メガミデバイスMSG トップスセット
メガミ専用MSGが誕生?!第一弾はトップスセット!
追記:なぜかセンシティブ判定を受けたので、時期を見て画像をホワイトのものに差し替えていく予定です。
どうも、マカセです!
今回は、MSGシリーズの新アイテム、トップスセット(スキンカラーA)を見ていきますよ!
このトップスセットは、MSGの中でもメガミデバイスに特化したオプションになっていまして、来月頃発売の足回りも含め、主な可動部分の造形バランスを見直したり、可動域の拡張などを行えるセットになっているようです。
また、これらが標準仕様になるらしいバレットナイツ・エクスキューショナー以前に発売されたメガミ達に組み込むのが主な使い方になりまして、単純に構造を入れ替えることのほかに、発売当初のWISMシリーズやSOLシリーズあたりをお持ちの方は、既にメガミ本体がボロボロになっているという方も多いのではないかと思いますが(僕が持っているスナイプさんもボロボロになってますね)、そういった機体の近代化改修に使うことも出来るのです。出来ればたくさん買って予備パーツにしたいところなのですが、お値段は1セット900円ほどと、オプションパーツにしてはちょいとお高めな気がします。(多分30MMに慣れすぎたせいだと思う)
さて、それではレビューに入っていきましょう!
パッケージ
パッケージ。
いつのもMSGと同じ縦長かつ袋入りタイプのパッケージとなっています。
パッケージを裏から見ると、このキットがどのメガミに対応しているかを確認することができます。
パッケージの厚紙裏には説明書が印刷されています。
収録パーツ。
トップスセットという名の通り、胸部付近から首、肩あたりまでを1つ組み立てることができるようになっています。肩のボールジョイントを持つパーツは、従来のABS製のものと、保持力がABSよりも高い(らしい)POM製のものを選ぶことができます。POM製のパーツは、後ろに隠れてしまっていますが3枚目のランナーに収録されています。
完成図
続いて、組み立て終わった時の姿を見ていきましょう!
全体像。
基本的な見た目はこれまでのものとほとんど変わらないように見えますが、実は肩と肩甲骨が一体化されているという大きな改良点が存在します。
なぜこれが改良点なのかというと、ここって非常にはがれやすい、かつピンが細いため折れやすいという非常に扱いづらいパーツだったのです。しかも、パーツの材質がABSであるため、接着剤は基本的にABS用のものを用意する必要があるなど、接着で解決というのもやりにくいという、欠点を持ちながら手入れが難しいポイントになっていました。
それゆえに、今回になってチトセリウムなどと同じように肩甲骨一体型に変化したのは大きな改良ポイントであったと判定しています。
全体像で使っていなかったパーツ。
これは肩幅が広くなるパーツと、少し控えめな胸部装甲のパーツとなっています。
肩幅に関しては、このパーツを使うことで従来通りの間隔に、現在トップスに装着している方を使うことで、肩幅を小さくすることができるようになっているのではないかと思われます。
首パーツ。
左から汎用ジョイント、朱羅素体用、朱羅武装用、FAガール頭部用となっています。こうしてみると、この肌の色は朱羅シリーズのものと同じだし、素体と武装モードそれぞれに専用ジョイントが用意されているあたり、朱羅シリーズを優遇しているのか?という印象を受けますね。
ちなみに本レビューでは、後ほどボロボロになっていたWISMスナイプさんの改修に使用していくので、汎用ジョイントを使用しています。
肩幅大のパーツを使ってみる。右腕が肩幅大のパーツ、左腕が肩幅小のパーツとなっています。
こうしてみると、肩幅小のパーツはボディと密着していて、大のパーツは少し間隔があくようになっていました。はっきり言ってそこまで大きい変化ではないと思いますが、おそらく可動域あたりに影響が出てくるのではないか…と考えられますね。
使用例
それでは、実際にメガミに組み込んでいきましょう!使用していくのはWISMスナイプさんです。
換装前の姿。手足など既に破損したパーツをいくつか置き換えているため、実際は朱羅忍者に近い状態になっています。
そして換装後の姿がこちら。朱羅に合わせた肌の色なので、色白なスナイプさんの肌とはちょっとあっていませんが、企画自体はもちろんばっちりあっているので、単純に置き換えるだけで換装ができてしまいます。
後ろ姿。肩甲骨がはがれたり、ピンが折れてるメガミもいるかも…という話を先ほどしましたが、僕のところではスナイプさんが2つとも該当する状態になっていました。そのため、交換用パーツとして使えるこのセットが発売されたのはほんとによかったなと思います。(更に破損が進む前に改修できたのは大きいですね…)
ちなみに腰に付いているリボンは、ガンプラのプチッガイに付属しているもの、つまりメガミデバイス正規のパーツではないので注意!ある意味ミキシングを行っていた機体になっています。
可動域
軽く可動域も見ていきましょう!
腕回りの可動域。肩は意外と上がらなくなっているような気がします。これはもしかしたら肩幅小の方パーツを使っているからなのかもしれません。
肩基部を動かす動作は従来のものと同様にできます。むしろ肩甲骨がはがれる心配がない分、今までよりもガシガシ動かして遊べそうですね。
首は付け根から左右に動かせる、というのもこれまで通り出来るようになっています。
胸部装甲の規格自体は全機共通になっているため、ここの換装も自由に行うことができます。朱羅シリーズのものは肌の色が同じということもありかなりよく似合っていますが、他の機体のものはピンが短いため、はがれやすいという欠点もあります。
(ちなみに本キット付属の胸部2種はピンが長くなっているため、他のものよりもガッチリ接続することができます。)
終わりに
以上、メガミデバイスMSG・トップスセットのレビューでした!
本文で何度も書いていましたが、ボロくなっていた素体の改修に使えたということ、つまり思い入れがあるけど関節とかが弱ってディスプレイもブンドドも出来ない…という状況が一気に解決できるようになったのが一番の評価ポイントでした。
そうではなくても、他に出ているホワイトやまだ出ていないブラックを使って戦闘用スーツっぽくしたり、これから出るらしい色白を使って、それこそスナイプさんなどをもっと色を合わせた形で改修したりなど、カスタムの選択肢が大きく広がっていくのではないか、と思います。たくさんのメガミをお持ちのマスターさんも、これからメガミを組んでみたい…というマスターさんも、なんのメガミに合わせるのかにもよりますが、これを一つは持っておくのがおススメです!
それでは今回はこの辺で。
皆さん良いプラモライフを!
今回紹介したもの
このほかにも、(HELLBRAZE除く)バレットナイツシリーズや、武装神姫エーデルワイスに対応したカラーや…
WISM武装モードのようなバトルスーツを再現できるホワイトなど様々なカラバリが用意されています。
これからも新カラーが追加されていくようなので(既に予約できるものもあります)、お持ちもメガミに合わせて探してみてくださいね!