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【創彩少女庭園】結城まどか レビュー

創彩少女庭園 結城まどか(ドリーミングスタイル・フレッシュベリー)

 

今回は、ついにリリースされたコトブキヤの新プラモシリーズ、創彩少女庭園より、結城まどかを見ていきます!

現段階では2つの色違いが発売中なのですが、今回はそのうちの一つ、ドリーミングスタイルverを見ていきます。

通常版が手に入ったらこちらに追記していきますので、その時はまた見に来ていただけると幸いです。

目次

ドリーミングスタイル版

このドリーミングスタイルは、コトブキヤ直販限定で取り扱われている色違い(カラーバリエーション)キットとなっています。通常カラーがいかにも普通の女子高生といった感じだったのに対し、こちらは全体的な色合いがアニメに出てきそうな感じになっているのが特徴。今から詳しく見ていきますが、すぐにどんな感じになっているかはお分かりいただけるのではないかと思います。

それでは一緒に見ていきましょう!

パッケージ・付属品

パッケージ。

FAガールと同じ縦長のパッケージです。通常版がかなりキラキラしたイメージのデザインだったのに意思、こちらは意外と簡素な感じですね。

 

説明書。中の構成はメガミデバイスやFAガールなどとほとんど同じ。

 

ただ、パーツリストのみ、説明書から切り離されています。これに関しては、組み立て中に確認がしやすいように、という配慮をしてくださっているとのことです。実際これすごいありがたいですね。

(組み立て中にランナー確認したくなった時、わざわざ説明書をペラペラめくらなくても良くなるのですよ。)

デカール。

アイプリントの他、制服の模様っぽいものなど、一部マーキングシール的な役割を持つものもありますね。

フェイスパーツ。

表情は笑顔、ふくれっ面、驚き顔、困り顔の4種類+各表情の印刷なしバージョンと、計8個のフェイスパーツが付属。一番驚いたのが、印刷なしのフェイスパーツが一般販売品に同梱されているという点です。

コトブキヤ製キットの印刷なしフェイスといえば、限定版キットに付属していたり、コトブキヤ直販での購入特典だったりと、需要ありそうなのに入手手段が非常に限られているという印象だったので、気軽に手に入るようになっているのは本当に驚きでした。(他に一般販売品に同梱されているものといえば、ブロッカーズフィオーレシリーズくらいしか思い当たりませんでした。)

ハンドパーツ。握り手、ピースサイン、平手、持ち手の普通、狭、広3タイプと、なんと6種類も付属しています。

左の3つ(握り手、ピース、平手)なんかはじゃんけんをしている様子を表現するのに使えそうですね…

ただちょっと心配な点もありました。何かというと、ズバリ、ジョイントです。というのも、メガミデバイスなどでは、こういったジョイントは二つの小さなパーツを組み合わせ、それを使ってハンドパーツと腕を接続するという方式だったのですが、このシリーズのハンドパーツは、ジョイントの片方が一体化しているのです。

何が言いたいかというと、そもそも壊れやすいこのジョイント、メガミデバイスなどでは破損した部分を予備や別キットからの流用で補えばよかっただけのところですが、このシリーズでは破損、特にハンドパーツ側が破損した場合、一巻の終わりです。一応接着剤などで応急処置はできるかもしれませんが、見た目が悪くなったり、結局もろいままなのは変わりはないでしょうし、結果、もう1セット買い直した方が早い…となりかねません。

創彩少女庭園 結城まどか(ドリーミングスタイル・フレッシュベリー)

 

全体像

まずは全体像を見ていきましょう!

ぱっと見のフォルムは通常版と同じく、まさに女子高生!といった感じなのですが、カラーリングなどまで現実に良そうな感じの人だった通常版に対し、髪はピンク色、制服もピンクに赤スカートと、アニメキャラなどとして出ていそうな、どこか現実離れした雰囲気を醸し出すようになっていますね。

頭部

パケ絵にも使われているロングヘアタイプのヘッドパーツ。シンプルでありながら可愛さも、あるいは美しさも醸し出せる良い造形ですね(この辺は人によって感じ方が違うかも…?)

別パーツで毛のハネが再現されているのも面白いポイント。

 

ポニーテールのヘッドパーツ。恥ずかしがっていそうな表情をさせてしまっていますが、笑顔パーツを使えば、快活で元気いっぱい!といった感じの印象を与えることができそうです。

後でまとめられている都合上撮影セットに立たせる場合や寝かせる場合などにパーツ破損に注意する必要がありますが、ロングヘアとは違い可動を一切妨げないのもGOOD。

ツインテールタイプのヘッドパーツ。かわいらしさあふれる印象にすることができる一方、僕の偏見も大きいとは思いますが、ふくれっ面パーツを差してあげることで、ツンデレ的な印象を与えることも出来そうだなぁと思いました。

ツインテールは3mm穴に小さなボール軸を差して接続するというメガミデバイスなどでよくある方式が取られていました。

と、ここまでに3つのヘッドパーツを紹介してきましたが、このシリーズの凄いところの一つ、なんとこれらのヘッドパーツはすべて組み上げることが可能!メガミデバイスWISMのようにコンパチ(複数のうち一つしか組めない仕様)ではなく、3つの頭部を組むことができるのです。

これによって表情こそ入れ替えが必要ですが、髪型の変更は頭部を差し替えるだけでおKというお手軽仕様に!

また、後ほど紹介しますカスタムでも大いに役に立つはず…これ覚えておいてくださいね!

各部位について

背面。スタンド用の穴が開いています。

この穴は3mm穴なので、メガミデバイスやFAガールと同じような武装を盛ることも可能。

下半身アップ。

スカートはマットな表面処理がなされているパーツで色分けされています。パーツ洗浄またはメラミンスポンジをかけるだけでも、それなりに見た目は良くなりそう。

膝の可動軸は、FAガールやメガミデバイス系…というよりも、バンダイ製のすーぱーふみな系に通じるものがあるな、と思いました。

後ろから。靴下や靴までちゃんと色分けされているのは中々凄いポイントですよね…

とはいえ、靴の金属部分(?)などこまーかいところは塗装がいりそうです。

可動域

腕の可動域。肩の可動域はそれなりに良いし、肘の曲がり方もかなりいい方。問題なのは、肘あたりを外側へ向けて稼働させようとすると、すぐ接続していたジョイントが抜けそうになる、あるいは抜けてしまうという点。抜けなかったとしても、画像の右腕のように、丸軸が目立ってしまうのです。

可動を簡略化した弊害でしょうか…

前後開脚。はっきり言いますが、全くと言っていいほど動きませんでした。

というのも、赤いスカート部が思いっきり干渉しているのが原因なのです。

つまるところ、左右開脚も同様に全然できません。

 

絵面的に超危険なのですが、スカートを外すことである程度改善は可能(これを改善といってはいけない気がするけど…)。

というか、見えなくなるのにパンツっぽいものまでしっかり色分け及び造形してるっていう所、ものすごいこだわり様ですね…そこまでやるのかコトブキヤ…

肝心の可動域ですが、スカートがないだけでマジここまで改善されます。

というか、太もも部分に至っては、引き出し機構まで備えているのにスカートに可動を殺されてしまっているという超残念仕様になっていることがわかりますね。

本来なら座るポーズなどで行かせるのでしょうけど、後ほど紹介しますとある付属品の存在でその役目すら奪われる始末。もったいない機構だなぁ…

カスタマイズ例

それではカスタマイズ例を見ていきましょう!

とその前に…付属している小物類を紹介していきますね。

付属品(小物類)

まず重要なのが、なんと言っても付属している小物類です。

セット内容は、台座、学生かばん、スマホ(形状違いで2台)、立ちポーズ用の表情付きスカート、座りポーズ用の腰一式、となっています。

スマホとかばんが付属しているのは中々面白いなと思う一方、スカートの干渉の都合上、座り状態を差し替えでしか再現できなかった、というのはちょっと残念かなと思いました。

サイドテール&スマホを持たせてみる

髪型は、付属のパーツのみでもある程度自由にいじることが可能。

今回は、ツインテールの左側だけを残し、サイドテールにしています。(右側だけを残すことももちろん可能。)空いた穴は3mm規格なので、髪飾り状のパーツをお持ちであれば、装備させてあげると良さそうです。(メガミデバイス忍者のリボンやマジカルガールのハート、FAガール白虎のシニョンなど、意外と選択肢は豊富。ランナーから削り出しちゃうという手もありますね…)

また、左手(持ち手・狭)にはスマホを持たせています。というかこの持ち手は今のところスマホ用のようですが…紙の本とかを作って持たせてあげても良いかも?

 

ショートヘア&100均アイテム

今度は左側も取っ払い、ショートヘアにしてみました。この辺の組み換えは、メガミデバイス朱羅シリーズあたりの構想が取り入れられているのでしょうか?

座り用の腰に差し替え、コンテナに座って休憩!

このコンテナは、100円ショップのセリアで手に入るプラスチック製の小物入れです。

 

互換性

今回だけの可能性もありますが、創彩少女庭園の頭部ボールジョイントは、同社より発売中のFAガールのものと互換性があります。

今回互換性チェックに協力してもらったのは、つい最近組み上げたナイトマスターさん。

ジョイントが同じなので、無改造でお互いにポン付けすることが可能。

なおバランスは…まどかヘッド+FAガールボディは、頭が比較的小さめなので長身っぽく見えて思ったより僕は好きです。FAガールヘッド+まどかボディは、逆に頭でっかちな感じになりますが、アニメとかに出てくるキャラとしてみれば思いのほか等身があっているような気がします。こういう組み合わせも良く考えられてるのか…

シルフィーの頭なんかを装着すると、その可愛らしさからよく似合いそうな気がします。

そしてFAガールのジョイントと互換があるのならば…?

FAガール用ジョイントを用いて、メガミデバイスのボディに接続することも可能です!

そして画像でも実践していますが、本キットでは頭部を3つ組むことができると紹介していました。これは、FAガールやメガミデバイスの素体を用意できれば、同じ顔をしたキャラを一気に3人用意できるということでもあります。メガミボディを使用した場合は違和感が全くなく、こうして並べてみると、姉妹(機)だといわれても全く違和感なく通りそうな気がします…笑(実際に右の九尾ボディの子は姉設定にしようとしている所です)

なんと学生かばんも付属

このキットには、スカートと同じような素材で学生カバンも付属しています。

もちろんプラスチック成型なので、開けたり折り曲げたりすることは出来ませんが、手提げ紐の最上部に、持ち手(普通)用のグリップがあるため、このように手提げ状態にすることが可能。

プラスチック製なので、ガラの悪そうな人に出会っても撃退できちゃいます(違

おわりに

以上、創彩少女庭園シリーズより、結城まどか(ドリーミングスタイル・フレッシュベリー)のレビューでした!

女子高生風プラモという、今までありそうで一つもなかったのがリリースされたこともあり、発売前から凄まじいまでの注目度だったと思っていましたが、組んでみると確かに可愛いし、可動もそれなりにあり、付属品も豪華と、かなりいいキットだったと思います。

同社のメガミデバイスなどと比較すると、構造が簡略化されているからか、どうしても可動性能の低さやハンドパーツ周りの構造が気になってしまいますが、それはカスタムの余地がある、ともとらえられます。

何にせよ、これから先のシリーズ展開にかなり期待ができそうな感じなので、出来るだけ追っていきたいものです。(前オンライン展示会に行ったときに、アニメ版FAガールにいた源内あおがラインナップに混じってたので、こういうコラボのもとになる可能性も大きい…続報を待ちましょう!)

それでは今回はこの辺で。皆さん良いプラモライフを!

↓通常版

 

※ドリーミングスタイル・フレッシュベリーは、基本的にコトブキヤ(オンラインショップなど)直販でのみ購入できる限定バージョンです。一応Amazonなどに流れているものがちらほら存在していますが、どれも数千円ほど割高になっている(場合によっては1万を超えているものも…!)ので、このカラーをお探しの方は、再販まで待ってみるのをお勧めします。

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この記事を書いた人

当初家にたくさんあった「積みプラ」と呼ばれるものを崩すついでに「情報発信に挑戦」しようとブログを始めた人。早いものでブログ開設からもうすぐ3年となります。

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