅力倍増だ!

今回は2025年7月に新発売されました、メガミデバイスのPUNI☆MOFU ランを見ていきますよ!

ランはPUNI☆MOFUシリーズ3機目のメガミだね。このシリーズは前作バスタードールから何もかもが刷新され新しくなった素体Block2-Mをベースに、幼女体型ともいえるより小型のデザインも実現すべく開発されたBlock2-S素体を採用、ちっちゃいボディに(プラ製なのに)ぷにっとした可愛らしさを備えた見た目が超大人気になっていたんだけど…



ランは一旦Mサイズ素体に戻すことで、その可愛らしさはそのまま保ちながらもセクシーさを兼ね備えることに成功、マオやトゥとはまた違った方向で魅力あふれるメガミに仕上がったようです!



そんなランはBlock2素体らしく素体モード、コスモード、武装モードの3形態を表現可能となっているよ。それじゃ早速内容を見ていこう!
PUNI☆MOFU ラン(素体モード)


まずは素体モードを見ていきましょう!



ランはバスタードールシリーズと同じBlock2-M素体を使用しているメガミで、そのあたりを組んだことがある場合はこの項目は見覚えのある部位がかなり多いとは思いますので、ほぼ新規となるヘッドパーツを除いてこの項目はざっくりと見ていきます。



今はまだ用意できていないけど、近い内にランのデータを下にBlock2-M素体をより詳しくレビューする記事を用意する予定なんで、素体についてより知りたい!という人はそれを見てみてね。
素体:ヘッドパーツ


まずはヘッドパーツです!成形色はジェガンみたいな感じのエメラルドグリーン…?っぽい色合いをメインに、ところどころにホワイトを差し色として採用してあります。



材質はPSなんで気が向いたら塗装にチャレンジしてみるのも良さそう!ただ最初からつや消しっぽい表面加工担っているんで、改造に使うのはちょいと躊躇しちゃうね。


前髪です。こちら基部はそのまま高等部に接続できるお手軽仕様となっていますが、左右に空いている穴を使いホワイトのパーツをセットすることでより特徴的なヘアに変化します!





後頭部はこんな感じ。こちらも基部は内部ジョイントとくっつければ前髪と同じくすぐ使えはするけど、カバーを装着することで空いている大きな穴を3ミリ穴に縮小して使えるほか、左右に髪がはねている造形が追加されるんで、この時点でも結構いい感じになるよ!







後ろ髪はこんな感じで、メインカラーのパーツでホワイトの髪を挟み込む形で組み上げることになるね。接続規格は後頭部と同じく3ミリピン形式で、付属のジョイントを使って接続することになるよ。





ここまでできたら、内部パーツを中心に前方にはフェイス→前髪の順で、後方は後ろ髪→ポニテと接続していくことでランのヘッドパーツの出来上がり!



顔だけ見るとPUNI☆MOFUシリーズらしくふわっとした表情(キリッとしているようにも見えますが)かつフェイスの形状もほっぺがぷくっと膨らんでいるなんとも可愛らしいアイテムになっているのですが、ヘアも含めた全体を見てみるとかっこよさ等によるものなのか、なんとなくお姉さんっぽく見えてくるのが面白いですね!


といったそばからまた可愛らしさに戻ってしまいますが、フェイスパーツはこんな感じで先程触れた通り可愛らしさあふれるデザインとなっているようです。



内容は通常顔、叫び顔、ドヤ顔の3種類か。私このドヤ顔結構好きかも!(よく見ると口がωになっているのもチャームポイントだね!)


後頭部は3ミリ穴になっているので、規格さえ合えば30MSのオプションヘアなど好きなパーツを装着してカスタムすることが可能です。これを活用したカスタムプランも考えているので、またいつかお見せしたいですね…!
素体:ボディパーツ


続いてボディパーツを見ていきましょう!


こちらは…というか今回の素体の大半がそうですが、バスタードールガンナーの色違いとなっていますね。とはいえ、インナーカラーがダークグレー、アームパーツが肌色になったくらいのもので思いの外変化は少なそうな感じです。



機能としては、胸部ブロック左右のアームパーツ受け、背中と腰の拡張用3ミリ穴、腰のレッグ接続用ジョイントという感じで、ガルプラのスタンダードなボディのジョイント構成になっているよ。




首周りは3パーツ構成で、基部は多少の可動域を持つCジョイント式での組み上げ、そこにボールジョイントを差し込むことで作ることができますね。



このボールパーツは説明書で使うように指定されているメガミデバイス規格以外の大きさのボールもあって、このあたりはFAガールなど他のガルプラのヘッドを接続するのに使えるよ。素体はメガミを使いたいけどヘッドは拡張性の高いほかのプラモのものを使いたい…なんて時にいいかも?





腹部はこんな感じで、大まかに分けると内部機構、前後の外装という3ブロックで組み上げることになります。内部構造はまあまあ複雑な構造ですが、一回組んでしまえば外装を取り替えてインナーと肌状態を切り替えたり…なんていうことも可能です。



ちなみにこの外装、外すときはわざわざピン接続を剥がさなくても、レッグ接続ピンあたりを引っ張ることで内部機構をスルッと引き抜くことができるんで、換装自体はメチャクチャ簡単になっているのもすごいところだよ!
素体:アームパーツ


続いてアームを見ていきましょう。




今回組むのは特になんの装着もない素体用のアームパーツとなっています。それ故に方も腕周りもこれまでに発売されたメガミと構造自体はそう変わりませんね。





ということで…すごくあっさりしているけど肩、腕、ハンドパーツをそれぞれ組み合わせることでアームパーツの出来上がりだよ!



見た目通り素肌に手袋をつけているかのような見た目で、それ以外に特に変わったところはないです。


…と、ランで基本的に使用するのは特に装飾のない素手パーツくらいですが、後ほどお見せしますクリアパーツと組み合わせることで、ガンナーからの名残とも言える武装腕を組むことも可能です。



といってもランの場合は専用の武装腕が別途用意されているんで、実質余剰パーツになりそうな感じだね。


ハンドパーツは握りこぶし、平手、武器持ち手の3種類が収録されています。またピンはハンドパーツと同じ色、肌色の2種類が収録されているようですが、今回は肌色の方を使用してレビューしています。



どっちの色を使うかによってほんのちょっとではあるけど見た目の印象が変わるんで、両方を使ってみて気に入った方を採用する…みたいな使い方をするのもいいかもね。
素体:レッグパーツ


レッグパーツです。こちらもガンナーのものを色を変えてそのまま使用しているようで、今回はボディのほうのインナーと同じくライトグレーっぽい色が採用されています。



形状自体は通常ガンナーの白タイツ版、ミッドナイトファングガンナーの素肌版など結構色々バリエーションがあるんで、BLOCK-2素体のメガミを揃えれば揃えるほど組み換えの幅も広くなっていくね!







膝上はこんな感じで、出来上がった各パーツは他のメガミを始めとしたガルプラなどとあまり変わらない機能、接続方法になっているね。ただすべて差し込み式で挟み込み部分がないなど、その組み方や構造自体は結構新しいものになっているよ!




膝パーツは6パーツ構成で、ヒザ下パーツの方に3ミリピン、膝上側に四角ピンと言う感じでセットしていくことで大部分を組み上げつつ、そこに足(または靴)パーツをセットすれば、レッグの出来上がりですね!
今回の素体で使う足パーツは、基部は同じだけどつま先は指が造形されている素足、または靴下っぽいものの2通りを選択して組むことができるようです。ここも成形色によっては素足の方も靴下っぽくできるので、思いの外いろいろな使い方もできそうですね!
ラン 素体モード完成!


これらを組み合わせて…ランの素体モードが出来上がりです!



この状態はBlock-2素体共通の状態なのでほぼヘッドパーツくらいしかほかとの違いはありませんが、そのヘッドパーツだけでも十分キャラの特徴を表現できているような気がするので、バスタードール系列などBlock-2素体と一緒にあえて素体状態でならべることでそこを際立たせてみるのもいいかもですね。




可動域を見ていきましょう。まずアームパーツですが、こちらは以前と同じくめちゃくちゃ良く動きますね!ただ方に関しては上の方まで跳ね上げることはできなさそうです。







足回りはこんな感じ。左右の開脚は問題はなさそうだけど、こちらも過去の素体と同じく後方への可動域はあまり良くなさそうだね。



このあたりは腰アーマーが思いっきり干渉しているのが原因ですね。一応腰アーマーは少し動かすことができるようになっているので、工夫次第ではもう少しだけ可動域を増やすこともできる…かも?





ただし膝や足首の可動域はその他と同じくかなりいい感じ!ガルプラの中でも正座をバッチリこなせるレベルなのは本当にすごいね!
PUNI☆MOFU ラン(コスモード)



続いて素体と武装モードの中間、各キャラの個性が反映されたパワーアップ版の素体とも言えるコスチュームモードを見ていきましょう!
コス:胸部パーツ


まず見ていくのは胸部。こちらは印刷込みの基部をベースに、ホワイト成形のフレーム、ライトグレーの胸当て、肌色の胸部と言う順で組み上げていくことで作り上げられます。


これを素体で使用しているライトグレー一色のパーツと差し替えることで換装完了!換装する際は一度胸部前方のパーツを剥がさなければならない…つまり一度首を外さなければならないのですこーし手間がかかるものの、これを行うだけで大きく印象を変えることができますね!



素体のものからすると明らかに質量が増えているうえ、肌面積が増えた事もあってめちゃくちゃセクシーな印象が強まったね!
コス:腰アーマー





続いて腰回りのアーマーだよ。ここは5パーツ構成で、基本はホワイトの外装を使っていくんだけど、腰の方にはおしりを表現するための肌パーツ、ホワイトのパーツの間に挟むクリアパーツでできた3ミリ穴ブロックとなっているよ。


換装のやり方に関しては、前後モナカ合わせで装着されている素体の腰アーマーを剥がし、こちらの武装腰アーマー装着し直すことになります。



今回は使用していないけど、薄っすらと浮かんでいるラインで囲まれたモールドには黒い線を表現するためのデカールを貼ることで情報量を増やす仕様になっているみたい!



デカールを張るのが苦手な場合、黒以外の色を付けたい場合は部分塗装で対応するのもいいかもしれませんね。


サイド、背中側はこんな感じ。この腰アーマーはサイドに通常のプラパーツよりも強固に接合するクリアパーツが挟まっているのもあり、一回このモードで組んでしまうと分解するのは結構難しくなってしまうので注意です!



まぁこのコスモードは実質ランの素体モードでもあるんで、最初からこの状態で組んじゃうのもアリかも?
コス:靴パーツ


靴パーツはこんな感じ。割と細かくパーツ分けされているものとしては、全パーツが成型色違いという中々に珍しい構成になっていますね。



靴底がクリアパーツになっているのもおしゃれでいいね!





たいていのガルプラは靴パーツは結構大き目に作られているんで、接地性能が大きく上がる反面ちょっと足まわりのバランス調整がいるかな?というものもあるんだけど、今回は元の足と同じかそれよりも気もち小さ目な感じになっているのも面白いところ!
ラン コスチュームモード完成!


ここまで組んだ内容を組み込みつつ、ついでに肩と太ももにリングパーツを追加しコスチュームモードの出来上がりです!


この仕様はランとしての個性を表現するテイストを加えつつ、このあと見る武装モードへ進化させるための拡張性向上など、思いのほか様々なメリットがあるのですが、プラモとしてはあくまでも一部のパーツを換装したに過ぎないものなのでそこまで変わり映えはしないかも…?



いやいや、胸部とか腰とかそうだけど、カラーリングや形状が大きく変わったことで、周囲のパーツに溶け込みつつもしっかり見た目の印象を変えることができていると思うよ!ホントにこの状態を基本フォームにしても良さそうだね!
PUNI☆MOFU ラン(武装モード)



ここからがランの本領発揮!ということで武装モードを見ていきましょう!
武装:ヘッドパーツ


ヘッドパーツです。まず組んでいくのは内部パーツですが、これはどちらかといえばこの素体共通の装備という感じで、人でいう耳にあたる部分を横サイド方向に向いている3ミリ穴に換装することができるほか、上部にできるスリットに様々な装備をセットして性能を向上させることができるのです。







今回収録されているのは犬耳、あるいはオオカミ耳みたいなユニット!これをマスターが言っていたスリットにスポットセットすることで耳を増設することができるわけだ!



ヒト耳が換装によってなくなってしまったので、これはこれで獣人系メガミとして成立させられそうなのもポイントですね。


後頭部です。表面右下左下、裏面全体にそれぞれカバーパーツを設置という組み方、組んだ後の見た目は素体ヘッドと特に変わりませんが、こちらは先ほど組んだ武装ヘッド用内部パーツをセットするために内側の構造がちょっと変わっているので、その辺を混ぜて組むのは難しそうです。




前髪はこんな感じで、素体のものと同じく基部にホワイトのパーツを張り付けることで色分けを行います。ただ武装モード用は額あたりに四角のソケットが設けられていまして…ここに犬モチーフのエンブレムを装着するようになっているのです。


そして耳の中にオレンジ成形の色分けパーツをセットすれば…!





これで武装モードのヘッドパーツは出来上がりだよ!全体的には素体モードと見た目も作りも共通しているんだけど、やっぱり装備が加わるとそれだけでも引き締まった見た目になるね!ランの場合は装備の形状も割とかわいらしいからそれはそれで気がゆるんじゃいそうになるけど…
ちなみに頭頂部につけるイヌ耳ユニットですが、これは外したあとヘアバンド状のパーツをセットすることで、装飾を最小限に抑えつつも素体とは違った見た目に変化させることも可能です。何なら武装用の後頭部に素体用の前髪…なんて組み方もできるので、これはお好みで組み替えてしまっても良さそうです!
武装:胸部パーツ


続いてまたまた胸部を組んでいきましょう。ただ見ての通り組み方や構造、ものによっては使用するパーツそのものも含め、大部分はコスモードと同じような作りになっています。





違いがあるとすれば胸部に挟み込むようにセットされる犬型のネクタイとリボンが追加されたことくらいかな?



素体モードの共通形状とは違い、ネクタイを挟んで見えなくしてしまえるほどの装甲をお持ち…というのをばっちりと見せつけてくる結構大胆なデザインですね!好きな人には比較的シンプルなコスモード胸部よりも刺さりそう…?


その下に装備するパーツはコスモードこのものと同じなので、純粋にネクタイ周りの有無によってどちらを使うか、というのを選ぶことになりそうです。
武装:アーム&プニプニハンド




続いてアーム回りを見ていきましょう!こちらはホワイトのフレームをベースにブラック成型の外装を装着していくような形で組んでいきます。ただパーツ数は6個とかなり少ないため、すごく簡単に組めるのも面白いところですね。




次に組んでいくのは特殊なハンドパーツ!説明書を見るとぷにぷにハンドというなんとも柔らかそうな固有の名前を与えられているれっきとした武装でもあるアイテムです。



これは肉球などを表現するためのブラック成型のパーツを内蔵しつつボールジョイントで可動と接続を担う平手、本体は2パーツ構成ながら、手の内部には3ミリ穴とマイナスピンどちらもしっかり保持できるソケットを内蔵し、30MSなどの武器持ち手ハンドパーツと同じような形で接続部を装着する武器持ち手の2種類が組めるのもいいね!


ここまで組み終えたら、アームとハンドの中間に袖パーツを挟みつつセットすることで…


ランの武装アームの出来上がりです!素手と比べてみると気持ちアームそのものが短くなった…?ように見えるものの、一気にキャッチーな見た目に大変身!イヌ型またはオオカミ型メガミとしてさらに説得力の増す要素が増えましたね!



ランはネクタイなどからしてたぶんイヌ型なんだと思うけど…この辺は作り手それぞれの解釈を入れてもいいかもしれないね。
武装:スカートアーマー





続いて腰回りを強化していこう!まず組んでいくのはこれまたリボンパーツ。イヌの意匠がでかでかとあしらわれていることでさらにそれっぽい印象が強くなったね!


このパーツはクリア+ライトグレーのパーツを重ねて作ったフリルをベースに、それぞれ左右前方にセットする形で取り付けます。


そして出来上がったフリルユニットですが、取り付け方はいろいろあると思いますが…個人的には一度胸部をと理髪したのち、腹部の上からかぶせる形でセットするのがおすすめですね。



メガミに限った話じゃないけど、クリアパーツは通常のプラよりも固い代わりに折れやすいもんで、少し外側に広げて横から差し込む…という組み方をするには材質面で向いてないんだよね…
武装:レッグハードポイント


武装モード最後に見ていくのはこちら、レッグのリングとして取り付ける拡張ジョイントです。ものとしては文字通りリングを装着する太もも付近の拡張性を高める、というだけに過ぎないのですが、今回はこれまた耳のついたかわいらしい外装が収録。外装をかぶせるだけでも機能面に加え見た目もかわいくできますね!



正確には3ミリ穴に白い外装をかぶせて出来上がり!というわけだね。


本体にセットするとこんな感じで、ちょうど太もものリングをベルトとしてイヌ型のポシェットを装着したような感じになって結構面白いのですよね!



確かに…ちょっとしたアイテムをここに入れて持ち運んでいる、という設定を加えると、予備のマガジンを入れていたり大好きなおやつをこそっと忍ばせていたり…など、それだけでできることが増えてきそうでいいね!
ラン 武装モード完成!


というわけで…ランの本体はこれで完成となります!



M素体を使っていることでちょっと大人っぽさも表現できるようになっているとのことだけど、実はPUNI☆MOFUシリーズを組むのってこれが初めてなもんで比較対象となるマオやトゥがいないんだよね…



その辺は近々カラバリが出るらしいので、発売されたら買って組んでみたいですね!(予約するのを忘れていたとは言えない)





アップで見てみるとこんな感じで、確かに胸部の大幅なサイズアップ等により大人っぽさ、セクシーさは大きく上がっているけど…?



ヘアパーツは角が丸くふわっとした印象で、フェイスはほっぺが膨らんでいるなどの形状、そして愛プリントもフェイスのサイズに対して目が大きい…というのも含めやっぱりかわいらしさも備えている、一体で2度も3度もおいしい良いところ盛りだくさんのメガミになっているようです!
武装:ハウリングPM




そんなランが戦闘時に扱うことになる武装もしっかり収録されていますので、こちらも見ていきましょう!



まず見るのはこちら、ハウリングPM5だよ!





ものとしては大型のハンドガンに拡張パーツを介して小型のガトリングまたはグレネードランチャーともいえそうな追加装備を付けている…という感じになっているね。



下部前方につけるこのパーツは4つのオレンジの筒を備えているので、確かにそのどちらとしても扱えそうですね!


一応説明書にはここはガトリングとして使うように書いてありまして、ハンドガン部分の大口径弾と合わせてドカドカ撃ちまくることで、まるで方向を上げているかのような轟音を上げる…なんていうことなんだそうです。



射撃武器ではあるけど、その内容的には攻撃と威嚇、あるいは自分に敵を引き付ける陽動等、後に回り込むなど隠密行動をとる味方を前線でサポートする、みたいな役割もこなせそうだね!



どうせなら大盾を持たせてタンク役をやらせてみるのもアリかも…??


そうして組みあがったのがこちら。ハンドガンとガトリングのどちらに弾を供給するのかはわかりませんが、下部には3ミリピンで脱着できるマガジンが備えられているのもポイント。腰回りなどにソケットを作って複数個持ち運べるようにしてみるのもまた面白そうですね。


装備させるとこんな感じに。この武器は2個収録されているため、両手に持って四方八方に打ちまくりながら暴れることもできますね。ガードする手段を持たない場合はその轟音で敵の注目を浴びつつも、なかなか敵を近くまで寄せ付けない攻撃は最大の防御!という言葉を体現することになりそうですね。
武装:ダブルファング





続いてはこちら、ダブルファングを見ていくよ!



ダブルファングは簡単に言うとハンマー型の装備で、シンプルなグリップを持って先端の質量ある塊をぶつけることで打撃ダメージを与えることができそうですね。





30MMイグライトの肘のように180度回して向きを調整できる3ミリ穴のような拡張性もあるほか、肉球エンブレムや塊の基部にあたる部分の鈴のような造形と、これまたイヌ…またはネコ要素としても捉えられるかわいらしいデザインになっているのもいいね!



先端の塊はこんな感じで、ピンを使って内部にジョイントを埋めこみ、それを3ミリピンで中央のパーツにセットするようになっています。ということは、拡張用の3ミリ穴ブロックを剥がせば、ほかのいろいろなパーツを盛ってカスタムすることも不可能ではないのかも…?!


持たせてみるとこんな感じ。ハウリングの方は小ぶりながらも存在感ある質量が特徴的でしたが、こちらは意外にもあっさりした見た目で、ハウリング2丁持ち時ほどの迫力はなくなるようです。


しかし、この武器ですが…サイドに展開している3ミリ穴の位置を調整することでこの穴にハウリングのグリップをセットすることができまして、いわゆるガンハンマーとでもいえそうな武器として使えるようになるのです!





銃の機構を近接武器に付与する場合は、近接攻撃に加えその機構を使った銃撃を可能とする遠近両用の武器になるか、あるいは火薬の炸裂による衝撃を近接攻撃に乗せて威力を増加させる…という2つの方式があるけど、今回のはそのどちらとしても使えそう!



これもまた設定次第でそういう風に改修しました!としてしまえばいいし結構自由度高めなポイントになりそうですね!
おわりに





レビュー自体はこれでおしまいだけど、〆に入る前に更なる付属品等があるんで、これもチェックしておこう!
その他:展示ベース


一つ目は展示ベースです。メガミデバイスといえば、丸形の台座に先っぽにボールジョイントになる丸い玉が備えられているパーツを使う簡易スタンドが収録されていましたが、どうやらこの素体のメガミにはバンダイのカスタマイズシーンベース…ほどではないものの、それに近い意匠を感じる少しグレードアップしたスタンドが付属するのです!







機体を支えるアームは強固なクリアパーツ接続2か所により、保持力とポージングの自由度を両立しているね。またアームの両端はそれぞれ3ミリピン、3ミリ穴と2つの方式になっているんだけど、ここに対応する形でそれぞれ3ミリピンと3ミリ穴に変換するパーツが付属。どちらか1セットは使わなくなっちゃうけど、それはそれで余剰としていろいろな使い方ができそう…!


無色クリアなのでちとわかりづらいですが、そうしてクリアスタンドの出来上がりです!



デフォルトだとちょっと高いので地面に立たせているような状態でディスプレイしたい場合は、やはりアームを曲げるなど調整が要りそうですが、SOLシリーズ等空を飛べるタイプのメガミの場合は、案外このままでもいい感じにディスプレイできるかもですね。





ちなみに…先ほどの余剰パーツに加え、アームの中腹に空いている3ミリ穴にセットする武装マウント用のジョイントが収録。ハウリングなどを一緒に引っ掛けておくとより映える…かも?
その他:自立用補助パーツ
続いてはこちら、足や靴にセットして使う自立補助パーツです。



実はここに来る前にさんざん活用してたからもう見覚えがあるとは思うんだけど、このパーツはあしにせっとすると円形に足裏を拡張する…忍者が水上を歩くときに使うらしい水グモのような感じものになっているよ。



隙間があるんでそのままだと水上に浮くことは難しそうだけど…接地面積を大幅に拡張できるんで、こうやって撮影をしたいときなどにはめちゃくちゃ有効かもよ!
その他:余剰パーツ


余剰パーツです。実際は他モードとの換装の兼ね合いで使わなくなったものも混ぜていますが、それにしたってたくさんのパーツが出てくるもんですねぇ…



そのぶん組み換えはもちろん、改造素材としてカスタムに生かせるパーツをストックできたわけだし、お値段的にもあまり数を買いづらいコトブキヤ製キットとしては結構ありがたい要素だよね!



今回余るものですが…換装パーツとしては武装か素体かどちらかのヘッドにアーム、胸部装甲に腰の装甲。その他だと他ガルプラ用の首ボール、色違いの手首、クリアのリングパーツあたりですね。
あとがき
以上、メガミデバイス PUNI☆MOFUよりランのレビューでした!



このシリーズはメガミデバイスの中でもちっちゃめな素体を用意し、さらにデザインもかわいらしさ重視で組み立てられているからか、今までとは一線を画す要素てんこ盛りのシリーズだったんだよね。



ですね。ランはその可愛さ全振りの要素も十分に引き継ぎながら、素体サイズがスタンダードなM型になりつつ大人っぽい要素も各所に設けられたことで、複数の良さを1体で体現し楽しむことができるかなり面白いキャラになっているように思えました!



武装を装着するとやはり可愛さ全振り…かと思いきや、塗装次第ではハードボイルドな場面でも使えるハウリングPM5等、今度はカッコよさあふれる要素もあって…と、様々な要素が洪水を起こしかけているてんこ盛りさも魅力ですね。



次回作の姉妹機シャオでは、ランとはまた別の方向性で複数の魅力をミックスしているのだとか。現在シャオの組み立ても進めているんで、こちらも順次レビューしていくよ。お楽しみに!
それではみなさん、よいプラモライフを!