美少女+メカの組み合わせで人気を博した大先輩「武装神姫」より、マカセが偶然にも入手したとある神姫の要素をがっつり盛り込みシスター制作に挑戦!なるか神姫の30MS化…?!
ということで今回は予告していたカスタムシスターお披露目の一つ目です!内容としてはすでにお出ししている通り30MSの大先輩コンテンツともいえる武装神姫をベースに、その要素を取り込みできる限り元の子に近づけたシスターを作るという試みです!
今回もとにした子は…ライトアーマーのメリエンダっていう神姫なんだね。軽く調べてみた感じライトアーマーってつかない他の神姫と比べると結構あっさり目な武装構成になってるけど、素体のかわいらしさは負けず劣らずでいいね!
装備を削った分お値段も相応にお安くなっていたようなので、当時のライトアーマーは武装神姫の入り口としてはすごくよかったんじゃないかなと思われます。最も源流となるフィギュア素体の方はすでに絶版になって久しいため、基本的にプレミア価格になってしまっている…
と思いきや、以前もYouTubeコミュニティなどでちらっとお話ししましたが、ラッキーなことにとある中古屋で未開封の状態かつ定価以下で眠っていたメリエンダに遭遇したのです!
とんでもない偶然…?!よくぞ遭遇できたもんだよね…
プラモ制作の参考にするために色々調べていた時期に遭遇できたのも気づけた要因の一つだったのですが、こんなこともあるんだなーと本当に驚きましたね…(ちなみに武装神姫に採用されているMMS素体フィギュアはフルスクラッチの方ですさまじく参考にさせていただいています)
そういやMMS素体の作者さんってメガミデバイスの可動素体マシーニカを作った人なんだね!いまだと武装神姫はメガミデバイスの方でリブートされて買いやすく組みやすくなってるからそのうち組んでみたいなーと思ってはいるけど、そういうつながりがあったのかぁ…
さて、いろいろ気になる要素もありますが…そんな武装神姫の中でも今後長らくリブートが来ないと思われるメリエンダを、勝手に30MLに落とし込んで再現していきましょう!
ボディパーツ制作
ヘッド:フェイスパーツ
まずはヘッドパーツ…の中でも今回は先にフェイスをチェックしていきましょう。
今回は一応30MLのパーツで改造を行う予定ですが、現状公式イベントに出る気はない&公式デカールに気に入った見た目のものが存在しないということもあるので、30MS改造の際にいつも使用しているメガミデバイスのデカールを使ってフェイスを制作しています。
今回はバスタードールパラディンのものを使ってるのか。まつ毛の先がすらっと尖ってるからりりしさを表現することもできそうだけど、目そのものは大き目に描かれているからか結構かわいらしさもある良いデカールだね!
帯で隠れてしまっていますが、メガミデバイスのデカールは同じ目でも豊富な色が用意されているのでそれだけでバリエーションが作りやすいこと、縁取りのついた様々な口デカールも収録されているため、これまたたくさんの表情を作れるのが30MSデカールよりも優れているポイントです。
そういや30MSのデカールに収録されてる口は縁取りがないからフェイスに貼った時に肌色に溶け込んじゃって全然目立たなくなるんだよね…自分で縁取りを入れられる人であれば問題ないんだろうけど、それってもはやアイペイントできる技量が必要になるところだし、そういうところでも思いのほか使いづらくて困るんだよね…
そんな不満点は今回のように他社製デカールを使うことでだいたい解消できるので、こんな感じで改修を行っています。
ちなみにメリエンダの目の色はもう少し濃い緑色で、色そのものは公式デカール1に収録されている推定ティアーシャの目がちょうどそれっぽいんだけど、優しそうな目をしているメリエンダとは形状のイメージが合わなさそうだ…という意味でも他社製を使うことにした感じかな?
現時点では通常顔一つしかありませんが、動画版の公開時点ではほかの表情も用意する予定です。お楽しみに!
ヘッド:ヘアスタイル案1
続いてヘアパーツを見ていくんだけど…実はここ様々な案を検証していったのもあって若干迷走気味だったんだよね…これが記事化動画化までに大きく時間を食った原因だったりもする…
一つ目の案はこちら、あばたーふみなのヘアをベースにするものです。こちらはシンプルでありながら形状も結構いい感じ、高い位置でポニテを作るため後ろ髪がかなりすっきりし背中の装備との干渉がかなり抑えられる…などのメリットが結構あったため、正式な仕様としては結構有力な案でした。
またふみなのヘアとの差別化ポイントとして、カスタムで余ったシャニマスコラボのヘアを使用しちょっと目立たせられるようにしてみました。
実はこの案はまだ廃止したわけじゃないからそのうち作るかもだけど、今回はまた別の案を採用しているよ。
ヘッド:ヘアスタイル案2
二つ目の案は別売りオプションヘアからピックアップしてきたこちらのメカクレ旧リシェッタヘアを使った構成だね!
ものとしては前髪右サイドと前方をこのヘア、左サイドと後髪をシャニマスコラボのヘアという混成仕様で組むという感じですね。これによりボリュームのあるヘアに三つ編みロングという個性を加えることが可能となるのですね。
この時、シャニマス側の前髪はメカクレヘアの中央パーツと干渉するんで、シャニマスヘア側の干渉部位を少しだけカットすることで合わせているよ。
また、メカクレヘアに関しては他のヘアとの組み合わせが考慮されていない初期型のヘアスタイルなため、最近のヘアパーツを参考に干渉部位をがっつりカットする調整も施しています。(それでも干渉が治らない箇所があったのが不採用ポイントだったのですけどね…)
ここまでやって不採用になったの?!そりゃもったいない…
そのほかにも元々合わせることが想定されていないヘア2つということもあり、前髪の組み合わせ部分には不自然な隙間ができてしまうこと、さらに後髪は濃い色なため塗料がうまく発色してくれなかった…など、その他の問題点もあったのである意味仕方ないことでもあるのかも…?
ヘッド:ヘアスタイル案3
3つ目の案は…ほぼさっきのと同じだね!違いがあるとすれば前髪左サイドがシャニマスのものじゃなくてメカクレヘアのものになってるってことくらいかな?
ですね。個人的にはこれで行こうと思ったんですが、メカクレヘアの左サイドは干渉部位の調整をしてもなお干渉が解消できなかったパーツそのものだったので、この時点で採用は結構微妙な感じになりました。
一応強引に位置調整をすればごまかすことはできるのですが、先ほどと同じように後髪への塗料の乗りの悪さなど他の問題点があったため、2番目の案と一緒に今回は不採用となっています。
んー、オレンジの乗りが悪かったなら、ムラサキちゃんのヘアのようにさらに濃いであればあるいは…??もしかしたらそのうち日の目を見ることがあるかもしれないね。
ヘッド:ヘアスタイル案4
4つ目の案はこんな感じ!これは前髪をシャニマスコラボ(大崎甜歌)のものに、後髪をユフィアのものに変更したパターンだね。
構成についてはそれ以上言うことはないのですが、ユフィアの後ろ髪の構成パーツとなる髪飾りと結んだ毛の先端はオミットしてあります。
なるほど、3ミリ品をそのまま出しているみたいだけど、ここに好きなパーツを持って好きにカスタムできるようにしてるってわけだね。それこそポニテパーツだったり、あるいは武装パーツを盛って髪飾りみたいにしてみるのもいいかもね。
ヘッド:ヘアスタイル案5
ここまでの案を踏まえて今回採用したのがこちら、5つ目の案となります。
こちらは後ろ髪の構成は4案と同じくユフィアのものを使用していますが、前髪に関してはスカウトコスチュームなどコスチューム系キットでよく使用される前髪を塗装し使用しています。
ちなみにこの前髪をオレンジに塗ることに関し、だいぶ前に作った僕の素体のパーツをそのまま流用できそうだったので、こちらは新しく用意するのではなく流用で済ませることにしました。
なるほど…マスター用のヘッドには今回試作したけど採用しなかったヘアパーツを回せば問題ないしこれはありかもね。
ちなみに今回は仮の髪飾りとしてフォレスティエリのバックパックのサーベルラックを使用しています。
これでピンを隠すこともできるし、3ミリ穴や近接武器用ピンを使って武器などをセットできるのも面白いかも!
ボディパーツ
ボディパーツです。この子に限らず今お披露目待ちをしているカスタム機の大半に採用している要素として、他のカスタムに使ったキットの余剰パーツを組み込むというのをやっていまして、この子はガッツリその要素を持っていることなっています。
例えばベースとなるボディはオプションボディパーツA02をしようしているのですが、これはムラサキちゃんの夏用ボディ(未発表)を作る際に胸部装甲を流用した残りをベースに、アイズ用に用意したアルファシスターファンタズム改造品のあまりとなるリボン、各コスチュームのあまりをかき集めて組んだ真っ白の胸部装甲…と、使われずに保管してあったものをかなり活用できていたりするのです。
アームパーツ
アームパーツです。こちらも使われずに放置されていたチェイサーコスチュームの肩パーツ、改造実験に使った際に損傷が入った(接着剤で軽く表面か溶けた)シアナの腕バーツ、そして何のキットのものかは不明ですが放置されていた白いハンドパーツ…という余っパーツを活かした構成になっています。
なるほど…損傷したパーツもしっかりヤスリがけなどの処理をしてあるからか全然目立たなくなってていいじゃん!
レッグパーツ
レックパーツです。こちらも同じく余っていたパーツを活用した組み方で、太ももは何らかのシスターの方もの、リングはアルファシスターファンタズムから、レッグ本体はリリネル、3ミリ穴の蓋はマルチジョイント、靴はビヨンドザブルースカイというこうせいとなっています。
ここは全くと言っていいほど塗装を入れてない場所になるね。筆に出した塗料が余ったから蓋パーツをネイビーに塗って入るけど、強いて言うならば靴底のゴールド成形をネイビーに塗るくらいで部分塗装を終えても良さそうな気はするね。
素体モード出来上がり!!
ということで…素体モードの出来上がりです!
各部位に関してはここまでで解説してきた通りだけど…この時点でもだいぶメリエンダっぽい感じにはなったんじゃないかなーと思うね。とは言えまだスカートとかを再現できてないから、その辺をどうやっていくのかが問題かな?
それに関しては一応案を考えているので、このあと早速みていきましょう!
武装パーツを装着!
というわけでスカートなどを表現するために追加の武装パーツもちょっとだけ用意してみました。地味にライトアーマー要素まで受け継ぐことになった気がしますね…
武装:スカートユニット
武装と言っていいのかは不明ですが、今回はスカートユニットを用意してみました。
というのも、最初はイルシャナやメイドボディのスカートユニットを流用予定だったのですが…残念ながらこれが上手くセットできなかったりいまいちしっくり来なかったりと使用感がよくなかったため、30MLの各パーツを流用しつつ自分で組むことにしてみました。
装着方法はとても簡単、基部を腰の3ミリ穴にセットし…
マウントアームを動かしてサイドアーマー位置をふとももサイドへ移動…
最後にフロントアーマーのいちを調整し完了となります!
このスカートユニットのポイントは基部30MFリーベルパラディンアーマーに収録されている腰基部を使用していること。まだ始まって間もない弟分のシリーズですが、こんな感じで兄弟シリーズの改造にも十分使える!という使用例を示すことができていたら嬉しいですね。
マウントアームにも30MFのジョイントを使ってるけど、ここはスピナティア付属の同じ機能を持つジョイントでも代用できるから、もしかしたらそっちのほうが入手難易度やコストは低く抑えられるかも…?
サイドアーマーにはアチェルビータイプCの武装パーツをフロントアーマーにはエスポジットの肩装甲を改造したものを使用しています。
おお、中のピン類をバッサリ切った上に3ミリ穴を貫通タイプに改造しているんだね!これならこのパーツの使い道もかなり増えていくかもしれないね。
武装:肩装甲
肩周りの武装はこんな感じ。といってもリリネルの方アーマーを追加したくらいのものですが、これでもかなり雰囲気が出るので結構いいかも?
今回はメリエンダ繋がりでメイド風で仕上げるようにしてるみたいだけど、リリネルの肩ユニットは普通に鎧風の見た目にする時など結構役に立つ場面が多いからカスタムパーツとしても結構おすすめなんだよね!
他にも武装腕や短めの手足などカスタムパーツとしての使い道が結構豊富なので、供給が安定し安売りされていることなどがあればリリネルはぜひとも確保してみてほしいアイテムです!
現時点での再現はこんな感じです!!
ということで武装を加えた状態がこちら。正直ほとんど変わっていませんが、装備が加わるだけでシルエットそのものはかなりメリエンダに近づけることができたような気がしますね!
今回は一旦終わり!
ということで、現時点でできている範囲のお披露目でした!
正直再現そのものはここで終わってもいいような気はしますが、フェイスパーツの増産や30MFも交えたさらなる装備パーツの制作、メイドボディに入っていたホウキをはじめとしたメイド風のアイテム、あとはメリエンダが持っていたスプーン型MMSの要素など、まだまだできることはあると思うのでもう少し要素を足していきたいところ…
確かにそれも面白そうだね!この年末の期間はこのあと未レビューのアイテムのレビュー記事や動画を作ったりもしたいから時間取れるかわかんないけど、こんな感じで目標を立てられるとなんだかプラモ制作も楽しくなってくるね!
ということで…これらの一部要素は動画版にも盛り込む予定なので、動画版を出すタイミングでこの記事にもアップデートをかける予定です。お楽しみに!