突如第三勢力の尖兵現る!!細身だが力強さも持つ人体に近いフォルムを持つ素体にサムライ風と和風な雰囲気を持つアーマー&武装がセットになったオールインワンアイテム登場!
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スピナティオは、30MM世界に突如現れた第三の勢力であるマクシオン軍が保有するエグザマクスで、連合、バイロンとも違ったある意味異質なフォルムを持つ機体だよ。
ゲートを通ってきたとのことだったので、(バイロンも含めた敵勢力は)異世界から来たのかな?と思っていましたが、スピナティオの説明書を見ていたところ、武装は和風のものを使っているというようなことが書いてありました。
もしかしたら、バイロンもマクシオンも、30MM世界の過去に地球から旅立っていった同じ人類だったりするのかな?と改めて思いました。(今更かもしれませんが…)
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移住先がスペースコロニーだったガンダムとは違い、こっちは他の惑星に住みついたという違いはあれど、なんとなーくガンダムあたりとの共通点のようなものもあるような気がしてくるね。
…と、設定面はともかくとして、さっそくスピナティオを見てみましょう!
30MM スピナティオ(ノーマル)
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というわけでさっそく全体像をお見せしていきます!
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なんだかすごいスリムな見た目だねぇ…
どの部位を見ても今まで最もスリムだったアルトよりも細くなってるっぽい?
背面。背中には3つの3ミリ穴があり、従来のバックパックにも対応しています。
穴の構成自体はポルタノヴァと似てるね。
各部詳細・可動域
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ここからは各部位を詳しく見ていきます。今回はマクシオン機の第一弾キットということで、構造などもくまなく見ていきますよ!
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頭部。組み立て方はいたって簡単、モナカ構造になっているパーツ2つを貼り合わせるだけ。アルトやラビオットのようなモノアイ+デュアルアイ複合センサーでも、ポルタノヴァやシエルノヴァのモノアイでもなく、丸い目が2つある、ある意味では初めてのデュアルアイとなっています。
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顔のような部分にバイザーをセットすればもう完成だね。
ここで一つ注目すべきポイントがあるよ。というのも、バイザー下部が本体から少しだけ飛び出すようになってるから、バイザーの取り外しがやりやすくなっているんだ!
従来機は、バイロン機はまだよかったのですが、連合の2機は一度バイザーを装着してしまうと、取り外すのが非常に難しくなっていました。が、簡単に剝がせるようになったおかげで、今後新カラーが出た際に取り換えてカラーコーディネートをやりやすくなったのですね。
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頭部まわりの可動域です。これまで通り上下左右と自由自在に動かせます。丸い形状なので引っかかったりもせずに、ジョイントが持つ可動域を最大限に引き出せるようになっていますね。
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続いて見ていくのはボディです。全体的に見るとモールドなどがあるので意外と情報量多めではあるものの、形状自体はいたってシンプルなものになっていますね。
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しかし前方にはかなりフラットな面に3ミリ穴、背面にはバックパック接続用の2軸受けおよび3ミリ穴1つが備えられ、拡張性もしっかり確保されているのは嬉しいポイントです!
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なるほど…!形状的に言えばバイロン軍…というよりもポルタノヴァやシエルノヴァあたりのオプションアーマーであれば無改造で装着できそうな気がするぞ…!
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肩ボール受けのフレーム…と書いたものの、ボディ側のボール受け部分のフレームパーツは廃止され、ボディに一体成型される形になりました。
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引き出し機構がなくなっちゃったけど、内部の劣化・摩耗で保持力がなくなる…ということがなくなるし、いちいち解体しなくてもメンテナンスできるっていうのはいいね!
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腹部パーツ。こちらもシンプルな形状のものとなっていまして、旧フレームと同じようにPCパーツを介して腰へ接続するのに加え、スピナティオから登場した新型フレームではボディの方ともPCパーツを介した直線的な接続に変更されています。
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この構造の簡略化によって腹部パーツを他の機体のカスタムに使えるようになったり、腰側を腹部へ、腹部を腰側へ…というように上下逆にしてちょっと雰囲気を変えたり…みたいな細かい仕様変更みたいなこともできるようになったわけだね。
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には3ミリ軸で接続された部位があって、ここを回すことで表情付けができるようになってるね。
アームユニット
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腕の組み立て。使用パーツは白いパーツと赤いパーツを貼り合わせたものにジョイントをセットするという、工程だけを見ると従来機と同じとなっています。
ここで注目すべきなのが、ジョイントの構造が変わっている点。これまでは肩にある穴に、肘にある軸を差すという形で接合していましたが、このジョイントはそれが逆転。
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おぉ、肘側に穴が来ているのか!
…なんかこれを見てると、HGガンプラのオルフェンズ系キットのフレーム(ガンダムフレームとか)を思い出すね。もしかしたら互換が生まれているかも…?
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ハンドパーツ。武器持ち手に加え、平手と斜め武器持ち手(右手のみ)が最初から付属しているという、今までからするとかなりの豪華仕様。
ハンド自体は従来機との互換性もあるボールジョイントとなっていますが、今回見るべきなのは手の甲。
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ここの接続用ダボの形が変わり、凸の字のような感じになりました。
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これの何がすごいのかというと、手の甲の左右の区別がなくなった、というところだね。
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これまでの手の甲パーツには、右手用と左手用の区別があり、左右に応じて接続部の形状が違いました。そのため、右手甲を左手に使うことは(無改造では)できず、用途が限られていました。それが今回撤廃されたことで、右手に装着していた甲を左手に装着することもできるようになりました。
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思わぬところでカスタム性の向上を見ることができたね…その代わり従来機との互換性はなくなちゃったけど…
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可動域はこんな感じ。
肩装甲など一部装甲は最初から無い状態になっているためか、フレームが持つ可動域を最大限に活用できるようになっています。
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実際に邪魔するものがないから、肩なんかは真上(もっといけるかも)まではねあげることができるし、肘もかなりの可動域を持っているよ。
腰フレーム
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腰フレーム。基本的な機能はそのままですが、構造が大きく変化しました。
大きな変化点は2つ。まず一つ目は装甲が必要なくなったことですね。
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ノーマルではなんと装甲がなく、フレームそのままの状態になっているんだ。…とはいえ、前後に3ミリ穴、サイドにCジョイントがあるから、拡張性は十分に備えているね。ここを起点に好きな装甲を盛れるってことだね。
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そして2点目がここ、クランク機構の変更です。
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以前はフレームにクランクを挟み込むことで固定していたんだけど、これが3ミリジョイントを使った接続に変更されたみたいだね。
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これによってクランクパーツをカスタムパーツとして使えるようになったり、逆に腰フレームにJランナーにあるスペーサーなど、3ミリ穴を持つパーツを差してカスタムできるようになるなど、今までに無かったカスタムが可能となりました。
レッグユニット
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足パーツ。太ももは赤と白、ひざ下は白のみの、それぞれ2枚のパーツを貼り合わせて構成し、これを膝ジョイントで接続します。
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要はここも今まで通りなわけだね。
足の変更点は、膝ジョイントの形状変更、足首用Cジョイントの形状変更の2点となっています。
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膝ジョイントについては、上の画像を見てもらえればわかると思うけど、形が左右ならぬ上下対称になっているね。
今までは膝アーマーを装備する都合上なのか、上部と下部で若干形状が違いましたが、新フレームではそれがない模様。
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変更点その2、足首用Cジョイントの形状変更はこんな感じ。
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あれ、Cジョイントの向きが横から縦に代わってるね。
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小さな変化ではありますが、膝の方とジョイントの向きが同じになったことで、逆向きに接続したり、この足をカスタムパーツとして使うときなど、カスタム面では用途を広げる良い改修になってるんじゃないかと思いました。
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足首&スリッパ。
足首は赤く細いパーツに白い装甲をかぶせるような形で組み上げます。そうすると内側に穴ができるので、ここに足首に造形されているボールジョイントを差し、接続することになります。
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やること自体は変わらないけど、パーツ形状が大きく変わってるから、なんだか新鮮味があっていいね。
30MM スピナティオ(戦国仕様)
ここまででなんの装甲も装備していないノーマル仕様を見てきたわけですが、本キットにはデフォルトでオプションアーマーのようなものが1つ入っています。それがこちら、戦国アーマーです。
ランナー
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ランナー番号はD1。成型色はブラックで、各種アーマーと武器が一つのランナーに収まっています。
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私たちはオプションアーマーのようなものかな?と解釈してるけど、タグでは戦国仕様ではなく「スピナティオ」との記述。見た感じスピナティオの標準装備の一つだったり、これ単体で発売されたりはしなさそう、といったことが想像できるね。
全体像
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全体像はこんな感じ。
主張の強いVアンテナによる、鎧武者というよりもガンダムっぽさ抜群のフェイスに左右非対称の肩装甲と、シンプルな見た目だったスピナティオを一気に変貌させるパーツ群になっていますね。
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後ろ姿はこんな感じ(足の方は特に変化はないからカットしてるよ)。
主な変化としては、背面にバックパックではなく装甲をつけるという点。装甲をつけたとしても、3ミリ穴が一つ残るからカスタム性はあるね。
各部詳細
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上半身アップ。特徴的なフェイス、肩装甲のインパクトがすごい…
構造としては、左肩が通常の肩装甲(特に仕掛け・ギミックはない)、右肩が3ミリ軸を持つ小さめの装甲になっているよ。そこにシールドみたいなパーツを装着することで、作例のような肩装甲が出来上がるんだ。
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肩のジョイント。ここも改良により挟み込み構造が撤廃され、パーツにあるスリットを使って後からはめ込むことができるようになりました。
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抑えるパーツがなぜか無いからか、外れやすくなっているのが難点かな?
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背甲・リアアーマー。
特にどうこう言うほどん特長はなさそうです。背甲中央あたりに3ミリ穴が一つ、リアアーマーには斜め上に伸びる3ミリ軸が2つあります。
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膝(?)装甲。膝がここなのかはよくわかりませんが一応。
規格が合う場所に貼りつけ、防御力を強化するくらいの用途になりそう。
上下逆に装着することも可能、腕など別の場所に装着することも可能、といった感じで、この装甲自体には3ミリジョイントは1つ(接続部)しかないために拡張性は皆無に等しいですが、シンプルであるがゆえにいろいろな機体、場所に装備させることができそうです。
武装
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付属する武装は2点。
刀とショットガン(?)が1点ずつ付属します。
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刀は、本体フレームランナーに封入されているこちらのジョイントを使うことでマウントできます。
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こんな感じで、簡単な鞘として使うことができるようになるのです。
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スピナティオであればCジョイントで、ポルタノヴァなど既存器であれば
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ショットガン。正直どう使っていいのかがよくわからない微妙な形をしているなぁ、というのが第一印象です。
両サイドに3ミリ穴が1個ずつあるから、フォアグリップなんかを接続してみるのもいいかもね。
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…と思ってたら、割といい感じの写真が取れました。
まぁ…欲を言えば、火縄銃みたいな感じのデザインであれば、同じ銃でも合わせやすかったかもしれないね。
ちなみに火縄銃っぽい武装は、5月22日発売のカスタマイズウェポン(戦国兵装)という、新カテゴリのオプションセットで出るみたいですね。
おわりに
以上、スピナティオ(ノーマル+戦国仕様)のレビューでした!
見た目こそ従来機と比べると異質に見えますが、その実態はノーマルの状態でも完成されたスタイルや機能美が光る、新しくもカスタム性に優れる名機になりそう!というのが、3機組んだ上での感想です。
![アイズ](http://makapla.net/wp-content/uploads/2021/02/通常顔i.png)
![アイズ](http://makapla.net/wp-content/uploads/2021/02/通常顔i.png)
いつの間にか3機も組んでたのかこの人…
個人的にはバイロン軍サイドを貫くつもりなので大々的にマクシオンに移籍というのはやりませんが、鹵獲改修機のような形で、スピナティオシリーズを出すことになるやもしれません。
…というわけで、詳細はまた別の機会に書こうと思いますが、一機だけ僕専用機みたいな感じで組んでみました。(新たにオレンジのシタデルベースカラーが手に入ったので、ようやくパーソナルカラーで塗れるようになりました。)
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あっこの人、ちゃっかり自分専用のスピナティオ用意してるし!
まだ明確な僕専用機は用意してなかったのと、ちょうど塗料も手に入ったのも重なったので、スピナティオを塗ってみたのです。
ブログ版ではまだ紹介してませんが、一応アイズ専用機もありはするのでご安心。(ちなみに、ベース機をスピナティオに変更することを試みた結果、パーツの規格が違いすぎて難しかったというのはここだけの話です。)
![マカセ](http://makapla.net/wp-content/uploads/2021/02/マスター通常顔i.png)
![マカセ](http://makapla.net/wp-content/uploads/2021/02/マスター通常顔i.png)
まぁ…いろいろといいたいことはありますが、他のオプションも含め、マクシオン系キットは30MM界の流れを変えるといえるだけの大きな力(というかカスタム性)を秘めているというのは確かだと思います。これからに期待しましょう!
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![アイズ](http://makapla.net/wp-content/uploads/2021/02/通常顔i.png)
近いうちにオプセ4の方も見ていくからよろしくね。
それでは皆さん、よいプラモライフを!