今回は、スピナティオと同時に発売されたオプションパーツセット4のレビューです!
オプションパーツセットといえば、見た目と設定ともに勢力関係なく使える改造パーツセットみたいな位置付けでしたが、どういうわけかこのオプションパーツセット4は、スピナティオ専用のパーツセットのような感じとなっています。
それでは見ていきましょう!
今回のレビューは僕ことマカセと…
私、アイズでお送りしていくよ。
パッケージ・付属品
パッケージ。オプションパーツセットはある種の伝統なのか、箱型パッケージが続投されています。
後で紹介するランナー量を見る限りでは、これは袋タイプでも問題なかったんでは…?と思うんですがどうでしょうかね。
挿絵に関しては、スピナティオ専用パーツが多く含まれることもあってか、スピナティオを主に起用した画像となっているね。
説明書。オプションパーツによくあるぺら紙一枚の簡単仕様です。
ランナー紹介
続いてはランナー紹介です。
OPS4-1ランナー。
様々な形の装甲と思われるパーツに加え、2種類の追加フェイスが付属。
これまでもオプションアーマーなんかはたくさん発売されてきたけど、一気に2種類のフェイスが手に入るのってかなり豪勢だよね…マクシオン勢がちょっとうらやましくなってくるなぁ
僕もそう思いますね…
しばらくしたら、連合とバイロンにも新型機(関節はスピナティオ仕様)やそのオプションパーツが来てほしいものです。
…ちょっと欲張りすぎかもですが…
OPS4-2ランナー(2枚付属)。
装甲に加え、爪のようなパーツやボールジョイントが見えますね。
OPS4-3ランナー。
中央にはでっかい装甲のようなものがあり、サイドには細かいパーツが収録されています。
付属パーツ一覧
ということで、最低限の切り出しと組み立てやったから、そのパーツ群を並べてみたよ。
左上から肩装甲、頭部用の笠、フェイスその1、フェイスその2、ドラゴンヘッド1と2、スネークアーム、汎用装甲(腕用装甲2個、腰アーマーにしている4枚の装甲)、大型ロケット用先端部、バーニアっぽいパーツ、グリップとなっています。
※ここに挙げている名称は、僕が勝手につけたものです。(説明書には大型ロケットくらいしか名称がかかれていなかったため。)
各部詳細
それでは各部位の詳細を見ていきましょう。
頭部・フェイスパーツ
まずはフェイスその1。
シンプルなフェイスパーツですが、口のあたりに大きめのダクトがついているのが特徴。
上部にある2つのピンを使うことで、こちらの三度笠風のパーツを装着することができます。
昔の日本にいた軽装兵の足軽みたいな感じにすることができそうだね。そうなったら何かしら槍が欲しいところだけど…
また、専用ピン以外にも3ミリ軸、3ミリ穴(中央にあるが浅いため使いにくいかも)を備え、意外と拡張性にも優れています。
フェイスのみ装着。頬と額はかなりシンプルですが、やはり顔部分の造形が凝っているため、ここだけは目立ちそうですね。
三度笠を装着!※以下、フェイスはブラックライトでバイザーを発光させています。
プラモデルで足軽風になるのってなかなか見ないからなんだか新鮮だね。
ちなみに頭部本体との接続ジョイントは上下で同じものが使われているため、ひっくり返してもそのまま装備することが可能です。
ん?今度は額にハイメガキャノンが装備されたかのようになったね!これはこれでいいかも…
顔部分は忍者の顔隠し用の布や、現代の医療用マスクあたりを装着しているようにも見えますね。
フェイスその2。
こちらは鎧武者の兜であるかのような、かなりのイケメンフェイスとなっています。
しれっと4本のアンテナを持っているから、何となくガンダムタイプにも見えてくるね。
ドラゴンシールド
ドラゴンヘッド。
装甲のように見えて、実は頭部と丸ごと交換することができるようになっています。
まぁこれ本来は装甲なんだけどね!
裏側。3ミリ軸の隣に大きな穴があるね。これが首のボールと同径になっているというわけだね。
ちなみにドラゴンヘッドには下あごに当たるパーツも用意されています。それがこちら。
お、先端にはCジョイントで小さなクローパーツが接続されているみたいだね。
そうすることで、ドラゴンシールドの完成です!
装備することで堅牢な装甲で攻撃を防ぎつつ、先端でかみつくことも可能ですね。
ここで注目ポイント。この下あごにも首ジョイント受けが搭載されているので…
頭部と差し替えることで、頭をドラゴン的なものに変えることができるのです!
おぉ、ヒト型以外の頭部パーツとしても文句なしに使えるようになったね!
グリップジョイント。ハンドパーツにぴったりはまるグリップと、左サイドに3ミリ軸が設けられています。
裏面二か所にある3ミリ穴に差して使うことになるね。
ドラゴンシールドとして使う場合は、これで完成となります。
腕に装着。
かなり大きい武装となるため、パッと見るとシールドを装備しているというより、腕にドラゴンヘッドを装備しているかのような見た目、そして迫力です。
下あごに当たるクローはCジョイントによって動かすことができるから、このままかみついて攻撃することも可能だよ。
肩アーマー
肩アーマー。ランナーの中央にドカッと鎮座していたパーツは肩アーマーでした。
これはデカいな…腕もほぼすっぽりカバーできてるし、かなり強い装甲になりそうだね。
肩との接続はおなじみのジョイントで行います。
この時、軽く押し込んだだけだとすぐに外れてしまう点に注意!
奥まで押し込むことでパチッと固定することができるよ。
先端裏付近にはCジョイントが。どういう使い方ができるかはわかりませんが、これからいろいろと使い道を探ってみようと思います。
スネークアーム
スネークアーム。小さい筒状のパーツをボールジョイントで繋ぐことで、強力な保持力と柔軟な可動域を兼ね備えたパーツとなっています。
おぉ、今までになかったパーツだね。蛇腹っぽくするのもいいけど、獣系の機体を作ってる人なら、しっぽのようにして使うのもアリだね。
こちらが構成。ここでは使っていませんが、小さい筒状のパーツは全部で4つ付属しています。
装備させてみる。
スピナティオから肩接続ジョイントが変わったことで、このパーツを腕代わりに接続できるようになっているようです。
残念ながら既存の機体には使いづらくなっているみたいだね…
大型ロケット
ちなみにですが、スネークアームのボールジョイントをすべて外してくっつけることで、1本の円筒を作ることができます。
あ、ただ繋ぐだけならボールジョイントいらなかったのか!
小さい筒パーツには、へこみと突起がそれぞれあるので、それを組み合わせていくことで接続することができるのです。
ちなみに先端はアームではなく弾頭を接続でき…
こうすることで大型ロケットを組むことができるのです!
これもありそうでなかったなぁ・・・発射するのもかなり大変そうだね。それこそタンクを丸ごと発射台にするのもいいかも?
バーニア状のパーツ。
これといって目立つポイントはないですね。
隠れているけど、反対側には3ミリ軸があるよ。
こちらはロケットの後ろに装着することで、ロケットの大型バーニアとして使えそうですね。
汎用装甲
ここでは、3ミリジョイントを持つ箇所であれば場所を問わずに使える装甲についてみていきますよ。
まずはこちら、2種類×2、合計4枚の装甲だね。
説明書通りに組むと、腰アーマーを構成することができます。
装着してみる。
これを装備するとサイドにあったCジョイントは隠れて使えなくなるけど、アーマーを装備したことで防御力が上がったこと、備え付けの3ミリ穴によるカスタマイズができるようになったといううれしい変化もみられるね。
クローのようなものが付いた装甲。こちらは腕に装備するもののようです。
説明書通りに装備するとこんな感じに。見た目がとげとげしくなったかな?
一応3ミリ穴があるため、カスタマイズは無装備の時と同じようにできる…と思いがちですが、クロー状の部分に干渉してしまい、一部のパーツは使用できなくなっています。
Jランナーのオプションジョイント(OPS1と2、スピナティオ戦国仕様の初回限定版に付属するジョイント)にあるシールドジョイントなんかを使えなくなるのは痛いなぁ…
終わりに
以上、オプションパーツセット4のレビューでした!
今回はマクシオンのスピナティオに使うことを想定した、実質専用パーツ群となっていたキットでした。
改めてみると、やはりオプションパーツセットの枠で一つの陣営に寄ったパーツセットが出るというのは意外だったね。
しばらく後に発売されるオプションパーツセット5(マルチウイング/マルチブースター)は、3以前と同じく特定の陣営に寄ったものではないため、本キットの特異性がより目立つ結果となっています。
肝心のキット内容は、良くも悪くもこれまでに無かったパーツが多数付属していたので、なかなか面白いものだったとは思いました。
スネークアームやドラゴンシールドあたりは、ヒト型以外のエグザマクスを組む時など、幅広くカスタマイズを行うのに使うことができるものだったり、腰アーマーを形成する汎用装甲なども、様々な使い道があっていいよね。
最も、すべて使うならばラビオットの腰アーマーあたりでないとうまくいかなさそう(未検証)など、やはり汎用性に欠ける部分もみられるため、スピナティオの強化に使うのが無難でしょう。
新たにマクシオンに参戦した人など、スピナティオを主に使っていく人は、いくらかストックしておくといいかも?
それでは今回はこの辺で。
皆さんよいプラモライフを!