まるでエグザビークル?!大満足ボリュームを誇る、大型ファイターとしても使えるデカいブースターユニットが30MMに参戦だ!
ということで、今回は2022年8月唯一の30MM新作キットとなる「オプションパーツセット9(大型ブースターユニット)」のレビューをやっていきますよ!
おお!ついに出たか大型ブースター…!これはオプションパーツセット系列の中では珍しく白い成型色を持つちょっと変わったキットで、組んで手に入るものはこれまでのものよりも大きなブースターユニットという、どんな機体にも合わせられるような汎用性が高いものになってる…って事前情報では感じたものだったけど…実物は果たしてどんな感じなんだろ?
では早速内容を見ていきましょう!
パッケージ・付属品
パッケージです。最近ガトリングユニットやマルチバックパックなどのオプション系にも多くなってきましたが、なんと今回もエグザビークルと同じ中型サイズの箱のパッケージとなっています。
おおっマジか!それだけボリュームが期待できるってことじゃん!
説明書。今回もペラ紙一枚…かと思いきや、なんとEXMと同じタイプの説明書となっていました!(まぁこれも厳密に言えば紙一枚なのは変わりませんが…w)
ランナーです。Aランナーがホワイト成型、Bランナーがライトグレー成型となっています。
OPS9 大型ブースターユニット
それでは…組み立てながら各パーツの詳細を見ていきましょう!
組み立て:コアユニット
まずはコアユニット。ここは縦長で先端に向けて先細る感じの造形になっていて、まさに戦闘機・航空機の機首といった感じの見た目になっているのがポイントです。
この大型ブースターユニットを戦闘機などとして使う…という使い方は紹介されてなかったけど、先端付近にはしっかりキャノピーっぽい造形があるのもいいよね…!シールとかは付属しないから基本はそのままだけど、30MMマーカーのメタグリーンあたりで塗ってみるとかもいいかもしれないね。
組み立て:大型ブースターパーツ
大型ブースターパーツの基部です。表面には中央に3ミリ穴が一つと周囲に小さな穴がいくつかある、といった感じのデザインとなっています。
このパーツはサイドにCジョイント受けが2つ、上部にCジョイント受けが1つ…
そして底面に3ミリ穴が一つと、カスタマイズのベースにもできそうなくらい高い拡張性を持っているのがポイントだね!
説明書通りに組むとここには大きなバーニアをセットすることになりますが、接続が3ミリジョイント式なのでもっと他のパーツを接続してみるというのもいいかもしれませんね。
サイドパーツです。こちらはEXMの膝っぽい感じの造形となっていまして、拡張性は3ミリ穴とCジョイントの2つを備えているようです、
これはブースター基部サイドの上側にあるCジョイント受けにセットするようになってるみたいだね。ちなみにここにセットした場合…
こんな感じで基部サイドとピッタリ形状がかみ合うようになってるんだ!より一体感も増していい感じだね!
今さらですが…このキットの構成ユニットはコア以外基本的に2つ組むことになります。
大型ブースターの構成パーツはあと1種類…このなんかちょっと長いライトグレーのパーツがありますね。
このパーツはさっき使わなかった基部サイドのもう片方のCジョイント受けにセットして使うっぽいよ!
こうしてバーニアのサイドにこのパーツをセットしたら、この部分は完成となります!
組み立て:小型ブースターパーツ
続いてはこちら、さっきとは打って変わりかなりちいさめのブースターユニットとなっています。
さっきのもそうだったけど、モールドとかもしっかり入ってるからスミ入れとかしてあげると結構映えそうな感じがするよ…!
拡張性は表面に3ミリ穴3つ、裏面には3ミリピンひとつに3ミリ穴二つという構成になっています。また、良い感じに穴が2つ並んでいますが、バックパックに採用されている共通2軸とは微妙に穴の感覚が違うようで、こちらにバックパックを装着することはできませんでした。参考までに…
上部にはスラスターともエアインテークとも捉えられそうな感じの造形があり、下部には別パーツでバーニア2基を装着することとなっています。
下部のバーニアは剥がすとこんな感じに!よく見ると接続用のピン…これよく銃口パーツとかに使われてるタイプのものになってるんだよね。もしかしたらこの部分は銃口を使ってカスタムができるってことなのかも…?
組み立て:シールドスラスター
最後に組むユニットはコチラのシールドスラスターです。文字通り防御力を高めるシールドとしても、推進器としても使用できるというマルチに活躍させられる防御用パーツとなっていますね。
使うパーツは3つ。ライトグレーの基部とメインの装甲を組み合わせたら、隣にある小さな白い装甲を後部にセットするだけ。これで…
シールドスラスターが完成だよ!このパーツはホワイト部分とライトグレー部分がうまいこと組み合わされていて、色のメリハリ効いている組むだけでカッコいいパーツとなっているんだ!
拡張性は…表に3ミリ穴4つ、裏面に3ミリ穴2つ、3ミリピン2つとこれまた高くなっているのがポイント。
シールドとしてEXMに装着させたいときもピンで直接セットしたりJ1付属のジョイントを使う…みたいに結構いろいろ対応しやすいのいいよね…!
組み立て:ユニットを組み合わせて完成!
さて…ここまでで最低限の組み立て作業はすべて終了したので、ここからは組み換え・組み合わせによってさまざまな形態を再現していきますよ!というワケでまずはデフォルトの状態である大型ブースターユニットとして組んでいきますよ!
まずはシールドスラスターを小型ブースターの真ん中の3ミリ穴に接続…
続いてさきほど作ったユニットを大型ブースターと接続すると…
サイドユニットが完成だよ!あとは左右対称になるようにもう片側も組めばこの工程は終了!
そしてコアユニットとこのサイドユニット2基を接続すれば…!
全体像:大型ブースターユニット
いよいよ大型ブースターユニットの完成です!
おお、これはカッコいいな…!やっぱりこれ単体でも飛ばせるんじゃない?って思えてくるなぁ…やっぱこれエグザビークルなんじゃないの…??
後ろから。少し後に発売される大型プロペラントタンクユニットとの連結を行うための部分というのもあるかもですが、コアユニット後方は少し空きスペースがあるのがポイントですね。
ここに何か盛ることができたらさらにボリュームを上げられるかも…?
カスタマイズ
ここからは分解してユニットごとに使うなどのカスタマイズについて見ていきますよ!
今回のベース機として使っていくのはこちらのフォレスティエリ(バイロン軍仕様)です。
コアユニットをEXMに接続しよう
まずはコアユニットの使用例から。今回は今まで使っていなかったこちらのパーツを使っていきます。
このパーツは…?見た感じコアユニットの後部をバックパック用のピンに変換するためのモノっぽいね。
その通り!ちょっと影になって見えなくなっていますが、へこんでいない方をセットすることでこのピン二つを使って…
EXMのバックパックとして接続できるようになるのです!
へー…こういう使い方もあるんだねコレ!
ただこの後どのようにカスタマイズするのかというのがちょっと難しかったり、何ならこのコアユニットはかなりデカいのでそのままだと後方に重心が言ってしまい後ろに倒れやすくなってしまうという問題点を持っていたりと気になる所も多いですね。
なるほどね…
その解決策…というワケでもありませんが、先ほどのジョイントを使わない場合、元々造形されている1軸を使って…
このように胸部にコアユニットを接続することも可能です。
なるほど、2キット以上いるけど前後両方に接続することで重さのバランスを元と同じにしようってわけか!確かに面白くはあるけど、やっぱこれだけじゃちょっと物足りないような気も…
そこは今後の研究次第ですかね?
ブースターパーツは脚にもなる?!
続いて見ていくのは大型ブースターパーツ。上部にCジョイント受けがあるというので何となく察しがついた方もいるのではないかと思いますが…
ご覧の通りEXMの脚部の代わりとしても接続できるようになっていますよ!
おおっこれは…!本体に組み込むことができるってのもいいよね!だいぶ前にコトブキヤのMSGにあったやつと見た目も機能も結構似てるかなーと思ってたけど、成型色あたりの違いがあるのかあれとは違ったカッコよさを感じるよ…
MSGの方も良いですよね…
ちなみにこのユニットにはスリッパに当たる部分がないので基本的には地上戦には対応していないのですが、両足にこのブースターを接続している場合…
なんと普通に自立が可能となっていました!!
おお、ちょっとイレギュラーな形かもしれないけど、足としての機能もしっかり持ってるんだね!
シールドスラスターは連結できる!
続いて見ていくのは…シールドスラスターに関してのカスタムなのかな?
ですね。このパーツは拡張性をお見せする時に後方の6角形の装甲パーツは裏面にジョイントが余るというのをお見せしたのを覚えていますか?この装甲…実は反対側も全く同じ造形をしているので…
片方の装甲を外し、そこを介してもう片方のシールドを装着することでこちらのビッグサイズかつホワイト&ライトグレーのツートンがカッコいいシールドを手に入れることができるのです!
おおっこれは確かにいいね!EXMに持たせるのであればちょっとデカすぎる気もするけど…カスタムで大型機を組んだ場合はこの状態のシールドを活用できるかも…?これは挑戦してみたくなってくるぞ…!
グリップパーツの使い道とは…?
そういえば…ここまでで全く使ってないこのグリップみたいなパーツがあるんだけど…これって何に使うの?
このパーツは見た目そのままグリップとして使うものになっていますよ。設置場所はこちらのコア後方の上部にある3ミリピン。ここにセットする形で使う用になっているみたいです。
使い方としては…多分こんな感じでアタックサブマリン同様に、上にEXMを乗せて空や宇宙を飛んだりするのに使うんじゃないかなぁと思われます(説明書にはこの部分を使ったカスタムは記載されていなかったので詳細は不明)。
なるほどね…ただちょっと幅が狭いからかハンドパーツに圧がかかって自壊しかけてるから、J1の6番パーツ等で幅を拡張して使う…みたいに対策を取ってみるのもいいかもね!
おわりに
ということで、オプションパーツセット9こと大型ブースターユニットのレビューは以上になります!
今回のまとめ
なるほどなるほど…今回のアイテムは推進系に防御面等でEXMを大幅に強化するカスタムパーツとしてはもちろん、そのまま組み立てることでエグザビークルかと言わんばかりの大型戦闘機的な感じの機体が組みあがるって感じのものだったね!噂ではこのキットの争奪戦はかなり激しかったっていう話だったけど、これは確かに良い物だもんなぁ…
僕も基本的には多くの人に行きわたってほしいという思いもあって1キット分しか予約しないようにしているのですが、今回ばかりは30MMと30MSの2つにつ分けて使ってみたいなぁと思ったので2キット予約してましたからね…もしかしたらそういった感じの需要もあったのかもしれませんね。
ちなみに記事中でもチラッと触れたけど、今後発売される次のオプションパーツセット10の大型プロペラントタンクユニットとの合体機構もあるとか何とか…この辺の連動要素があるってのも注目ポイントだよね!
ですね。カスタムの可能性がホント高いこのキット、もしも買えそうなチャンスがあればぜひ手に取ってみてくださいね!
それでは皆さん、よいプラモライフを!