どうも、マカセです!
今回は、コトブキヤのメガミデバイスなどに使用されている共通の可動素体である
マシーニカ
について詳しくみていきますよ!
FAガールなどを始めとした、いわゆる美少女プラモデルは多くの会社からリリースされるようになってきたわけですが、その中でも共通の可動素体を持つ、という点が個人的には大好きなのですが(組み換えが出来ること、破損した際に他キットの余剰パーツを使って修理できるなどメリットが多いのです!)、今までかるーくしか構造などを見ていなかったので、今回じっくり見ていけたら…と考えています。
では早速始めていきましょう!
【目次】
そもそもマシーニカとは?
原型師である浅井真紀さんが作り出した共通可動素体…とのことです。マシーニカが使用されているプラモデルシリーズは、今僕が確認できているのは冒頭でも触れましたメガミデバイスと、ダークアドヴェント、チトセリウムの3種類です。
メガミデバイスは全長14cmほどの小型ロボット少女に武装を施し、戦わせるという武装神姫やフレームアームズガールと似たようなコンセプトのシリーズ。ダークアドヴェントに関してはいまいちわかりませんが、少女に悪魔的な存在を憑依させたもの、といった感じだったかと思います。ここで注意点なんですが、ダークアドヴェントの表情パーツや一部の構成パーツにはR-18に相当するものが含まれているということです。
チトセリウムについては、マシーニカのことを改めて調べて初めて知ったので、まだここで紹介できるほどの情報を持っていません…(もっと勉強してこないと…)色々とわかり次第書き加えていきます。
それぞれどんなシリーズなのか興味はあるんですが、ここでレビューしても良いものなのだろうか…
マシーニカの構造
それではマシーニカがどんな構造をしているのか、ということについてみていきましょう。今回使用する機体は、メガミデバイスよりSOLロードランナーです。(今後増えていく可能性アリ)
全体像はこんな感じ。
材質は、肌部分は基本全部ABS、オレンジ色のスーツ部分はABSの時もあればPSの時もあるようです。髪パーツは基本的にPS製なので、塗装などもABSよりも気軽に出来そうです。
頭部
前髪パーツを外すと、顔パーツを交換できるようになります。
顔パーツに関しては残念なポイントがありまして、FAガールでは、顔パーツの規格が全キット共通なので、色々なキットの顔を付け替えることが出来るのですが、メガミデバイスは1つのシリーズ(WISM、SOL、朱羅、バレットナイツなど)ごとに規格が変わってしまっているので、基本的には顔パーツを他キットに流用することが出来ません。
マシーニカの弱点かなこれは…
※同シリーズ間であれば流用は可能(SOLシリーズのホーネット、ロードランナー、ラプター同士だったり、朱羅シリーズの忍者、弓兵、九尾同士だと可能)
※力技ですが頭部ごと差し替えれば流用は可能。
フェイスパーツは、素体で使用しているものに加えて2種類、計3種類付属しています。
これはどのキットでも共通しているようです。
マーキング用のデカールも大体のキットに付属しているかとは思いますが、この中には眉と目部分になるデカールも収録されています。これがあれば、キット付属の顔パーツのデカールを貼りなおしたり、コトブキヤのWEBサイトなどで直接買った時などに手に入る、タンポ印刷無し(何も描かれていないのっぺらぼうの顔)に張り付けて自由な組み合わせの顔を創り出すことが出来たりするのです!(デカールだけ他キットから流用してくるとさらに面白いかも?)
首は2つの関節で胴体と接続されているので、上下左右に自由に動かすことが出来ます。
ちなみにこの首パーツですが、メガミデバイスにはFAガールの頭部接続用のものも付属しているので、そちらに取り換えることでFAガールの頭部をマシーニカに接続できるようになります。ダークアドヴェントに付属するかはまだよく分からないので、購入してから確認してみます。
腕パーツ関係
肩の上がり幅と肘の可動域に関してはご覧の通り。
かなりよく動くのではないかと思いますがどうでしょうか。
肩をスイングさせることで、基部ごと可動させることが出来ます。するとこんなところまで腕を持っていくことも出来るのですよ…
ここまで人間に近い可動を出来る素体(しかもプラモデル)ってなかなかないんじゃないでしょうか?
手首にも可動軸があるので、ある程度の表情を付けることが出来ます。
ここで注意点、この手首パーツですがめちゃくちゃ脆いです。一応予備パーツが少しだけ付属してはいますが、だからといってガシガシ動かしまくっているとすぐ壊れて予備もなくなってしまいますので、出来るだけ丁寧に扱ったり、いっそのこと手首パーツを注文または複製して、ストックを増やしておくのもいいかもしれませんね。
胴体部分
続いて胴体部分を見ていきましょう。
まず上半分と下半分をつなぐ部分ですが、こちらは首部分とよく似た構造になっていますので、少し制限はあるものの、上下左右自由に動かすことが出来ます。
胴と足をつなぐパーツはこんな感じの構造になっています。ちなみにこの足と胴を接続しているT字型のパーツですが、かなり細い部分があるので折れやすいです。ポージングのために動かしているとポキっと折れてしまいます(僕も一回折りました)。
なので、ここを動かす際は十分に注意して動かしてくださいね。
足部分
続いて足の可動。
開脚の幅は基本的にこんな感じに。大体のマシーニカはこれくらい動かせるので、ポージングには十分かなと思われます。
マシーニカが同じ構造であるとはいえ、キットによって少しアレンジが加えられている場合もあるので、もっと足を広げられるものもあれば、逆に広げにくい物も出てくるかも?
前後への可動はこんな感じ。
バレエをしているかのようなポーズもある程度は取らせることが出来ます(これでも十分な気はする)。
膝の可動はこんな感じ。太もも裏のへこみにうまくふくらはぎが収まるようになっていて、正座もばっちり出来る良い可動域、良い構造となっています。
足首の接続にも、手首とよく似た構造のジョイントを使用。前後に動かしたり、軸ごと回転させることでさらに幅広いポージングに対応できます。
また、つま先も稼働します。
おわりに
さて、ひととおり構造の紹介が終わったので、今回のマシーニカの紹介は一旦終了です。
今後は、今手持ちにあるメガミや予約しているものの構造を見て、新たな構造が組み込まれていた場合、本記事の更新か、別記事として追加分を出していく予定です。また、マシーニカを使用するキットのレビューを行う際は、本記事へのリンクを貼ることにしようと考えています。
それではまたお会いしましょう!