でっかいプロペラントタンクだけではなくブースターユニットまで?!他キットとの組み合わせで大型機を作れるオプションパーツセットの新たなアイテムが登場!!
という訳で…今回は新たに登場したオプションパーツセットのナンバリング11弾、「大型プロペラントタンクユニット」を見ていきますよ!
大型プロペラントタンクユニットはこんな感じのキットになっているよ。
大型プロペラントタンクユニット:2022年11月12日に発売されたオプションパーツセット10弾に当たるキット。大型機の運用をサポートするほか、スペースコロニーなどにも使えそうなプロペラントタンクが手に入る。そして前作オプションパーツセット9の大型ブースターユニットとの組み合わせでさらに何かが起こるのだとか…??価格は968円(税込)。
それじゃ早速見ていきましょう!
パッケージなど
パッケージ&ランナーのご紹介です。9弾の大型ブースターとおなじく、これまでは基本的にライトグレー成型だったものがホワイト成型に変更になっているのがポイント。これにより無改造でもかなりいい感じに使えるようになったのに加え、塗装のベースとしても良い感じの色合いなため、改造や塗装の入門キットとしてもいいかも…?
30MM OPS10 大型プロペラントタンクユニット
それでは…ここからはオプションパーツセット10の内容をじっくりと見ていきますよ!
完成後の状態から見たい!という人は、目次から「大型プロペラントタンクユニット完成!」の項目まで飛んでね。
各部詳細:メインブロック
まず組んでいくのは各ブロックを集約させひとつのユニットにまとめ上げるためのメインブロックです。
…とはいえ、ここはモナカ合わせ2パーツ構成でサッと組み終わるため、構造に関してはこれといって言及することはないですね。
ただ、見ての通り3ミリジョイントが表裏共にマジでたくさん設けられてるから、拡張性に関してはめちゃくちゃ高いのがポイント!大型プロペラントタンクユニットじゃなくて他のカスタム装備のベースにするのにも向いてるかも?
各部詳細:大型プロペラントタンク
続いて見ていくのは、ある意味今回のメインでもあるプロペラントタンクのブロックになります。
まず組んでいくのはベースパーツ。既にタンクのような雰囲気を持つホワイト部分に加え可動軸&メインへの接続ピンの2役を兼ねるジョイントの3パーツ構成となっています。
ちなみに反対側には3ミリピンが用意されてるから、ここに様々なパーツを盛ってカスタムすることもできるよ!
一応今回はその後ろに更にタンクを増設していくための拡張パーツをセットすることになりまして、これにより3ミリピンが3ミリ穴へと変換されることになります。(どちらにせよ拡張性が高いのは変わらなさそうですね)
そしてメインユニットの次はタンク最後尾のパーツ!ここは2パーツ構成になっているよ。(中身は2連ピンで接続するようになってるけど、残念ながらバックパックとしては使えないし、そもそも3ミリピンでの接続ではないみたい。)
そして…さっきのベースパーツと最後尾の間に2つの中間パーツを挟んでくっつけていくと…これで大型プロペラントタンクブロックが完成だよ!
ちなみに…タンク接続部は3ミリピンやそのサイドにある固定用のモールドなども含む接続規格がどれも同じものになっているため、このように中間パーツを削り短めのタンクとして使うこともできちゃいます!
ということで…こうしてタンクブロックを2個組んでメインブロックに接続すれば、大型プロペラントタンクの作成は完了です!
これで完成…みたいな感じのちょっと紛らわしい言い方になってるけど…オプションパーツセット10としてはあと少し組まなきゃいけないブロックがあるから、最後にこれを見ていくよ!
各部詳細:大型ブースターブロック
という訳で見ていくのは大型ブースターブロック。名前はほとんど前作OPS9の大型ブースターユニットと同じで紛らわしいため、今回はあくまでも別ユニットの一部分でしかないということも踏まえ「ブロック」と呼んでいます。
まず組んでいくのは本体。こちらはモナカ合わせ2パーツ構成になっているためサクッと組みあがりますね。
前方(画像左)と後方(画像右)にはそれぞれ何かがセットできそうなソケットが用意されていまして…前方の場合は謎の穴の奥にCジョイント受けがあり、後方は2か所にPCパーツを受けるためのものとなっているようです。
ちなみに…前方の方には一応こんな感じの表裏共に拡張性の高そうなパーツが用意されているのですが…裏面も穴に合わなさそうな形状でどうやって接続するのかと思っていたら…
今回のパーツをセットするのに必要だったのは先ほどの穴ではなく前方全体だったようで、ここにすっぽりハマる形でセットすることができるみたいです。
後方にはPCを含む3つのパーツで組むでっかいバーニアパーツ…
…を4セット組んでいくみたい!多いね…!
PCパーツをセットしない場合先端は3ミリピンになるため、使い方次第では結構いろいろなカスタムにも使いまわせそうな感じです。複数キット入手出来れば、これをカスタム用にいくつか確保するのもいいかもしれませんね!
そして最後にこれを後方にセットすることで…大型ブースターブロックが完成です!
そしてこれをメインブロックサイドにあるピンにセットすることで…!
大型プロペラントタンクユニット完成!!
ついに大型プロペラントタンクユニットが完成です!
おお!今回は内容的にオプションバックパックみたいなカスタム前提のキットなのかなーって思ってたけど、なんかこうしてみると大型ブースターほどではないにしても単独で飛ばしたりすることもできそうな気がする…!
その他にも…まだまだ空いている3ミリ穴はたくさんあるので、ここに更にカスタムパーツを盛って好みの機能を加えたり見た目を変化させることが可能です!ぜひいろいろ試してみてくださいね!
カスタマイズ
続いて簡単なものですがカスタムプランを見ていきましょう!
まずはこちら、カスタムを見る前に先端部の変換パーツをチェック!今回付属するのはなんだかイスのような形をしたEXMの股下3ミリ穴に接続するためのジョイント、そしてタイヤ状のジョイントの2種になります。
タイヤ状のジョイント裏には3ミリピンがあるから、このパーツはマジでタイヤみたいにして使えるかもね…!
カスタマイズ1:大型ブースターユニットと組み合わせ超大型のマシンを作ろう!
まず一つ目のプランはこちら…丸い変換パーツを使ったときのものとなります。
このパーツを使う場合、使いやすい位置に3ミリ穴を配置することができるため、ここにエアファイターの機首などをセットすることでより単独で動けるような感じの見た目にしたりバックパックとして使えるようにできるジョイント(OPS3などに付属)をセットする…などといったカスタムができるようになりますね。
…ということで、今回は先端部を始めとした各種ジョイントを有効活用するため、どうやら組み合わせることができるように設計されているらしい大型ブースターユニットを一緒に使っていくことにしたよ!
そして今回使っていくのはこちらの大型ブースター機首部分とOPS9付属の後部変換パーツ。この変換パーツは大型ブースターの機首をEXMのバックパックとして装備できるように変換するものでしたが…
実はこれ、今回のプロペラントタンクユニット付属のメインブロックにセットできるようになっていまして…
このように全く違和感のない接続で大型プロペラントタンクユニットに機首を増設することができるのですよ!
おお!これで今回のキットのユニットを操縦できるようになるってわけだ!それに大型ブースターの凄まじい推進力に大型プロペラントタンクで推進剤やエネルギーなどを大幅に増量することで、より速く、より長く機体を駆り続けることができるってことでもあるね…!
そして…機首の方は3ミリ穴ピンが奥まった場所に行ってしまうため、代わりに今回のメインユニットサイドに大型ブースターのサイドブロックを接続、そしてスタンド接続用として丸形の先端パーツを機首ブロック底部にセットすることで…
オプションパーツセット9&10の組み合わせで作れる超大型のブースターマシンが完成しました!
おおお!これはカッコいいぞ…!!画像からだと伝わりにくいかもだけど、2キットを組み合わせただけでドでかくド迫力なメカが完成するんだからホントすごいよね…!ここまでくると完全にエグザビークルかそれ以上の性能もってそうな気がしてくるよ…!
更に…後部のタンクブロックの接続位置を変えることで左右から上下にすることもできますし…
何なら大型ブースターユニットのサイドブロックを今回付属する大型ブースターブロックに変換し、後方をバーニアだらけにすることもできるのです!
機能自体は多分そこまで変わんないと思うけど…見た目や形状が結構変わってくるから、好みでこの辺りを換装できる選択肢が増えたってのもいいね!
カスタマイズ2:超大型ブースターにEXMを組み込むと…?
ふーむ…こんだけでっかくてかっこいいユニット何だし、バックパックとして接続できたらいいのになぁ…内容見た感じだとオプションパーツセット10に付属するパーツだけじゃどうも無理っぽいんだよなぁ
そんな時はまたまた前作オプションパーツセット9の大型ブースターユニットを活用するのですよ!
先ほど機首を接続するのに使ったこちらのジョイント…実は接続方式は表裏どちらもEXMのバックパックジョイントとなっているのがポイント!つまりここを介することで…
このようにEXMのバックパックとして大型プロペラントタンクユニットをセットできるようになるのです!
おおお!これもカッコいいね…!ちょっとユニットがデカいから自立はできないしスタンド必須な感じにはなってしまうけど、宇宙での戦いあたりではこの機動力と長い活動時間が大きく生きてきそうな気がするね!
更に…EXMの胸部に大型ブースターユニットの機首を、脚部を同じく大型ブースターのサイドブロックに換装することで…
なんと…たった2キットを組み込むだけでいかにも最終決戦仕様か?!と言わんばかりの超ド級・超ド迫力のすっごい機体が誕生しました!!!!
おお!普段だとこんな感じで前に突き出してるだけの装備ってあんまり合わないような気がするけど、今回に至っては背中側の装備が機体のバランスが崩れるほど充実してるってこともあって、逆にバランスよくなってるようにも見えるね!組み換えだけでこんな装備構成にできるってのは面白そうだ…!
今回使用したのはブログの更新が止まっていた10月の間にYouTubeの方で出していたカスタム機「ポルタノヴァL2型(試作/マカセ機)」ですが、一般販売されている通常仕様の機体各種でもこの最終決戦仕様風のパターンは基本的には再現できるはずなので、オプションパーツセットの9と10の両方をお持ちの方はぜひ試してみてくださいね!
カスタマイズ1:股下ジョイントを使った場合
最後に…軽ーくですが股下に繋ぐタイプのジョイントを使った場合のカスタムを見ていきましょう!
ここまでに使用していた丸形ジョイントではない方のパーツをセットすることで再現できるこの形態は、イスのようなパーツの座席部分にある3ミリピンを、普段はスタンド接続用などとして使う股下の3ミリ穴にセットすることで、腰にこちらの大型プロペラントタンクユニットを配置することができる…というものとなっています。
こうすることで…重力の影響を受けやすい縦方向の接続ではあるけど、背中に接続するよりかはEXM本体への負荷もそこまでないうえまとまりもかなりいい感じになる腰接続が実現するってわけだ!
ちなみに「本体の重さに負けて抜けやすくなるのでは?」という疑問もありますが、このジョイントには下部にスタンド用の穴もきちんと用意されているので、スタンドに差して使えばこの問題はある程度解決することはできそうです。
終わりに
以上、30MMよりオプションパーツセット10(大型プロペラントタンクユニット)のレビューでした!
今回のまとめ
ということで…今回は到着した後ババっと組んでその場で思いついたカスタムを施したという超特急レビューとなりましたが、この時点で最終決戦仕様風の機体ができるなど、既に研究次第では面白いカスタムのベースになりそうな予感がビシビシ伝わってくる面白そうなキット…というのが現時点(2022/11/13時点)の感想です!
ひとまず新作のもう片方であるスピナティオナイト仕様の方もあるし動画版の方も出していきたいし…もっとカスタムプランを突き詰めていくのは少し先になりそうだけど、またブログ版の方でもカスタム回を再開していこうと思うんで、よかったら見に来てね!
それでは皆さん、よいプラモライフを!
関連キット
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