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【30MM】ARQUEBUS ADD VE-40A レビュー【AC6】

細いヘッドにごついボディ、さらに超ド級サイズのでっかいホバータンク?!アーキバスが贈る30MMコラボキット初のタンク型ACはまさかの変わり種からスタートだ!

というわけで今回見ていくのは、2025年12月発売の30MMとAC6のコラボキット…VE-40Aです!

マカセ

ランナーが大きいためか箱サイズは大型キットのものとなっていました。超でかい!!!お値段は1キット4180円となっています。

目次

ARQUEBUS VE-40A

アイズ

いつも思うんだけど、この手のアイテムはオープンフェイスとかのように固有名が与えられていない汎用機…の中でも結構特殊な立ち位置にあるためなのか、ほかの機体と型番がかぶってしまったり呼び名がなかったりと、なんて読んだらいいかわかんなくて困るんだよね…

マカセ

ですね。実はこのキット、面白い要素をふんだんに含む反面…1か所どうしても見過ごせない致命的な弱点を抱えている問題作の側面を持っているのですが、それに関してXなどで情報を集めようとするときに呼び名がわからないのでいまいち情報を集めづらいんですよ…

アイズ

なるほど…30MM枠では初のタンクタイプACってことで新鮮味も特徴的なポイントもたくさんあると思うけど、プラモ的にも一長一短なのか…その辺も早いところ確認して、可能なら対策を取らなきゃね。

マカセ

というわけで早速始めていきましょう!

各部詳細:ヘッドパーツ

マカセ

まずはヘッドパーツです。AC6のプラモはどれもそうですが、そのほかの部位の存在感バツグンなサイズとは裏腹にかなりこじんまりしたものが多いのですが、今回の場合はその中でもトップクラスにボリュームがない小型ヘッドとなっていますね。

アイズ

ヘッドそのものはサメのハンマーヘッドシャーク(シュモクザメ?)的な横に平たく伸びるタイプになっているね。要るかどうかわかんないけど途中にボールジョイント接続が破産であるから、首側の3ミリピンと合わせて申し訳程度だけど2段構えの可動域があるよ。

マカセ

前後は難しくとも、左右に回すくらいなら問題なく実行できるのはいいですね。また首のほうにも丸軸式接続により左右への回転も可能となっているため、うまく組み合わせれば意外と可動域は何とかなるかも…

各部詳細:ボディ

マカセ

ボディです。ネームドキャラが使うACでもこのボディを採用している機体は結構多いので、立ち位置的にはアーキバス内での標準装備的なものなのでしょう。アーキバス勢力であれば単に自社のパーツを使用しているだけなのかもですが…

アイズ

先に発売されているスネイルのオープンフェイスなどネームドの凄腕AC乗りも自機に採用していることが多いんだけど、実際のゲーム中でも装備の組み合わせや行くミッション次第では、ゲーム開始時に持っている初期装備も出番があったりするみたいなのがAC6の面白いところ。プラモでもその一端が見えるのはなかなか面白いね!

マカセ

標準装備ゆえなのか、背中サイドに武装装備用、その下にバーニア装備用の3ミリ穴があるくらいで、ボディ系パーツのギミックは特にこれと言って特徴的なものはなさそうです。

アイズ

そう考えるとミルクトゥースのジャッキのような形をした形状とか特徴的で良かったなぁ…

※ミルクトゥースのプラモはすでに組んでレビュー準備中なので、公開をお待ちいただければ幸いです!

各部詳細:アームパーツ

さて問題はこのアームパーツ。外見的にはシンプルな形状かつ外側に小型のシールドのような装甲がついていたりと、可能なら他の機体にも使いまわしたくなるスタイリッシュなアイテムとなっているのですが…

マカセ

なんとこのパーツ、肘の可動域がほぼないのです!

アイズ

そんあことってあるの???

こちらが内部フレームです。構造としては肘に当たる部分に用意されている太い丸軸ピンを二の腕で挟み込む形で組むので、構造上本来なら90度ほどの可動域を得られるはずなのですが、どうやらこのかみ合わせが異常なまでに固くなっているようで相当な力を入れないと動かなくなっているのです。

アイズ

なるほど…かといって毎回強い力で強引に動かすと今度はフレームの方に負荷がかかってモロっと壊れちゃうわけだね。こういうところだとKPSのような強度面での懸念点がある素材はきついよね…

アームのその他の要素ですが…肩周りはこんな感じで、本体との接続は30MMオリジナルの方と同じサイズのボールジョイントを使用しています。このアーム側のボールジョイント基部やボディのボール受けどちらにも可動ジョイントは仕込まれていないので、肩周りの可動域は残念ながらあまり良くはないみたいです。

アイズ

肩装甲は上部に伸びているCジョイントを介してセットするんだね。このへんは鉄血のオルフェンズ系ガンプラでよく見られた構造だけど、こういったところにも生かされているんだね!

マカセ

この肩周りは30MMの2期フレームと同じように、肩側にあるピンをアーム本体に差し込むことで接続する方式が取られています。これによりこの接続部で左右に回して多少の表情付けができるのがありがたいポイントです。

アイズ

肘が破損リスクによって実質可動なしも同然だから、少しでも動かせる幅があるとありがたいね!まぁそのへんは頑張って削り込んだりすることでなんとかできるかもしれないけど…

各部詳細:ホバータンク

続いてみていくのがこちら、腰とレッグを兼ねる大型移動用ユニットとなるホバータンクです!今回の目玉はもうこれ一択で、以前の新作発表会や9月頃に開催されたリアルイベントの展示などで試作品を見た方にはやはりここが一番印象に残る部位だったのではないかなーと思います。

アイズ

これカテゴリとしては戦車型のレッグなんだ?!見た感じがジオン軍の軍艦みたいな感じにしか見えてこないんだけど…?!

マカセ

ですねぇ…実際好きな色で塗装するだけでも宇宙用軍艦のプラモとしてまるっと使えそうなフォルムをしてますし、あとはウイングや各種艦載兵器をちょいちょい持ってあげれば、案外ガンダムの主役陣営側の艦みたいな感じにも仕立て上げられそうですね。

マカセ

と、外観上の感想をつらつらと垂れ流していますが、このホバータンクって特にこれ以上の拡張性はないので、言えるのはだいたいそれくらいになってしまうんですよねぇ…

アイズ

見た目はほんとにかっこいいんで、あとはもうちょい3ミリANAとかを用意したうえで、カバーで隠すことでこの流線型のフォルムを出すようにしてくれたらそれはそれで使い道ももっと出来て楽しかったかもなぁ…

後方には3ユニットのどでかいバーニアが用意されています。真ん中のメインと見られるものは本体直結型、左右の3つバーニアが付いているユニットはこれで1セットとなりまして、ボールジョイントで本体とユニットを相互につなぎあわせるように接続するので、外付けユニットとは思えないレベルの強固な接続実現しています。

マカセ

本体底にはおそらくスタンドに接続するためと見られる穴が設けられています。

アイズ

3ミリ穴ではないみたいだから最近よく見かけるアクションベース7とかだと装着が難しいかも(でかい分重みもあるので重量的な意味でも難しそう)。初期のほうのアクションベースとかならかなり頑丈でこの辺のジョイントにも色々対応してるし、そっちならいいかもね。

マカセ

と、そんなホバータンクですが…サイズがでかいので組むのも相当大変だろうなーと最初思っていたのですが、見ての通りパーツサイズが結構でかいというだけで結構簡単な構造ですので、実は上半身よりも組み立てにかかった時間は短かったです。

アイズ

まぁ上半身は頭部のような細かい組み立てや肘のような予想外のポイントなど色々あったからね…さっと組める上特に動かすところがないから、実際難易度はこっちがしただよね。

マカセ

というわけで…VE−40A本体の完成です!!アーマード・コアはレッグによって機体のフォルムが大きく変わるのはすでにご存じの方も多いとは思いますが、やはりタンク系は変化の幅がほかよりもすごいですね…!

アイズ

基本人型な機体が一気にメカメカしくなるわけだからね。しかしマスターはAC6だと比較的コンパクトな見た目になる軽タンクばっかり使ってたから、ここまでのデカブツになる倍もあるってのがなんだか新鮮でいいね!

武装:ライフル

マカセ

ほぼおまけのような形ですが、武装枠として一点だけライフルが収録されています。元々モナカ合わせの段階でかなーり分厚くなるのですが、そこにさらに装甲などを被せていくため、組み立ての簡単さに見合わずなかなかのボリュームとなっています。

アイズ

装備方法は…グリップの底が少し盛り上がってて差し込む形ではもたせられなさそうだから、基本的にはハンドパーツを分解して挟み込むようにして装備させる必要がありそうだね。

マカセ

それゆえに大半のガルプラには装備できないのは難点ですね。(コトブキヤ製など軟質素材のハンドパーツを採用しているキットならあるいは…?)

マカセ

ちょっとしたポージング…を取らせようとしてみましたが、上半身側の可動域が思いのほかなく、このままだと気軽にポーズを決めて遊ぶ、というのはむずかしそうですね。

アイズ

このあたりは改造か他キットとのミキシングで何とかするしかないかも?

おわりに

以上、30MMのAC6コラボキットより、ARQUEBUS VE-04Aのレビューでした!

マカセ

所属によるものなのかは不明ですがオープンフェイスとも共通するいくつかの部位を塗装や改造向きのグレー成形で引っ提げてきた上半身、もはや宇宙戦艦!なシルエットをしている下半身のホバータンクと、新要素とカスタムに嬉しい要素を同時に持っている素材として光るものを持つアイテムとなっていましたね。

アイズ

そう考えると、問題点となる肘の可動域の件も削り込んでかみ合わせの調整をする→フレームに負荷をかけることなく動かせるようにする、という基礎的な加工技術を身につける練習ができるとも言えるかも!

マカセ

ですね。まぁそう考えると1キット4000円超えという価格はだいぶお財布へのダメージがあるので考えものですがね…

アイズ

と入っても、最近マスターは他社のプラモをよく買ってきてるみたいだし、そのへんは多少なんとかなるんじゃない?

マカセ

ナンノハナシカナー?

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この記事を書いた人

当初家にたくさんあった「積みプラ」と呼ばれるものを崩すついでに「情報発信に挑戦」しようとブログを始めた人。早いものでブログ開設からもうすぐ3年となります。

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