バイロンの新星のリサイクル!今度はどんなパーツが取れるのか?
プラモデルを製作するうえでどうしても出てくるゴミ、ランナー。今回はシエルノヴァのランナーを基に、処分しやすくする処理に加え一部をカスタムパーツとしてリサイクルする手法をお届けします!
基本的な手法、手順に関しては他の3機と同じものになっているから、今回は軽めに見ていくことにしましょう。
シエルノヴァランナー編
果たしてシエルノヴァのランナーからはどんなものが採れるのでしょうか…?それではさっそく見ていきましょう!
ランナー全体図
ランナーはこんな感じになっています。
パッと見た感じ、今までのものとはちょっと採れるものが変わってきそうな気がしますね。
クリアランナー切り出し
まずはクリアランナーから切り出していきます。
切り方は毎度おなじみの穴を利用した手法。
切り出したパーツがこちら。
…小さくないですかコレ?
センサーに使える突起があるだけまだいいですが、クリアランナーのサイズはおそらく最小なのではないかと思います。
L字型プラ棒(丸)切り出し
今回切り出す部分は赤丸の部分です。
青丸部分に関しては、L字型プラ棒として切り出すと2個分になる所になりますが、ここはいつもと違う切り方をしてみたので少し差別化しています。
そして切り出したパーツがこちら。1つ吹き飛んで行ってしまったので無くなっていますが、L字型プラ棒が計7個、受話器のような形のパーツが1つ手に入りました。
この受話器みたいなのが青丸で囲んでいた部分で、陸戦アルトやエグザビークル(タンク)に付属する無限軌道部分のようなパーツをつなぐことなどに使えそうな感じです。
T字型プラ棒切り出し
続いて切り出していくのはT字型プラ棒。主に緑丸の部分を切り出していきます。
黄色丸で囲んでいる部分に関しては、T字型プラ棒(あるいは十字型プラ棒)として使えそうではあるのだけど、T字型プラ棒として使う場合は下に伸びている部分を切ることになって、そうすると強度が下がってしまうのよね…
なのでここはお好みで切り出す、という形にしてみました。(ちなみに僕は直線型プラ棒として切り出しています)
そして切り出したパーツがこちら。
合計5個のパーツを手に入れることができました。
十字型プラ棒
次に切り出していくのは十字型プラ棒。
確定で切り出せる部分は青丸で囲んでいる2か所だけになるわ。
というわけで十字型プラ棒2個を獲得。
採れる数が限られている貴重な部分ね。
直線型プラ棒切り出し
残った部位から直線型プラ棒を切り出していきます。
今回切り出せたのは合計36個。他の機体のランナーと比べると、長めのプラ棒が少し多めに切り出せているのではないかと思います。
ランナータグ切り出し
最後にランナータグもしっかり切り出しておきましょう。
切り出したランナータグ。
今回の記事関連でも4つのランナータグが手に入りましたが、それ以前にも切り出したものがありまして、かなりの数のタグが手元に来ていますね。
そろそろランナータグを使った改造にも挑戦してみようかな?
残ったランナーはこんな感じに
残ったランナーはこんな感じ。
リング状の部分がついているところはもう少し切った方がいいかもしれませんが、やはりコンパクトになったのではないかと思います。
オプションアーマー編
ここからは、シエルノヴァ用のオプションアーマーのランナーを見ていきます!
オプションアーマーだからとって馬鹿にしてはだめよ?こっちにも本体のランナーにはない特色がたくさんあるのだから…
士官仕様アーマー
まずは士官仕様アーマーです。
このアーマーはシエルノヴァを士官仕様に改装することができるアーマーセットで、一本角のあるフェイスや肩から伸びるカバーのようなパーツ、そして巨大なクローが特徴です。
ランナーはこんな感じ。タグが3枚も取れるのは中々いいですね!
ただ、3ミリプラ棒として使えるのは、リングから伸びる十字部分くらいなもので、そっちの数はあまり多くは取れないわね。
ランナータグの切り出し。このままではランナーの枝が邪魔でカッターマットにタグをくっつけられず、非常に切りにくい(切れなくはないがケガにつながる恐れがあるので要注意!)
この作業がいるのはA6タグのみ。残りのタグは比較的簡単に切り出すことができました。
そしてこのランナーには、何も書かれていない、少し幅の広いタグのようなものがありますので、これも切り取っておきましょう!
この特殊タグはランナーから上に生える形で成型されているので、このままではまともに切り出すことができません。そこで、切り出しやすいように周りをカットしていきましょう。
今回は黄色の丸で囲んでいる部分を切る、という例を提示しているわ。
ひとまず切りやすそうな状態にまで持ってきましたが、周りのタグがくっついているプラ棒はかなり短くなっているので、素手で切りだそうとすると思わぬ事故につながりかねませんね。
ここは軍手や頑丈な手袋みたいな、手をガードできるものをつけて作業をするのがおススメね。
というわけで、今回はこれだけの量のパーツを切り出すことができました!
防衛作戦用アーマー
防衛作戦用アーマーはこんな感じです。
これは…士官仕様アーマーのものとすごく似てるみたいね。
似ていると見えるのも無理はない話…というか、下の飛び出ている部分(A6、A7のタグがある部分)で違いを出しているだけで、上半分は全く同じ形状のパーツおよびランナーとなっているのですよ。
ちなみに取れるパーツもほとんど同じものになっていたのだけど、唯一特殊タグのみ2枚付属していたわ。
ついでに言うと、このタグには2本のラインが入っているという、これまた特殊なものになっています。
どこかに貼りつけてディテールアップを行うのに向いているような気がしますねコレは…
このランナーから取れたパーツはこんな感じになっていました。
指揮官仕様アーマー
ランナーはこんな感じです。珍しいブルーグレー成型のパーツおよびランナーですね。
無塗装で色を合わせられるのはポルタノヴァのブルーグレー(水中仕様)かネイビー(ブルーグレーのサブカラー)くらいしかないのだけど、どちらもシエルノヴァの機体カラーには出ていないのがネックね…
ランナータグは他のものと比べるとかなり取りやすくなっているのが特徴。ケガに気を付けながら切り出してみてくださいね。
3ミリプラ棒として使えるのはこの辺り。枝やリングは使いづらいので後ほど除外しますが、ここに掲載できていないだけで、周りの枠の一部も使える形状をしている部分があります。
ということでちょっと早いですが収穫をご覧ください。
十字の部分にはなかったL字プラ棒を始めとした、多数のプラ棒を取ることができました!オプションアーマーのランナーとしては中々破格の量になっているように思えますね。
ランナーのスイッチがついている部分は、ミサイルなんかを再現するのに使えるかも…と思って切り出しておいたものになるわ。実際にどうなるかはこれから実験してみる予定ね。
高機動型アーマー
準備中です… ランナーはこんな感じです。この項目はただいま改装中ですので、もうしばらくお待ちください!
使用例
使用例…といっても今回はこれだけになりますが、受話器型のパーツを使った例です。
シエルノヴァの腕とオプションアーマー付属のハンドパーツをつなぐことができるようになるわね。こうすることで接続が緩くプラプラしやすいオプションアーマーのハンドパーツを固定できるようになるから、ポージングをやりやすくなる…かも。
終わりに
今回は短めでしたが、以上でランナー素材加工のシエルノヴァ編、更にエグザマクス4機分の紹介はこれで終わりとなります。
シエルノヴァのランナーからは角が角ばったL字型プラ棒が取れなかったのは残念だったけれど、それぞれの機体のランナーからは採れるものと数が多少変わっていたのはなんだかおもしろかったわね。
見てくださった方からコメントをいただいたりもしていますが、パーツ取りのほかにランナーの処分がやりやすくなったとのお声をいただいています。記事を役立てていただいて僕もうれしい限りです…
次回からは少し製作した機体やレビュー関連が滞っているので、そちらもやっていこうと思いますが、オプションアーマーやマルチブースターなど、まだまだ加工に挑戦していないものもありますので、少しづつそちらにも挑戦していきたいです。
それでは皆さん、よいプラモライフを!