マクロスミリしら状態でまさかのパケ買い?!メイド風ボディに天真爛漫っぽい明るさが光るかわいいガールをチェック!色々手のかかる子だけど、そこがいいとも言えるかも…??

ということで…今回は今まで知っていたもののノータッチだったアオシマのガルプラ、マクロスVFGよりケーニッヒモンスター(2025年版)…のガール部分を見ていきますよ!!…箱が超でかい!!!
今回見ているこの子は2025年12月に出たばっかりの子なんでこういう呼び方をしているけど、正式にはマクロスFrontierに登場した仕様をベースにしているらしいね。…私もマクロス全然知らないから色味以外に何がどう違うのかよくわかんないけど!
せっかくですしこの年末に履修してみるのもありかもですねー
ケーニッヒモンスターの上の人(2025年版)


ということでいきなり完成版をドン!今回は見ないケーニッヒモンスターはともかく、この子はおそらく元ネタがないおそらくプラモオリジナルですが(まぁ僕はマクロスミリしらなのでホントはなにかあるかもしれませんが…)、体型の破綻もなく、先駆者コトブキヤ系のガルプラや新参ながら老舗の技術力で一気に上位に駆け上がったバンダイ系などにも引けを取らないなかなかいい感じので気になっている用に見えますね!
…と言っても、この子組んでるときにマスターめっちゃ苦しんでる場面があったから、細かい工作を抜きにすればお休みの日に何体も組める30MSなどと比べるとやっぱりきつい部分、あるってことなのかな?
ですねぇ…特にきつかった要素は念の為今回のレビューに記載していますので、都度紹介していきます。(それゆえちょっと批判的な内容も交じるので、そこはご了承ください)それでは始めていきましょう!
ヘッドパーツ


ヘッドパーツです。今回このキットをパケ買いする要因にもなった部分で、このキットのもとになった前作のケーニッヒモンスターよりも造形の精度が格段に良くなっているほか、単純にデザインが僕としては好みに近いものでした。


ものとしてはロングヘアに分類できるものになりそうだね。このうち後ろ髪は可動軸持ちジョイントで、サイドヘア2つは真ん中がヘッドギア、前髪よりのほうがフェイスパーツに接続することで可動軸を持つそこそこフレキシブルな可動域を持っているのがポイントだね。
ヘッドギアも耳から後ろ髪をくるっと覆うものに加え、前髪の方にはヘアバンドがあるのもいいね。髪色はパープルとボディのオレンジにホワイトと反発し合ってお互いを際立たせられるのもいいね!


フェイスパーツは3種類収録されていますが、うち最初からタンポ印刷されて使えるのは1つだけという、フィギュアライズスタンダードのウマ娘等と同じような仕様となっていました。
叫び顔っぽいフェイスは最初から口や八重歯に塗装が入ってるし、できればこっちにも入れてほしかったねー


これに関しては、これまたフィギュアライズスタンダードなどと同じく付属のデカールによって好きなように表情を作ることが可能です。デカールには結構種類があるものの、単品販売とかはないので実質一発勝負で決めなければならないのが辛いところ…
いっそのこと似た雰囲気の他社デカール…例えばメガミデバイスのバスタードールナイトのものとかを使ってみるのもいいかもしれないね。
ボディパーツ


ボディパーツです。ボディラインなど外側の造形の良さが早速光りますね!
意外とでっかい胸部装甲、肌色多めのパーツ構成の中にメイド服っぽい意匠の装甲が装着されているね。パケ絵や説明書のイラストが、どうしてか街中のカフェ前でケーニッヒモンスターに乗って大暴れしているものだったから、キャラコンセプトとしてはそんな感じの飲食店で働いている子…みたいなのもあるのかもね。


で問題はここ…腹部付近の精度がなんか悪かったようで、どれだけ頑張ってもこんな感じで隙間が空いてしまうのでした…
最終的には中のピンの端の潰れちゃった部分とかをカットすることでハマりやすくしたり…といった工作を行うことでなんとかセットできるようにしたけど、その結果合わせ目部分がかなりボロボロになっちゃったんだよね…これは後で修理がいるよなぁ…
何なら力で押せばハマるか?ということでペンチなどを使って見たりしましたが、その時に間に布などを挟んでいたもののちょっと傷が入ってしまったりもしたので(それでもハマらなかったので完全な無駄行動でした)そこも手当がいりますね…
アームパーツ


続いてアームパーツです。見た目も構造も他のガルプラとそう大差ない部分ですね。




もっとも内部構造は結構違う部分もありまして…肩に関しては可動ポイントが結構太い軸になっているため、その関係でパーツも比較的大きくなっています。
パーツが大きい分、他のガルプラよりもパーティングライン消しの作業がやりやすいのは結構嬉しいポイントかも?


可動域は…肩の跳ね上げ具合や肘の可動など、結構いい感じのものを持っています。気になる点があるとすれば、肩ボールの接続強度が非常にゆるく、しかし肩可動用の軸がかなり硬いため、肩を跳ね上げる動きをさせようとすると肩ボールがスポッと抜けてしまうところでしょうかね。
ボールの方は一緒にビニールを挟んだり接着剤でボールをサイズアップすることで対処できそう!肩パーツの可動に関しては削って調整するのがいいんだろうけど、こういうのってやりすぎると逆にゆるくなっちゃうから難しいところだねぇ…


手首のブレスレット状のパーツには3つの穴が空いてるね。これってちょっとしたビームガンやマイクロミサイルみたいにして使えたりするのかな?
メカの方のケーニッヒモンスターを見た感じだと多分ミサイルポッドのほうが近そうですね。ちなみに今回は最初から武装モードでお見せしていますが、このブレスレット下には特にモールドもない肌があるので、外すことで素体モードのような状態にすることも可能です。


素体といえば、今回説明書では使う指示はなかったけど…肩リングの肌色版が収録されているんで、これに差し替えればアーム全体をほぼ肌色にすることもできるね!




今回の内容的に肌色にできないのがこちらのハンドパーツ一式。ものとしては本レビューでずっと装着している握り拳以外だと…銃持ち手(推定)、武器持ち手(推定)、平手(大)、手刀、きつねハンド(?)の5種類が両手分収録。これに加え左手用のみでしょうか?雰囲気の違う平手とこれまた何かを持てそうな手が追加で収録されています。
んー、もしかしたらパーツ洗ってるときに失くしちゃったか、あるいはまだバケツの中に入りっぱなしなのかも?後で確認してもし見つかればまた更新するね。
腰回り


腰回りをもう少し詳しく見てみましょう。ものとしては腰パーツをベースにフロント、リアパーツを接続する形で強化していますね。
ちなみにこれらのパーツは基部にかなりがっちり固定されるか、フロントパーツ(Cジョイント式)のように脱着できても基部に接続端子が残っていたりと外しても他ガルプラで言うところの素体モードにするのは難しそうな点には注意だね。


そこなんですが、このキットには一応余剰パーツ扱いでスカート拡張用ソケットを持たないフラットなものが収録されています。ただし接続が堅すぎることもあり、換装には腹部をほぼ完全に分解仕切らなければならないのが難点でしょうか。
前述の通り腹部周りの問題もあったし、またそこを弄くるのはちと怖いよなぁ…
レッグパーツ


レッグパーツです。こちらは若干メカっぽい部分があるものの、結構シンプルな構成になっています。
ふくらはぎあたりにエアインテーク的な造形があるのいいよね。ほかだとフレームアームズ・ガールのスティレットとかが持ってた気がするけど、そういうのも組んでみたよね。
スティレットですが…実は旧仕様版を安く入手できましたので、おそらく来年になるかとは思いますがそのうち組んでみようと思います。そちらもお楽しみに!


可動域については…まぁかもなく負荷もなく、という感じですね。メガミデバイスのマシーニカ素体のような超絶可動域とまでは行きませんが、各ポイントでポージングするにはまあ十分かな?というくらいには動かせそうです。




開脚系も意外といい感じだね。やっぱり構造上の問題で固定されちゃうリアアーマーの鑑賞で後方には少しだけ制限がかかるけど、たしかにこれなら問題はないかも?


また使えるものには限りがありますが、これまた余剰パーツとして色々収録されています。
膝上っぽい部分は膝ジョイントの形状が全然違ったから多分使うの難しそうだけど…その他は接続部がこのキットのものと同じっぽいからそのまま使えそうだね。靴に関してはただの色違いだし、こっちを使ってもいいかも?
その他
と、こんな感じで一通り見終わりましたが…このガール部分だけでもかなりの余剰パーツが出たところはお見せしていますが、なんとこちら、リデコ前仕様のヘアパーツが一式収録されているなど、思いのほか豪勢な仕様となっています。
おー、これはいいね!組み合わせて使えたりしたらおもしろそうだけど果たして…?
残念ながらヘッドパーツの構造が今回の仕様だとほぼ一新されているようで、フェイスも内部パーツも組み合わせて使うことは出来ませんでした…一応リデコ前の物と見られる内部パーツがあるので、ケーニッヒモンスター本体のほうのランナーにここにセットするパーツが混ざっていればあるいは…?
おわりに


以上、VFGケーニッヒモンスター(2025年版)収録のガルプラの方のレビューでした!
内容的には細かいパーツが多々あるのと、細かいピンなどイマイチかみ合わせが悪く仕方なくちょっとだけカット…といった微調整を行いながら組む必要がるものでしたが、僕の買ったものの引きが悪かったのか腹部のパーツ精度の悪さによってここだけで超時間を食った挙げ句、せっかく綺麗だった腹部も傷だらけになってしまうというまさかの事態に…
そしてこのあたりって分解しようにもめっちゃかみ合わせが固くて結構な力を入れないとパーツを浮かせられないからねぇ…(まぁ分解を想定したプラモがどれくらいあるかはわかんないけども)それに加えてもうちょい接続固めであってほしかった肩は逆にゆるゆる…と、内部構造のほうがなーんかバランスが悪い印象を受けるものだったね。
更に今回修理がいりそうな腹部ですが、よりによって素材がABS…プラモではよく使われる素材ではありますが、破損リスクのため塗料や接着剤などは専用だったり対応しているものをわざわざ選んで来なければならず面倒なので僕としては好きじゃないんですよね。
デザインが予想以上にいいだけに、やっぱし構造とかのプラモ部分が気になるのはやはりバンダイプラモに慣れすぎた弊害なのかねぇ…まぁ今後はバンダイ以外のプラモを組む機会を増やす予定ではあるし、これを折角の機会として苦手な部分の克服に挑戦するのもいいかもね。
ということで今回は一旦おしまい!ある意味メインともなるメカ部分…というか本来のケーニッヒモンスターの方ですが、こちらはこちらでキット1つ分レベルの凄いボリュームとなっていますので、こちらはまた後ほどレビューしていきます!(いま組んでいるところですがそこそこ時間かかりそうです)
それでは皆さん、2025年末も良いプラモライフを!!


